C2名詞ゲルマン系新しく追加

knaveの語源と意味

/neɪv/ネイヴ

悪党、ならず者(古風); (トランプの)ジャック

絵で分かる語源

knave の語源のイメージ:身分の低い男の子
身分の低い男の子
knave元の語男の子・召使い古英語 cnafa

男の子 → 男の召使い → ならず者・悪党

knave の語源ストーリー

knave は、古英語 cnafa「男の子・少年」から来た語です。同じ祖先のドイツ語 Knabe は、今も「少年」を意味します。中英語では「男の召使い」の意味になり、身分の低い者へのさげすみが加わりました。1200年ごろには、すでに「ならず者・悪党」の意味でも使われています。トランプの J(ジャック)も、古くは knave と呼ばれました。英国では今も the knave of hearts(ハートのジャック)と言うことがあります。語頭の k は、17世紀ごろに発音されなくなりました。

(語源の出典・確認先:Online Etymology Dictionary / Merriam-Webster / Wiktionary 参考文献の一覧)

ことばの旅

  1. 1
    ゲルマン祖語
    *knabon
    男の子
  2. 2
    古英語
    cnafa
    男の子・少年
  3. 3
    中英語
    knave
    男の召使い・ならず者
  4. 4
    英語
    knave

例文

In the old story, a clever knave tricked the king out of his gold.
その昔話では、ずる賢い悪党が王様をだまして金を巻き上げた。

よく使う形:the knave of hearts(ハートのジャック)

暗記フック

ドイツ語 Knabe(少年)と同じ。少年→召使い→悪党と転落

入試・使い方のポイント

古風・文学的な語で「悪党」。今の会話では rascal や rogue がふつう。

受験ミニ情報 語頭の k は発音しない(knife・knight と同じ)。発音問題で kn- の黙字が狙われる。

派生語・言い換え受験で問われる形

knavery名詞 不正行為
knavish形容詞 悪党らしい

言い換え(同じような意味)

rogue悪党
rascalならず者
scoundrel悪人

同じ語源の仲間(3語)

knavery不正行為・悪事
knavish悪党らしい
knavishlyずるく

ほかの言語の兄弟

ドイツ語Knabe少年
オランダ語knaap若者

よくある質問

knaveの語源は?

cnafa(男の子)→召使い→ならず者 knave は、古英語 cnafa「男の子・少年」から来た語です。同じ祖先のドイツ語 Knabe は、今も「少年」を意味します。

knaveの意味は?

悪党、ならず者(古風); (トランプの)ジャック(名詞)。コアイメージは「身分の低い男の子」です。

knaveの覚え方は?

ドイツ語 Knabe(少年)と同じ。少年→召使い→悪党と転落 同じ語源の knavery・knavish・knavishly とまとめて覚えると効率的です。

knaveの発音は?

/neɪv/(ネイヴ)。このページの「発音」ボタンで音声を聞けます。