ChatGPTに英作文を添削してもらっている人、めちゃくちゃ増えていますよね。
無料で使えて、24時間対応、何度聞いても嫌な顔しない。
最高の添削パートナー——のはずなんですが。
「この英文を添削してください」
……これだけで終わっている人、正直、ChatGPTの力の10%も引き出せていません。
プロンプト(指示文)を変えるだけで、ChatGPTの添削はまるで別物になります。「文法ミスの指摘」から「ネイティブが読んでも違和感ゼロの英文に仕上げるコーチ」へ。
この記事では、英語のプロたちが実際に使っている「神プロンプト」を20個厳選しました。すべてコピペOK。目的別に整理したので、今日からすぐ使えます。
ChatGPTは「何を求められているか」に極めて忠実なAIです。
つまり、曖昧な指示を出せば、曖昧な結果が返ってくる。逆に、具体的で精密な指示を出せば、プロ級のフィードバックが返ってきます。
| 指示の出し方 | ChatGPTの反応 |
|---|---|
| ❌「添削してください」 | なんとなく直す。理由の説明なし。表面的 |
| ⚠️「文法をチェックしてください」 | 文法だけ直して終了。自然さ・語彙力はスルー |
| ✅ 神プロンプトで指示 | 文法・語彙・自然さ・構成を多角的に分析。改善理由も解説。レベル判定付き |
要するに、ChatGPTの性能は同じ。違うのは「聞き方」だけです。
💡「プロンプトエンジニアリング」とは?
AIに的確な指示を出して、望む結果を引き出す技術のこと。いわばAI時代の「質問力」です。英語学習でもこのスキルがあるかないかで、学習効率に圧倒的な差が出ます。
20個のプロンプトに入る前に、すべてに共通する3つの原則を覚えてください。これを知っているだけで、自分でプロンプトをカスタマイズできるようになります。
役割を与える(ロール設定)
「あなたはネイティブの英語教師です」「あなたはIELTS試験官です」のように具体的な「人格」を設定する。これだけで回答の専門性が格段に上がります。
出力形式を指定する
「表形式で」「修正前→修正後→理由の3列で」のようにアウトプットの形を指定する。見やすくなるだけでなく、ChatGPTの分析精度も向上します。
レベルと目的を伝える
「TOEIC 600レベル」「ビジネスメール用」「大学受験の自由英作文」のように学習者のレベルと使用場面を明示する。カスタマイズされたフィードバックが返ります。
まずは日常的に使える「基本プロンプト」から。どのレベルの学習者でも今日から使えます。
📋 コピペ用プロンプト:
あなたはネイティブの英語教師です。以下の英文を添削してください。
【添削の条件】
・文法の誤り、不自然な表現、スペルミスをすべて指摘する
・修正前 → 修正後 → 修正理由 の3列の表で提示する
・修正後の英文全体を最後にまとめて提示する
・日本語で解説する
【英文】
(ここに英文を貼り付け)
これが基本中の基本。「添削してください」と比べると、返ってくるフィードバックの質がまるで違います。表形式で出力させるのが最大のコツ。
📋 コピペ用プロンプト:
あなたは英語のライティングコーチです。以下の英文にはいくつかの改善点があります。
答えを直接教えるのではなく、問題のある箇所に番号を振り、「なぜこの表現が不自然か」を考えるためのヒントを出してください。
私が「答えを見せて」と言ったら、正解と解説を教えてください。
【英文】
(ここに英文を貼り付け)
いわゆる「ソクラテス式」。答えを教えてもらうのではなく、自分で気づく力を鍛えます。学習効果は「答え丸もらい」の3倍以上と言われています。
📋 コピペ用プロンプト:
あなたはアメリカの大学で教えている英語学の教授です。以下の英文は文法的には正しいかもしれませんが、ネイティブが読んだら不自然に感じる箇所があるかもしれません。
以下の観点で分析してください:
1. 日本語直訳っぽい表現はないか
2. もっと自然な言い回しはないか
3. コロケーション(自然な単語の組み合わせ)として正しいか
各箇所について「Before → After → 理由」で表にまとめてください。
【英文】
(ここに英文を貼り付け)
これは「文法は合ってるけど、なんか不自然」問題を解決するプロンプト。日本人学習者が最も苦手とする「ネイティブらしさ」にフォーカスしています。
📋 コピペ用プロンプト:
以下の英文を3つの異なるスタイルで書き直してください。
1. カジュアル(友達に話すような口調)
2. フォーマル(ビジネスメールで使える表現)
3. アカデミック(論文やエッセイで使える表現)
それぞれの違いと、どんな場面で使うべきかも簡単に解説してください。
【英文】
(ここに英文を貼り付け)
1つの英文で3パターンの表現が学べるので、語彙力と表現力が一気に広がります。
📋 コピペ用プロンプト:
以下の英文を添削し、修正後の英文のCEFRレベル(A1〜C2)を判定してください。
【出力フォーマット】
1. 修正箇所一覧(表形式:修正前/修正後/理由)
2. 修正後の全文
3. CEFRレベル判定と理由
4. 1ランク上のレベルに引き上げるためのアドバイス
【英文】
(ここに英文を貼り付け)
自分の今のレベルが数値化されるだけでなく、「次のレベルに行くには何が必要か」まで教えてくれる。成長の道筋が見えるプロンプトです。
💡CEFRとは?
ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference)。A1(初級)〜C2(最上級)の6段階で言語能力を評価する国際基準です。英検との目安はC1≒1級、B2≒準1級、B1≒2級。ChatGPTはCEFRベースの判定が得意なので、英検よりCEFRで聞くのがおすすめ。
受験生・資格試験対策組にとって、ChatGPTは「無料で使える超優秀な採点官」です。
📋 コピペ用プロンプト:
あなたは英検の採点官です。以下の英作文を英検の評価基準に基づいて採点してください。
【評価基準】
・内容(Content):質問に適切に答えているか /4点
・構成(Organization):論理的な構成か /4点
・語彙(Vocabulary):適切な語彙を使用しているか /4点
・文法(Grammar):正確な文法で書かれているか /4点
【出力フォーマット】
1. 各項目の得点と詳細なコメント
2. 合計点(/16点)
3. 改善すべき点TOP3
4. 「基礎レベル」と「発展レベル」の2種類の模範解答
【お題】
(ここにお題を記入)
【私の回答】
(ここに英文を貼り付け)
📋 コピペ用プロンプト:
You are an IELTS examiner. Please evaluate the following essay for IELTS Writing Task 2.
Score each criterion on a band scale of 1-9:
– Task Response (TR)
– Coherence and Cohesion (CC)
– Lexical Resource (LR)
– Grammatical Range and Accuracy (GRA)
Provide:
1. Band score for each criterion
2. Overall band score
3. Specific examples from the essay for each score
4. 3 concrete suggestions to improve by 0.5 band
5. A rewritten version targeting Band 7.0
Respond in Japanese.
【Essay】
(ここに英文を貼り付け)
📋 コピペ用プロンプト:
あなたは大学入試の英語採点官です。以下の自由英作文を100点満点で採点してください。
【採点基準】
・内容の妥当性(30点):設問に適切に答えているか
・文法の正確性(30点):文法ミスの有無と深刻度
・語彙の適切性(20点):語彙レベルと正確さ
・論理的構成(20点):段落構成・展開の論理性
【出力フォーマット】
1. 合計点と各項目の内訳
2. 減点箇所の一覧(箇所/減点理由/修正案)
3. 良い点(褒めるべきポイント)
4. 模範解答(語数制限を遵守すること)
【問題文】
(ここにお題を記入)
【語数制限】
(例:80〜100語)
【私の回答】
(ここに英文を貼り付け)
📋 コピペ用プロンプト:
あなたは和文英訳の指導の専門家です。以下の手順で添削してください。
STEP1:私の和文英訳を読み、文法・語彙・表現の誤りを指摘する
STEP2:各誤りについて「なぜ間違いか」と「正しい表現」を解説する
STEP3:日本語原文で「英訳しにくいポイント」を指摘し、英語に直しやすい日本語に言い換える
STEP4:模範解答を2パターン(基礎レベル・発展レベル)提示する
【日本語原文】
(ここに日本語を記入)
【私の英訳】
(ここに英文を貼り付け)
📋 コピペ用プロンプト:
You are a TOEFL writing instructor. Evaluate my essay using the official TOEFL iBT rubric (0-5 scale).
Assess:
– Development of ideas and supporting details
– Organization and coherence
– Language use (grammar, vocabulary, idiomatic expression)
Provide:
1. Score (0-5) with justification
2. Paragraph-by-paragraph feedback
3. List of “high-scoring phrases” I could have used
4. A revised version targeting a score of 5
Respond in Japanese.
【Topic】
(ここにお題を記入)
【My Essay】
(ここに英文を貼り付け)
「文法ミスはほぼない。でも、もっとネイティブに近づきたい」——そんなあなたへ。
📋 コピペ用プロンプト:
あなたはコーパス言語学の専門家です。以下の英文のコロケーション(自然な単語の組み合わせ)をチェックしてください。
・不自然なコロケーションがあれば指摘し、より自然な組み合わせを提案する
・文法的に正しくても、ネイティブが使わない組み合わせは「△」として指摘する
・特に優れたコロケーションがあれば「◎」として褒める
表形式(箇所/判定/理由/改善案)で出力してください。
【英文】
(ここに英文を貼り付け)
📋 コピペ用プロンプト:
あなたは英語アカデミックライティングの教授です。以下のエッセイの「構成」と「論理展開」だけに焦点を当てて分析してください。文法や語彙のミスは無視してOKです。
分析してほしいこと:
1. 各段落の役割(主張/根拠/具体例/反論/結論)が明確か
2. 段落間のつながり(transition)は自然か
3. 主張と根拠の対応関係は論理的か
4. 結論は導入と整合しているか
改善案を「Before(現在の構成)→ After(推奨構成)」で示してください。
【英文】
(ここに英文を貼り付け)
📋 コピペ用プロンプト:
あなたはESL(英語を第二言語とする学習者)専門の言語学者です。日本人が書いた以下の英文を、日本人学習者が特に間違いやすい3つの観点に絞ってチェックしてください。
【チェック観点】
1. 冠詞(a/an/the/無冠詞)の使い分け
2. 前置詞の選択(in/on/at/for/to 等)
3. 時制の一貫性と適切性
各ミスについて「なぜ日本人がこの間違いを犯しやすいか」も解説してください。
【英文】
(ここに英文を貼り付け)
冠詞・前置詞・時制は、日本人学習者の三大ウィークポイント。「なぜ間違えやすいか」まで解説してもらうことで、根本的な理解が深まります。
📋 コピペ用プロンプト:
以下の英文をCEFR C2レベル(ネイティブに近い最高水準)に書き直してください。
条件:
・元の意味は変えない
・語彙をより洗練されたものにアップグレードする
・文構造をより複雑かつ流暢にする
・修辞的な技法(比喩、対比、韻律など)を可能であれば取り入れる
・変更した箇所と理由を一覧で提示する
【英文】
(ここに英文を貼り付け)
📋 コピペ用プロンプト:
あなたは外資系企業で10年以上勤務している英語ネイティブのビジネスパーソンです。以下のビジネスメールを添削してください。
チェックポイント:
1. トーン:丁寧さと簡潔さのバランスは適切か
2. 構成:件名→挨拶→本題→依頼→締めの流れは自然か
3. 表現:ビジネスで避けるべき表現(too casual/too aggressive)はないか
4. 慣用表現:ネイティブが実際に使う定番フレーズを提案
修正前/修正後/理由の表に加え、修正後のメール全文を提示してください。
【メール本文】
(ここにメールを貼り付け)
添削してもらって終わりでは、もったいない。添削結果から最大限に学ぶためのプロンプトです。
📋 コピペ用プロンプト:
以下の3つの英文はすべて私が書いたものです。添削した上で、私が繰り返しやすいミスのパターンを分析してください。
分析してほしいこと:
1. 共通して見られる文法ミスのパターン
2. 語彙選択の傾向(同じ単語の使い回し、語彙レベルの偏り等)
3. 構文パターンの傾向(単調な文型ばかり使っていないか)
4. 総合的な弱点と、それを克服するための具体的な練習法
【英文1】(ここに英文を貼り付け)
【英文2】(ここに英文を貼り付け)
【英文3】(ここに英文を貼り付け)
複数の英文をまとめて分析させるのがポイント。1回の添削ではわからない「クセ」が浮かび上がります。
📋 コピペ用プロンプト:
先ほどの添削結果から、私が学ぶべき単語・表現をリスト化してください。
【出力フォーマット(表形式)】
・単語/表現
・意味(日本語)
・例文(英語)
・関連語やコロケーション
・覚え方のヒント(語源、イメージ、語呂合わせ等)
添削で出てきた単語は、自分の英文の文脈で学べるので記憶に定着しやすい。自動で単語帳が作れるのは革命的。
📋 コピペ用プロンプト:
瞬間英作文の練習をしたいです。以下のルールで進めてください。
1. 日本語の短い文を1つ表示する
2. 私が英語で回答する
3. 回答に対して「正解/ほぼ正解/要改善」の3段階で判定し、改善点があれば解説する
4. 次の日本語文を表示する
レベル:(初級/中級/上級 から選んでください)
テーマ:(日常会話/ビジネス/旅行/受験 から選んでください)
では始めてください!
📋 コピペ用プロンプト:
あなたは優しい英語の先生です。以下の英語日記を添削してください。
ルール:
・ミスは直すが、私の表現をなるべく活かす方向で修正する
・修正が多すぎる場合は「最も重要なミス」上位3つだけ指摘する
・修正後に「今日のワンポイントレッスン」として、使えるフレーズを1つ教える
・最後に英語日記の内容について英語で短いコメントをくれる(会話の練習のため)
【今日の日記】
(ここに英語日記を貼り付け)
毎日の日記用に設計されたプロンプト。「ミスは上位3つだけ」にするのがコツ。全部直されると心が折れるので、継続重視の設計です。
📋 コピペ用プロンプト:
あなたは英語ディベートのコーチです。以下のテーマについて英語でディベートの練習をしたいです。
ルール:
1. 私がまず自分の立場(賛成or反対)を英語で述べる
2. あなたは反対の立場で英語で反論する
3. やり取りを3往復行う
4. 終了後、私の英語表現を以下の観点で添削する:
– 議論の論理性
– 使った表現の適切さ
– より説得力のある表現の提案
テーマ:(ここにディベートのテーマを記入)
では私から始めます。
「結局どれを使えばいいの?」という方のために、目的別の逆引き表を作りました。
| こんなとき | おすすめ番号 |
|---|---|
| とりあえず全般的に添削してほしい | ① |
| 自分で考える力を鍛えたい | ② |
| ネイティブっぽさを磨きたい | ③ ⑪ |
| 表現の引き出しを増やしたい | ④ |
| 自分のレベルを知りたい | ⑤ |
| 英検対策 | ⑥ |
| IELTS対策 | ⑦ |
| 大学受験の自由英作文 | ⑧ ⑨ |
| TOEFL対策 | ⑩ |
| エッセイの構成を直したい | ⑫ |
| 冠詞・前置詞・時制を克服したい | ⑬ |
| 最高レベルの英文に仕上げたい | ⑭ |
| ビジネスメールを直したい | ⑮ |
| 自分のクセ・弱点を把握したい | ⑯ |
| 添削から単語帳を作りたい | ⑰ |
| 瞬間英作文で鍛えたい | ⑱ |
| 毎日英語日記を続けたい | ⑲ |
| 英語で議論する力をつけたい | ⑳ |
ChatGPTは最強の添削パートナーですが、万能ではありません。以下の3点は必ず頭に入れておいてください。
⚠️ 注意1:ChatGPTの添削が100%正しいとは限らない
まれに誤った修正をすることがあります。「本当にそうかな?」と思ったら、Grammarlyや辞書で二重チェックしましょう。特に微妙なニュアンスの違いは、複数回「本当にこの修正は正しいですか?」と聞き直すのも有効です。
⚠️ 注意2:添削「される」だけでは伸びない
添削結果を「ふーん」で終わらせたら意味がありません。必ず「なぜそう直されたのか」を理解し、自分で書き直すステップを入れてください。プロンプト②⑯⑰はこの「学び」を最大化するために設計されています。
⚠️ 注意3:個人情報・機密情報は絶対に入力しない
ChatGPTに入力したテキストは、AIの学習に利用される可能性があります。名前、連絡先、企業の機密情報は絶対に含めないでください。
最後にもう一度、この記事の核心を言います。
ChatGPTの性能は、あなたの「聞き方」で決まる。
プロンプトを変えるだけで、
無料の英語添削が「プロ級の英語コーチ」に変わる。
この記事で紹介した20個のプロンプトは、すべてコピペですぐに使えるものです。
まずは①の万能プロンプトを今日から試してみてください。
そして慣れてきたら、自分の目的に合わせてカスタマイズしていく。
3大原則(ロール設定・出力形式・レベル指定)さえ押さえれば、あなただけのオリジナル神プロンプトが作れるようになります。
「添削してください」の時代は、もう終わりです。
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「添削してください」だけで終わっている仲間を救いましょう!
(2026年2月時点の情報です)
