C2名詞ラテン系

largesseの語源と意味

/lɑːrˈʒes/ラージェス

気前のよさ、施し

パーツに分けると

larg元の語豊かな・気前のよいラテン語 largus
esse接尾辞〜の性質

気前のよい+性質 → 気前よく与えること → 気前のよさ・施し

コアイメージ
大きな心で分け与える

largesse の語源ストーリー

largesse は、古フランス語 largesse(気前のよさ)から来ています。large の元の意味「気前のよい」が、この語にはそのまま残っています。中世の騎士道物語では、largesse は騎士が持つべき大事な徳の一つとされました。勇気と同じくらい、家来や貧しい人に惜しまず分け与えることが重んじられたのです。今の英語では、権力者や大富豪が「気前よくばらまくお金」を少し皮肉に言うときにも使います。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ラテン語
    largus
    気前のよい
  2. 2
    古フランス語
    largesse
    気前のよさ・施し
  3. 3
    英語13世紀ごろ
    largesse

例文

The foundation's largesse funded scholarships for hundreds of students.
その財団の気前のよい支援が、何百人もの学生の奨学金を賄った。

よく使う形:corporate largesse(企業の気前のよい支援)

暗記フック

large(大きい)と同根larg。心の大きさ=気前のよさ

入試・使い方のポイント

米国では largess ともつづります。government largesse(政府のばらまき)のように、やや皮肉に使うことが多い語です。

受験ミニ情報 英検1級レベル。large の元の意味「気前のよい」から推測できる語。generosity への言い換えが定番。

派生語・言い換え受験で問われる形

言い換え(同じような意味)

generosity気前のよさ
munificence大盤振る舞い
bounty恵み

同じ語源の仲間(4語)

large大きい(元は気前のよい)
largely主に
enlarge大きくする
largoラルゴ(音楽)

ほかの言語の兄弟

フランス語largesse気前のよさ
イタリア語larghezza幅・気前のよさ

よくある質問

largesseの語源は?

仏語largesse ← ラテン語largus(豊富な、気前のよい) largesse は、古フランス語 largesse(気前のよさ)から来ています。large の元の意味「気前のよい」が、この語にはそのまま残っています。

largesseの意味は?

気前のよさ、施し(名詞)。コアイメージは「大きな心で分け与える」です。

largesseの覚え方は?

large(大きい)と同根larg。心の大きさ=気前のよさ 同じ語源の large・largely・enlarge とまとめて覚えると効率的です。

largesseの発音は?

/lɑːrˈʒes/(ラージェス)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。