C2名詞ギリシャ系新しく追加

narcissistの語源と意味

/ˈnɑːrsɪsɪst/ナーシシスト

自己愛の強い人、ナルシスト

絵で分かる語源

narcissist の語源のイメージ:水に映る自分に恋した人
水に映る自分に恋した人
narciss元の語ナルキッソスギリシャ語 Narkissos
ist接尾辞〜な人ギリシャ語 -istēs

ナルキッソス+人 → ナルキッソスのような人 → 自分を愛しすぎる人

narcissist の語源ストーリー

narcissist の元は、ギリシャ神話の美青年ナルキッソスです。ローマの詩人オウィディウスの『変身物語』によると、森の妖精エコーは彼に恋しましたが、冷たく拒まれます。エコーはやせ細り、最後は声だけが残りました。こだまを表す echo は、この妖精の名と同じギリシャ語です。罰としてナルキッソスは、泉の水面に映った自分の姿に恋をし、そこから離れられなくなりました。彼が消えたあとには、1本の花が咲いていたといいます。この花が narcissus(スイセン)です。英語の narcissist は、20世紀前半に心理学から日常語へ広がりました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ギリシャ語
    Narkissos
    神話の美青年
  2. 2
    ラテン語
    Narcissus
    ナルキッソス・スイセン
  3. 3
    英語20世紀前半
    narcissist

例文

A true narcissist rarely notices how his behavior affects the people around him.
本物のナルシストは、自分のふるまいが周りの人にどう影響するかにほとんど気づかない。

よく使う形:a classic narcissist(典型的なナルシスト)

暗記フック

泉に映った自分に恋したナルキッソス+ist(人)。

入試・使い方のポイント

日本語の「ナルシスト」はこの語。英語では narcissist と -ist で、つづりに ss が入る。

受験ミニ情報 アクセントは第1音節 NAR-cis-sist。egotist との言い換えが語彙問題に出ることがある。

派生語・言い換え受験で問われる形

narcissistic形容詞 自己愛的な

言い換え(同じような意味)

egotistうぬぼれ屋
egomaniac極端な自己中心者

同じ語源の仲間(3語)

narcissism自己愛
narcissistic自己愛的な
narcissusスイセン

ほかの言語の兄弟

フランス語narcissique自己愛的な(人)
ラテン語Narcissusナルキッソス

よくある質問

narcissistの語源は?

narciss(神話の美青年ナルキッソス)+ist(人)→自分を愛しすぎる人→ナルシスト narcissist の元は、ギリシャ神話の美青年ナルキッソスです。ローマの詩人オウィディウスの『変身物語』によると、森の妖精エコーは彼に恋しましたが、冷たく拒まれます。

narcissistの意味は?

自己愛の強い人、ナルシスト(名詞)。コアイメージは「水に映る自分に恋した人」です。

narcissistの覚え方は?

泉に映った自分に恋したナルキッソス+ist(人)。 同じ語源の narcissism・narcissistic・narcissus とまとめて覚えると効率的です。

narcissistの発音は?

/ˈnɑːrsɪsɪst/(ナーシシスト)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。