Americans celebrated the once-in-a-generation milestone with parades, fireworks and historical reenactments.
In New York Harbor, tall ships from some 40 nations gathered for a spectacular parade of sail.
「250周年(の)」。名詞でも形容詞でも使えます。見た瞬間そっと閉じたくなる長さですが、正体はただの掛け算。→ semi(半分)× quin(5)× centennial(100年祭)= ½ × 5 × 100 = 250 です。
semi はセミファイナル(準決勝)の semi、quin はクインテット(五重奏)の quin、centennial はラテン語の centum(100)+ annus(年)。つまり「quincentennial(500年祭)の半分」という作りなんです。仲間はシリーズ化されていて、centennial(100年)→ sesquicentennial(150年、sesqui=1.5)→ bicentennial(200年)→ semiquincentennial(250年)と続きます。
前回1976年の bicentennial はアメリカ中がお祭り騒ぎになった一大イベントで、bicentennial は英検1級の読解にもしれっと顔を出す定番語。今年はその250年版が世界中の見出しに躍りました。ちなみにアメリカでは、舌を噛みそうなこの正式名称の代わりに America250 という愛称も公式に使われています。
「節目、画期的な出来事」。今日の一文では a once-in-a-generation milestone(世代に一度の節目)として登場しました。もとは古代ローマの街道に1マイルごとに置かれた里程標、文字どおり「マイルの石」です。ローマの中心には黄金の里程標が立ち、各地への距離はそこから測られたとか。「すべての道はローマに通ず」の、あの起点ですね。旅の通過点を示す石が、やがて「人生や歴史の通過点」も指すようになりました。
文法のワンポイントは once-in-a-generation の形。ハイフンでつないで丸ごと形容詞にする複合形容詞で、once-in-a-lifetime(一生に一度の)、state-of-the-art(最先端の)と同じ仲間。英検準1級〜1級の長文でも英作文でも大活躍します。コロケーションは mark a milestone(節目を迎える)/reach a milestone(節目に到達する)/a major milestone(大きな節目)が定番です。
semiquincentennial は7音節の大物ですが、強く読むのは後ろの ten ただ一か所。平坦に「セミクインセンテニアル」と読まず、semi-quin-cen-TEN-nial と TEN に山を作ると一気にそれっぽくなります。quin は唇を丸めて /kwɪn/。「キン」ではなく「クヰン」です。
milestone は前の mile に強勢を置いて /ˈmaɪlstoʊn/。頭を強く、後ろを伸ばしすぎないのがコツです。
・milestone = 節目。語源はローマ街道の「マイルの石」
・長い単語は分解が最短ルート。パーツはカタカナ語に隠れています
