GMARCH英語対策

【2027年度】法政大学 英語 全学部×全日程 完全攻略ガイド|T日程+A方式の傾向・時間配分・教材を徹底解説

🏛 HOSEI UNIVERSITY ── ENGLISH 2027

法政大学 英語
全学部×全日程 完全攻略ガイド
2027年度入試対応版

T日程(統一日程)+A方式(個別日程)全9回の出題傾向を徹底分析。
15学部の「日程別」英語攻略法・時間配分・推奨教材を網羅

法政大学の一般入試英語は、T日程(統一日程)とA方式(個別日程)の合計10日程・10回分の試験があり、日程ごとに出題傾向が異なるのが最大の特徴です。配点は全日程150点満点で、3科目中最大の比重を占めます。長文読解中心+知識問題が長文に組み込まれるという独自構造を攻略するには、日程別の傾向把握が不可欠です。
この記事は、T日程+A方式全日程の出題傾向を1問単位で分析し、2027年度入試に完全対応する最強ガイドです。
📖 この記事の内容
  1. 入試制度の全体像──T日程・A方式・英語外部試験利用の3本柱
  2. 全日程の英語概要──配点・試験時間・形式を完全比較
  3. T日程(統一日程)英語を完全解剖──大問4題×45問の攻略法
  4. A方式Ⅰ日程(2/7)英語の学部別傾向──文・経営・人間環境・GIS
  5. A方式Ⅱ日程(2/8)英語の学部別傾向──法・文(英文/地理/心理)・経営
  6. A方式その他日程の英語傾向──経済・社会・国際文化・キャリアデザインほか
  7. 理系学部(理工・情報科学・生命科学・デザイン工学)英語の傾向と対策
  8. 法政大英語の5大設問パターン完全攻略
  9. 90分の時間配分戦略──日程別の黄金ルート
  10. 語彙戦略──法政英語を突破する語彙レベルと推奨教材
  11. 月別学習ロードマップ──4月から2月までの完全スケジュール
  12. 教材マトリクス──分野×レベル別の最適参考書MAP
  13. 2027年度の出題予想──3つのシナリオ
  14. まとめ──法政大英語は「長文処理力+知識精度」の総合試験

1入試制度の全体像──T日程・A方式・英語外部試験利用の3本柱

法政大学の一般選抜は、受験チャンスの多さがGMARCHの中でも際立っています。英語が関わる入試方式を正確に把握し、自分に最適な併願戦略を組み立てることが合格への第一歩です。

入試方式 科目数 英語の扱い 対象学部 特徴
T日程(統一日程) 2科目 必須(150点) 14学部(GIS除く) 全学部共通問題。文系最大10学部併願可
A方式(個別日程) 3科目 必須(150点) 全15学部 学部別問題。募集人数最多。追加合格あり
英語外部試験利用 1科目 外部試験で免除 14学部 英検等の基準を満たせば国語or数学のみ
共テ利用(B・C方式) 3〜7科目 共テの英語得点を使用 全15学部 個別試験なし。国公立併願組に有利
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法政大学はT日程とA方式の併願が可能で、さらにA方式は試験日が異なる学部・学科間で併願できます。英語外部試験利用入試はT日程と同日実施ですが、T日程との併願も可能。つまり、1回の受験シーズンで最大5〜6回の受験チャンスを確保できるのが法政大学の大きなメリットです。

法政大学の基本データ(2027年度入試)

項目 詳細
学部数 15学部(文系10学部+理系4学部+GIS)
キャンパス 市ヶ谷・多摩・小金井の3キャンパス
偏差値(河合塾) 52.5〜62.5(学部・学科により異なる)
T日程試験日 2027年2月5日(予定)
A方式試験日 2027年2月7日〜16日(うち7日間)
英語の共通仕様 全日程:90分・150点満点・全問マーク式(GIS除く)
合格最低得点率 3科目合計で約62〜72%(学部・年度により変動)

2全日程の英語概要──配点・試験時間・形式を完全比較

法政大学の英語は「日程が変われば問題も変わる」のが鉄則です。T日程とA方式の各日程で、大問構成・出題テーマ・難易度が異なります。ここでは全日程の英語を横断比較し、自分が受ける日程の特徴を正確に把握しましょう。

日程 試験日 対象学部 大問数 構成の特徴 難易度
T日程 2/5 全14学部共通 4題 語彙文法15問+長文3題(計45問) やや難〜難
AⅠ日程 2/7 文(哲/日文/史)・経営(経営)・人間環境・GIS 3〜4題 長文読解中心。文学部は全問長文 標準〜やや難
AⅡ日程 2/8 法(法律/政治)・文(英文/地理/心理)・経営(経営戦略/市場経営) 4題 長文3題+会話文1題の構成が定番 標準
AⅢ日程 2/9 経済(国際経済/現代ビジネス)・社会(社会政策/メディア社会)・現代福祉 3〜4題 長文読解+空所補充の混合型 標準
AⅣ日程 2/11 経済(経済)・社会(社会)・スポーツ健康 3〜4題 長文読解中心。語彙・文法は長文内で出題 標準
AⅤ日程 2/12 国際文化・キャリアデザイン 3〜4題 長文の語数がやや多め。内容説明問題が多い 標準〜やや難
AⅥ日程 2/13 法(国際政治) 4題 国際政治テーマが頻出。時事的英文が多い やや難
AⅦ日程 2/14 デザイン工(都市環境/システム)・理工(機械/応用情報) 3〜4題 理系テーマの長文。科学技術系の語彙が必要 標準
AⅧ日程 2/15 デザイン工(建築)・理工(電気電子/経営システム/創生)・情報科学 3〜4題 理系テーマ中心だが文系受験生にも対応可 標準
AⅨ日程 2/16 生命科学・情報科学(一部) 3〜4題 自然科学テーマが中心 標準
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法政大英語の「不変の共通仕様」:全日程を通じて、試験時間90分・配点150点満点・全問マーク式(GIS除く)は共通です。また、長文読解が出題の中核を占める点もすべての日程に共通しています。大問1題あたりの語数は600〜1,000語程度で、合計すると2,000〜3,000語の英文を90分で処理することになります。

3T日程(統一日程)英語を完全解剖──大問4題×45問の攻略法

T日程は2科目で最大10学部に併願できるメリットがある一方、GMARCHの統一日程の中でも難易度がトップクラスに位置します。2科目入試ゆえにハイスコア勝負になり、英語で差がつきやすい日程です。

大問 内容 設問数 設問形式 目標時間
1 語彙・文法(空所補充) 15問 独立型の語彙・文法・熟語の空所補充 12分
2 長文読解(600〜800語) 8問 空所補充・内容一致・語彙 18分
3 長文読解(800〜1,000語) 11問 内容説明・空所補充・語句整序・内容一致 25分
4 長文読解(800〜1,000語) 11問 内容説明・空所補充・本文不一致・語彙 25分

T日程 大問1:語彙・文法15問──ここで差がつく「知識の精度」

大問1は短文の空所補充15問。語彙・熟語・文法の幅広い知識が問われ、1問あたり30〜40秒で解くスピードが求められます。近年は語彙問題の比重が増加傾向にあり、単なる文法問題集の暗記だけでは対応しきれません。

大問1 頻出パターン

語彙問題(6〜8問):文脈に合う単語を選ぶ問題。英検2級〜準1級レベルの語彙が中心。”reluctant”, “inevitable”, “significant” などの頻出語をカバーしておくこと。
文法問題(4〜5問):時制・仮定法・関係詞・分詞構文が頻出。基礎レベルの出題が中心だが、紛らわしい選択肢が含まれるため正確な知識が必要。
熟語・慣用表現(3〜4問):“take ~ for granted”, “make up for”, “come across” 等の句動詞・イディオムが頻出。解体英熟語レベルの知識があれば万全。

T日程 大問2〜4:長文読解3題──「本文に記述なし」が最大のワナ

T日程の長文は3題で合計2,200〜2,800語。テーマは社会科学・人文科学・自然科学からバランスよく出題されます。最大の特徴は、内容一致問題に「本文に記述なし(NOT stated in the text)」の選択肢が含まれる点です。

T日程長文の攻略3原則

原則❶ 設問を先読みしてから本文を読む
T日程の設問は英語で書かれています。設問文の「何を聞かれているか」を先に把握してから本文を読むことで、必要な情報を効率的にピックアップできます。特に “NOT” や “EXCEPT” を含む設問に注意。
原則❷ 「本文に記述なし」は消去法で攻める
選択肢の中に「本文に明確な記述がないもの」が正解になるケースがあります。3つの選択肢が本文と一致することを確認した上で、残りの1つが「本文に根拠なし」であると判定するのが安全です。
原則❸ 空所補充は「前後1文」で8割決まる
長文中の空所補充は、空所の前後1文を精読すれば正解が絞り込めるケースがほとんど。ディスコースマーカー(however, therefore, in addition 等)が空所付近にあればヒントになります。

T日程の注意点:2科目入試のため合格最低点が非常に高く、英語150点中110〜120点(73〜80%)が合格ラインと推定されます。A方式よりも10%以上高い得点率が必要になるため、T日程を本命にする場合は英語で8割以上を安定して取れる実力が不可欠です。「T日程は受験チャンスが増える」というメリットの裏には、この高いハードルが隠れています。

4A方式Ⅰ日程(2/7)英語の学部別傾向──文・経営・人間環境・GIS

A方式Ⅰ日程は文学部(哲学/日本文学/史学)、経営学部(経営学科)、人間環境学部、GIS(グローバル教養学部)が対象です。長文読解が問題の大半を占め、文学部では全問が長文読解という構成が特徴です。

文学部(哲学/日本文学/史学)──大問3題すべてが長文読解

文学部Ⅰ日程は試験時間60分に対して大問3題の長文読解が出題される、時間的にタイトな構成です。1題あたりの語数は800〜1,000語で、合計2,400〜3,000語。60分で3題をこなすには、1題20分のペースが必須です。

文学部Ⅰ日程の攻略ポイント

文学部の英語は独立した文法問題がなく、語彙・文法の知識は長文内の空所補充として問われます。テーマは人文科学系が中心で、文化論・歴史・社会問題が頻出。試験時間が60分と短いため、WPM(1分あたりの読解語数)130以上を維持しないと時間切れになります。速読力が他の日程以上に重要です。

経営学部(経営学科)──長文+語彙文法のバランス型

経営学部Ⅰ日程は大問4題で構成され、大問1が語彙・文法の空所補充、大問2〜4が長文読解です。T日程と構成が近いですが、語彙・文法の難易度はやや低め。ビジネス・経営関連のテーマが出題されることがあるため、日本経済新聞の英文記事などでビジネス英語に触れておくと有利です。

GIS(グローバル教養学部)──唯一の「記述式」を含む高難度

GISは法政大学の中で唯一、英語外部試験のスコアを英語の得点に換算する特殊な入試方式です。A方式では英語外部試験の出願資格(英検CSE 2,300点以上等)を満たした上で、独自試験として英語(記述式を含む)と国語の2科目で受験します。難易度はGMARCHの中でもトップレベルで、英検準1級相当の英語力が求められます。

5A方式Ⅱ日程(2/8)英語の学部別傾向──法・文・経営

Ⅱ日程は法学部(法律/政治学科)、文学部(英文/地理/心理学科)、経営学部(経営戦略/市場経営学科)が対象。法学部受験生にとっては最も重要な日程です。

法学部(法律/政治学科)──長文3題+会話文1題の4題構成

法学部の英語は大問4題構成で、長文読解3題と会話文問題1題が定番です。配点は英語150点・国語100点・選択科目100点の350点満点で、英語が最大比重を占めます。

大問 内容 設問形式 目標時間
1 長文読解(600〜800語) 空所補充・語彙・内容一致 20分
2 長文読解(800〜1,000語) 内容説明・空所補充・語彙・本文不一致 25分
3 長文読解(800〜1,000語) 内容説明・空所補充・語彙 25分
4 会話文(実用場面) 空所補充・表現の適切性 10分

テーマは社会問題・環境問題・インターネット・法律関連が中心で、日頃から時事ネタに触れておくことが読解速度の向上に直結します。会話文問題は場面設定が実用的で、日常会話の定型表現を知っていれば確実に得点できるセクションです。

文学部(英文/地理/心理学科)──大問4題の長文読解+語彙重視

文学部Ⅱ日程は大問4題すべてが長文読解という重厚な構成。Ⅰ日程との最大の違いは試験時間が90分と長い点です。大問4では1,000語を超える長めの長文が出題されることがあり、内容説明問題や英文解釈問題も含まれます。人文科学系・自然科学系のテーマが出題されるため、テーマの幅広さへの対応力が求められます。

6A方式その他日程の英語傾向──経済・社会・国際文化ほか

経済学部──日程で問題が異なる点に注意

経済学部はⅠ日程(国際経済/現代ビジネス)とⅡ日程(経済学科)に分かれ、それぞれ別の問題が出題されます。いずれも長文読解中心の構成ですが、国際経済学科では英語の比重が特に高く、国際的なテーマの長文が頻出します。マークシート式ですが、空所補充の選択肢が紛らわしく設計されており、基本的な語法の正確な知識が問われます。

社会学部──社会問題テーマの長文が定番

社会学部はⅠ日程(社会政策科学/メディア社会)とⅡ日程(社会学科)に分かれます。英語の構成は長文読解3〜4題の標準的な構成。テーマはメディア論・社会問題・環境問題など、社会学部らしいトピックが多いのが特徴です。合格最低得点率は62〜68%程度と、法政大学の中では標準的。

国際文化学部──語彙レベルが一段高い

国際文化学部は英語の配点比重が高く、長文のテーマも国際関係・異文化理解が中心。語彙レベルはA方式の中でも一段高く、英検準1級レベルの語彙が必要です。内容説明問題の選択肢が長く、設問の読解にも英語力が求められます。

キャリアデザイン・人間環境・現代福祉・スポーツ健康

これらの学部は英語の出題が比較的オーソドックスで、長文読解3〜4題の構成が標準です。難易度は標準レベルで、基礎〜標準の語彙・文法を確実にマスターしていれば7割以上を狙えます。特にスポーツ健康学部は合格最低得点率がやや低めに推移しており、英語が苦手な受験生にとっては狙い目の学部です。

7理系学部(理工・情報科学・生命科学・デザイン工学)英語の傾向と対策

理系学部の英語は文系学部と同じ90分・150点満点ですが、長文のテーマに自然科学・テクノロジー・環境問題が頻出する点が異なります。

🔧 理系学部英語の共通特徴
・全問マーク式(GIS以外共通)
・長文読解中心の3〜4題構成
・科学技術系の専門語彙が登場
・グラフ・図表の読み取りを伴う問題が出ることも
・文法問題は長文内に組み込まれる形式
・合格者平均は文系より高い傾向(ケアレスミス厳禁)
📘 理系受験生の英語対策法
・科学系英語記事(BBC Science等)の多読を推奨
・hypothesis, experiment, carbon emission 等の頻出語を先取り
・理系長文に特化した問題集(やっておきたい700の理系テーマ等)で演習
・数学・理科で8割を確保し、英語は7割目標が現実的
・T日程は英語配点が大きいので理系こそ英語で差がつく

理系受験生の「英語で逆転」戦略:法政大学の理系学部は数学・理科の問題が教科書レベルの標準的な出題のため、合格者の平均得点は高くなります。つまり差がつくのは英語です。数学・理科で8割を確保した上で、英語でも7割以上を取れれば、安全圏に入ります。理系こそ英語を侮らないことが合格の鍵です。

8法政大英語の5大設問パターン完全攻略

法政大学の英語は日程によって問題が異なりますが、設問パターンは全日程で共通する5つの型に集約されます。この5パターンの解法を体得すれば、どの日程でも安定した得点が可能です。

🎯 パターン① 空所補充(語彙・文法)──法政大英語の最頻出

法政大学の英語で最も出題頻度が高いのが空所補充です。長文の中に設けられた空所に適切な語句を選ぶ形式で、以下の3レベルに分かれます。

レベル1:語彙の空所補充 ── 文脈に合う単語を選ぶ。ターゲット1900〜速読英単語上級編レベルの語彙があれば対応可能。「意味が通る」だけでなく「コロケーション(連語)が自然か」で判断する。
レベル2:文法の空所補充 ── 接続詞・前置詞・関係詞・時制などを選ぶ。空所の前後の構文構造を把握し、文法的に「入れられるもの」を先に絞り込む。
レベル3:文脈推論の空所補充 ── 前後数文の論理展開から適切な接続表現や要約文を選ぶ。ディスコースマーカーの知識が直結する。

🎯 パターン② 内容一致・不一致──「本文に記述なし」が最大のワナ

本文の内容に一致するもの(または一致しないもの)を選ぶ問題。法政大学では、選択肢に「本文に記述がない情報」が紛れ込んでいるケースが頻出します。「それっぽいけど本文に書いてない」選択肢に飛びつかないために、選択肢ごとに本文中の根拠箇所を特定する習慣をつけましょう。

🎯 パターン③ 語句の意味──長文内の下線部の意味を問う

長文中の特定の語句に下線が引かれ、その意味に最も近い語を選ぶ問題。単語そのものの意味を知っていれば瞬殺ですが、知らない単語の場合は文脈から推測する力が求められます。接頭辞・接尾辞・語根の知識が推測の精度を大幅に上げます。

🎯 パターン④ 語句整序──並べ替え問題

T日程で出題されることがある語句整序問題。与えられた語句を正しい語順に並べ替える形式で、英語の語順感覚(S+V+O、関係詞の位置、不定詞の使い方等)が試されます。まず動詞を中心に文の骨格(SVO)を組み立て、残りの語句を配置していく方法が効率的です。

🎯 パターン⑤ 会話文──法学部・一部日程で出題

法学部Ⅱ日程を中心に出題される会話文問題。空所に適切な応答を選ぶ形式が中心です。日常会話の定型表現(”Would you mind ~?”, “How about ~?”, “I’m afraid ~” 等)を知っていれば確実に得点できます。会話特有の省略やインフォーマルな表現に慣れておくことがポイントです。

990分の時間配分戦略──日程別の黄金ルート

法政大学の英語は全日程90分(文学部Ⅰ日程のみ60分)。問題量に対して時間は十分とは言えず、時間配分の設計が得点を左右します。

⏱ T日程(90分・大問4題)の時間配分

0〜12分

大問1:語彙・文法15問
1問40秒ペース。知っているか知らないかの勝負。迷ったら飛ばして印をつける。

12〜30分

大問2:長文読解(8問)
最も語数が短い大問。設問先読み→本文精読→選択肢照合の3ステップ。

30〜55分

大問3:長文読解(11問)
語数が多く設問数も最多。段落ごとに読み進め、対応する設問を即座に解く。

55〜80分

大問4:長文読解(11問)
最も難度の高い長文が配置されやすい。集中力を切らさず、内容一致問題を丁寧に。

80〜90分

見直し+保留問題の処理
マークミスのチェック。迷った問題への再トライ。

⏱ A方式 法学部Ⅱ日程(90分・大問4題)の時間配分

0〜10分

大問4:会話文
最も得点しやすい会話文から着手。知識問題なのでスピーディーに処理。

10〜35分

大問1:長文読解①
語数が比較的短い大問1から読解開始。

35〜60分

大問2:長文読解②
最長の長文。段落読み→設問解答の繰り返しで効率化。

60〜90分

大問3:長文読解③ + 見直し
残り30分で最後の長文と全体見直し。マークミスを必ず確認。

A方式の解答順序:A方式で会話文がある日程では、「会話文→短い長文→長い長文」の順で解くのが鉄則です。会話文は知識問題の側面が強く、10分以内で処理できます。先に確実な得点を積み上げてから長文に集中することで、精神的にも余裕が生まれます。

10語彙戦略──法政英語を突破する語彙レベルと推奨教材

法政大学の英語は長文読解が中核を占めるため、語彙力=読解力です。空所補充も語義選択も、すべての設問パターンで語彙力が得点を左右します。

語彙レベル 到達目標 推奨教材 法政での位置づけ
基礎(〜4,000語) 高2の夏まで ターゲット1900 / システム英単語 必須。これなしでは1問も解けない
標準(〜5,500語) 高3の夏まで 速読英単語 必修編 完全マスター A方式合格最低ライン
発展(〜7,000語) 高3の秋まで 速読英単語 上級編 / 英検準1級パス単 T日程合格+国際文化・GIS対策
上級(7,000語〜) 直前期の上積み 英検準1級 文で覚える単熟語 T日程で8割以上を狙う場合に有効
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法政大学の語彙レベルの実態:A方式の大半の日程は英検2級〜準1級レベルの語彙で対応可能です。ターゲット1900を完全にマスターし、速読英単語の必修編まで仕上げれば、A方式の合格ラインには十分到達します。ただし、T日程や国際文化学部・GISを受験する場合は、準1級レベルの語彙が必要になるため、速読英単語上級編やパス単で上積みしましょう。

11月別学習ロードマップ──4月から2月までの完全スケジュール

🌸 Phase 1:基礎固め期(4月〜7月)
語彙:ターゲット1900(またはシステム英単語)を1冊完全制覇。1日50語のペースで2周以上回す。音声を必ず聴く。
文法:Next Stage / Vintage を1冊完了。全チャプターを3周。
読解:英文解釈の技術70 → 100で構文解析力を養成。やっておきたい300 → 500で長文読解の基礎を構築。
速読練習:速読英単語 必修編の音読を1日15分。WPM100を安定して超えることが目標。
この時期の目標:共通テスト英語リーディングで65%以上を取れる基礎力
☀ Phase 2:実戦力養成期(8月〜10月)
語彙:速読英単語 上級編を開始。T日程・国際文化受験者は英検準1級パス単も並行。
熟語:速読英熟語 → 解体英熟語で句動詞・イディオムを強化。法政大学は熟語の出題頻度が高い。
読解:やっておきたい700で中〜長文の精読練習。週3本ペースで長文に取り組む。
速読練習:音読を1日20分に増量。WPM120を安定して超えることが目標。
文法演習:全解説 頻出英文法・語法問題1000で知識の抜けを埋める。
この時期の目標:共通テスト英語リーディングで75%以上。法政大の過去問を1年分「お試し」で解いてみる。
🍂 Phase 3:過去問演習期(11月〜12月)
過去問:法政大学の過去問を志望日程で最低5年分、T日程も受けるなら追加で5年分を演習。必ず時間を計り、本番環境を再現する。
日程別演習:自分が受ける日程の過去問を中心に、異なる日程の過去問も併せて解くことで出題パターンの幅を広げる。
GMARCH他大学演習:明治大学・中央大学の過去問も法政大学対策として有効(長文の質とレベルが近い)。
弱点補強:過去問で判明した弱点(語彙不足/空所補充の正答率/速読力不足)を集中的に潰す。
この時期の目標:法政大学の過去問で安定して70%以上を取れる実力
❄ Phase 4:仕上げ期(1月〜2月本番)
共通テスト後:法政大学に全集中。直近3年分の過去問を「本番と同じ時間・同じ順序」で再演習。
T日程対策:2月5日のT日程に向けて、過去問の大問1(語彙・文法)を繰り返し解いて精度を上げる。
A方式対策:自分が受ける日程の過去問で最終チェック。新しい教材には手を出さない。
当日戦略:解答順序と時間配分を体に叩き込む。会話文がある日程は「会話文→短い長文→長い長文」の順。

12教材マトリクス──分野×レベル別の最適参考書MAP

分野 基礎(〜夏) 実戦(夏〜秋) 仕上げ(秋〜直前)
単語 ターゲット1900 / システム英単語 速読英単語 上級編 / 英検準1級パス単 英検準1級 文で覚える単熟語(T日程対策)
熟語 速読英熟語 解体英熟語 過去問の句動詞をノートにまとめる
文法 Next Stage / Vintage 全解説 頻出英文法・語法問題1000 過去問の文法問題を集中演習
英文解釈 英文解釈の技術70 → 100 ポレポレ英文読解プロセス50 (過去問の精読で十分)
長文 やっておきたい300 → 500 やっておきたい700 / The Rules 3→4 法政大過去問5〜10年分 + 明治大過去問
会話文 (文法学習の中で定型表現を覚える) 英会話問題のトレーニング(Z会) 法学部過去問の会話文を集中演習
総合演習 ── 法政大の英語(教学社) 赤本5年分 + GMARCH他大学過去問
🌍

GMARCH他大学との相互演習が効果的:法政大学の英語は明治大学・中央大学と出題形式が近い部分があります。特に明治大学の長文読解問題は、法政大学対策としても最適な演習素材です。また、法政大学の過去問は日程ごとに10回分あるため、過去5年分で合計50回分の演習が可能。この圧倒的な演習量を活かさない手はありません。

132027年度の出題予想──3つのシナリオ

シナリオA:最有力(確率65%)

2026年度の構成をほぼ踏襲

T日程は大問4題(語彙文法15問+長文3題)の構成を維持。A方式も各日程の基本構成は変わらず、長文読解中心の出題が継続。語彙レベルは英検2級〜準1級レベル。最も可能性が高いシナリオです。過去3年分の演習を最優先してください。

シナリオB:微変化型(確率25%)

T日程の大問1の形式変更 / 長文テーマの多様化

T日程の大問1で語彙・文法の出題比率が変化する可能性。近年のトレンドとして語彙問題の比重が増加しており、この傾向がさらに強まる可能性があります。また、AIテクノロジーや環境問題など、時事的テーマの長文が増える可能性も。A方式ではテーマは学部の特色を反映したものに寄せる傾向が続くでしょう。

シナリオC:大変動型(確率10%)

新形式の出現 / 大問数の変動

T日程の大問数が5題に増加する、または大問1の語彙・文法問題が廃止されて全問長文読解になるなどの構造変化。可能性は低いですが、2025年度のT日程では形式変更があったとの受験生の声もあり、ゼロではありません。過去5年分の演習を行い、どのような形式にも対応できる柔軟性を身につけておくことが最善の対策です。

どのシナリオでも不変の鉄則:「長文読解力+語彙の精度+速読力」の3本柱は、法政大学のどの日程・どの学部でも共通して求められます。形式変更に振り回されるのではなく、この3つの基盤を盤石にすることが最強の対策です。

まとめ──法政大英語は
「長文処理力+知識精度」の総合試験

法政大学の英語は「基礎の完成度」がそのまま得点に直結します。
長文を速く正確に読む力、語彙・文法の確実な知識、
そして設問パターンへの慣れ。
この3つを磨いた受験生が合格を掴み取ります。

全日程共通:90分・150点満点・全問マーク式(GIS除く)。長文読解が核
T日程は大問4題(語彙文法15問+長文3題)。GMARCH統一入試で最難クラス
A方式は日程ごとに傾向が異なる。法学部は会話文あり、文学部は全問長文
「本文に記述なし」選択肢が法政英語最大のワナ。消去法を徹底する
語彙はターゲット1900の完成がA方式突破の最低条件。T日程は準1級レベルも
会話文がある日程は「会話文→短い長文→長い長文」の解答順序が鉄則
過去問は日程ごとに最低5年分。10日程×5年で50回分の演習が可能
合格最低得点率は62〜72%。「全問正解」ではなく「取れる問題を確実に取る」戦略

法政大学が求めているのは、
「正確に読み、素早く判断し、確実に解く」人材。
GMARCH最多の受験チャンスを活かし切るために、
すべての日程に対応できる盤石の英語力を身につけよう。
── 2027年2月、合格を掴み取れ。