中高英語教師のための授業アイデア&最新情報ニュースレター

【中高英語教師のための授業アイデア&最新情報】 2026年2月16日(月)~原田先生の英語教育ニュースレター Vol.001 ~

ENGLISH TEACHER’S BRIEFING

📬 原田先生の英語教育ニュースレター

中高英語教師のための授業アイデア&最新情報

2026年2月16日(月)| Vol.001

⚡ TODAY’S HEADLINE

東大大学院が2026年度から「全授業英語化」— 日本の英語教育が転換点に

東京大学大学院工学系研究科が、2026年度から原則すべての授業を英語で実施すると発表し、大きな議論を呼んでいます。「日本語で学んできた学生にとって不公平ではないか」という声がある一方、グローバル化の流れの中で避けられない変化だという意見も。中高の英語教育に求められるレベルが確実に上がっています。今日の帯活動から「英語で考える力」を鍛えていきましょう。

🔗 参考:The Japan Times — More Japanese universities pushing toward teaching in English

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今日の帯活動アイデア(5分でできる!)

🎲 “Fortunately / Unfortunately” ストーリーチェーン

対象:中学3年〜高校 | 時間:5分 | 準備:不要

▶ やり方:

① 先生が最初の文を言う:“Yesterday, I found ¥10,000 on the street.”

② 生徒Aが “Unfortunately, …” で続ける:“Unfortunately, a police officer saw me.”

③ 生徒Bが “Fortunately, …” で続ける:“Fortunately, he said I could keep it.”

④ 交互に続けていく。ストーリーが面白くなればなるほど盛り上がる!

💡 ポイント:fortunately / unfortunately の発音練習にもなり、即興で英語を組み立てる力が鍛えられます。過去形の復習にも最適!

🔤 Word Mastermind(単語推理ゲーム)

対象:中学1年〜 | 時間:5分 | 準備:黒板のみ

▶ やり方:

① 先生が4文字の英単語を考え、黒板に「XXXX」と書く

② 生徒が4文字の単語を推測して言う

③ 正しい位置の文字は ✓、含まれるが位置が違う文字は △、含まれない文字は ✗ で表示

④ 最少回数で当てたペア・グループが勝ち!

💡 ポイント:Wordleと同じルール!スペリング力+語彙力が同時に鍛えられます。中1なら3文字から始めてもOK。

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AI × 英語指導 最前線

🆕 注目ツール:Twee

英語教師専用のAIツール。トピック・リンク・単語リストを入れるだけで、CEFRレベル別(A1〜C2)のリーディング教材、穴埋め問題、ディスカッション質問、ライティングプロンプトが数秒で自動生成されます。

✅ Google FormsやDocsで共有可能
✅ PDFやWord文書として印刷可能
✅ AIによる自動採点機能付き
✅ TED TalkのURLを入れるだけで問題作成

🎓 活用例:明日の授業のリーディング教材を、生徒が興味のあるトピック(TikTok、テイラー・スウィフトなど)で作成!

🔗 Twee 公式サイトはこちら →

📱 MagicSchool AI — 授業準備を革命的に時短

2026年にアップデートされたMagicQuizzes機能が注目。授業の最後に即座に形成的評価(Exit Ticket)を作成でき、AIが自動採点+結果サマリーを提示。生徒の理解度を授業ごとにリアルタイム把握できます。基本機能は無料プランでも利用可能。

🔗 MagicSchool AI 公式サイトはこちら →

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英語教育ニュース FLASH

🇯🇵 JAPAN

EF英語能力指数、日本は11年連続で順位低下 — 96位に

EF Education Firstの2024年版英語能力指数で、日本は123カ国中96位と過去最低に。中学英語教師のうち、政府が求める英語力基準を満たしているのは35%未満。全国テストでは英語スピーキングで半数以上の生徒が0点という衝撃的なデータも。「読む・書く」偏重からの脱却が急務です。

🔗 参考:Japan Today — Japan’s EF English Proficiency Index rank drops for 11th straight year

🏆 SAITAMA

さいたま市、中学英語力6年連続全国1位の秘密

文科省の調査で、さいたま市の中学生が英語力全国トップを6年連続で達成。鍵は「Classroom English」の徹底。授業は原則英語で進行し、担任とALTの2人体制で実施。慶應大学の中室牧子教授は「優れた教員、徹底した研修、データに基づく個別指導」の3つを成功要因として挙げています。

🔗 参考:News On Japan — Saitama Tops National English Rankings for Sixth Year

🌍 GLOBAL

Microsoft「AI Skills Navigator」— 教師向けAI研修を13言語以上で無料提供

Microsoftが教育者向けに「Elevate for Educators」プログラムを発表。AIを授業に統合するための無料オンライン講座と資格認定を提供。ISTE+ASCDとの共同開発で、AI Literacy Frameworkに対応した実践的な内容です。

🔗 参考:Microsoft Education Blog — Introducing Microsoft innovations for AI-powered teaching

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超絶使える!英語学習ツール

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ELSA Speak

AIが発音をリアルタイム分析。生徒の弱点の音素を特定し、個別練習プランを自動生成。アメリカ英語ベース。

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📝

Brisk Teaching

Google Docs内で動くAI。リーディング教材のレベル調整、ライティング添削が秒速。プライバシー評価93%で安心。

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🌐

YouGlish

英単語を入力するとYouTube動画でネイティブの実際の発音を確認できる。アクセント・ストレスの指導に最適。

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🎮

Kahoot!

定番のクイズプラットフォーム。帯活動の語彙テスト、文法確認に。生徒のスマホだけで即実施可能。

公式サイトを見る →

🌎

世界の英語授業から学ぶ

🇫🇮 フィンランド式:「失敗OK」の教室文化

英語力世界トップクラスのフィンランドでは、授業中の間違いを「学びの材料」として積極的に活用しています。先生が率先して「あえて間違える」ことで、生徒が安心して発言できる空気を作る手法が一般的です。

🔑 明日から使えるテクニック

授業の冒頭で先生が英語でわざと間違いを含んだ文を言い、生徒に「どこが変?」と聞く。例:“I goed to school yesterday.” → 生徒が “went!” と指摘。自然に文法の復習になり、「間違いを見つけるのは楽しい」という体験に変わります。

TODAY’S QUOTE FOR TEACHERS

“The mediocre teacher tells. The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires.”

— William Arthur Ward

💡今日の1分ティップス

帯活動の「5分」は黄金の時間。同じ活動を2週間続けてからチェンジするのが効果的。生徒がルールに慣れ、英語を使うことに集中できるようになった頃がベストパフォーマンス。すぐに変えてしまうのはもったいない!

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haradaeigo.com

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