大学入試英語

★大学入試英語長文に超頻出!英字新聞”The Guardian”(ガーディアン)の読み方&試験に出る記事の見極め方★

原田英語マン
原田英語マン
「原田高志の大学受験お役立ち英語コラム」では、毎回大学受験英語や英語学習に役立つ情報を、楽しくご紹介していきます!一緒に”英語楽習”しちゃいましょう!

今から約2年前にウェブサイトに上げ、大反響を得た

受験生は『The Guardian(ガーディアン)』をチェック! 

大学入試に、イギリスの大衆紙The Guardian(ガーディアン)からよく出題されることは割と有名です。今回は、新たにThe Guardianの読み方や、入試にズバリでる可能性の高い記事の探し方に迫ってみたいと思います。

The Guardianとは?】

The Guardianは、1821年に”The Manchester Guardian”としてイギリスで創刊された日刊紙です。1959年に現在の名前に変更されました。中道左派の立場を取り、独立した報道と調査ジャーナリズムで知られています。所有はGuardian Media Groupで、Scott Trust Limitedが唯一の株主です。この信託は新聞の財政的および編集上の独立を保証するために設立されました。デジタル版を含む世界中で広く読まれており、”Guardian reader”はリベラルで左翼的、または「政治的に正しい」見解を持つ人を指すステレオタイプとして使われることがあります

2025年度入試に出る英文の探し方&読み方

受験生は『The Guardian(ガーディアン)』をチェック! の法則に沿って考えると、2025年の入試の問題は、2024年の3~5月(長くても1月~6月)の記事から出る可能性が高いです。これは、各大学の教授が大学入試問題を作成し始める時期と被るからと考えられます。

ただし、ウェブサイトに行っても、膨大な量の英語で何が書いてあるか分からない!という場合は、

DeepL

などの翻訳サイトに英文をコピペをして、気になる記事や入試に出そうなトピックの英文を日本語に翻訳して読む。(またはChatGPTやgoogle Geminiなどの生成AIでもOK!)

ただそれだけでも十分に受験対策になるのです!!また、試験に出やすいとされる、前の年の1~6月の記事を検索する際は、たとえば google で

2024 January Guardian

と検索すれば、2024 年 1 月の記事がザクザクゲットできます!さらに、その中から入試のトピックになりそうな文を選ぶには、例えば

AI Guardian

とか

2024 Japan Moon sniper guardian

などを検索語に加えれば良いのです。

騙されたと思ってやってみてください!特に早稲田大学は毎年いずれかの学部でこの『The Guardian』が出典になるケースが多いです。

試しに2024年の試験をチェックしてみると、現在入手した数少ない大学入試問題でも

★ 早稲田大学社会科学部で出題された記事 (2023年6月3日の記事)

‘It healed me’: the Indigenous forager reconnecting Native Americans with their roots 

★ 学習院大学法学部・経済学部で出題された記事 (2023年1月16日の記事)

‘We need trees’: green vision struggles to take root in Europe’s cities

★ 法政大学<現代福祉,社会(社会政策科,メディア社会),経済(国際経済,現代ビジネス)>で出題された記事(2022年12月2日の記事)

Experience: I can only paint in my sleep | Art and design | The Guardian

のように、確かに出ています。

他にも、よく出る英語系新聞や雑誌のソースとして

・New York Times (早稲田<文・商・社学>)★★★
・Economist (早稲田<社学>)★★
・Washington Post (早稲田<社学>/学習院<法・経済>)★★
・Forbes (早稲田<商>)★
・Harbard Business review (早稲田<商>)★

これらの新聞や雑誌は毎年大学で出題されることの多いソースです。また、例えば埼玉県立大学の推薦問題は、必ず読売新聞の英字新聞(THE JAPAN NEWS)から出題されるなどのように、大学によって必ず傾向があります。

英語で高得点を狙う&英語長文を速く読むコツとしては、

様々なトピックに興味をもち、情報を収集しておく

ことが大きいです。自分が興味ある内容や知っている内容の英語長文が出題されたら、俄然英文を読むスピードが上がりますよね!

そのために

★ 普段から新聞を読み、社会情勢や海外の出来事に関心をもつ。(ネット新聞などでもOK)
★ 様々なジャンルの本を読む。(図書室に足しげく通う)特に自分が受ける大学の学部に関する本は大量に読んでおく。(例:経済学部を受ける⇒経済の本、生物学部を受ける⇒生物関連の本)
★ どの教科もしっかりと受ける!授業を受けた内容が、英文になって出題される事だって十分ある!
★ 英字新聞も読んでみる。Japan times AlphaやAsahi Weeklyもおススメ!

今回は、The Guardianの読み方&入試に出る記事の探し方を中心にコラムを書きました。ただし、本当はコラムの最後に書いてある『英語で高得点を狙う&英語長文を速く読むコツ』に書いたことを皆さんにぜひ実践してもらいたいと思っています。詳しい内容はまた今度コラムに書きたいと思います!お楽しみに!

【記事のまとめ】

1. イギリスの大衆紙The Guardianは大学入試によく出題される。The Guardianは中道左派の立場を取り、独立した報道と調査ジャーナリズムで知られている。

2. 2025年の入試問題は、2024年の3~5月(長くても1月~6月)のThe Guardianの記事から出る可能性が高い。

3. 英語の記事を読むのが難しい場合は、DeepLやChatGPTなどの翻訳ツールを使って日本語に翻訳して読むことで受験対策になる。

4. Googleで検索する際に、年月とキーワードを組み合わせることで、入試に出そうな記事を見つけやすくなる。

5. 早稲田大学や学習院大学の入試では、実際にThe Guardianの記事が出題されている。

6. The Guardian以外にも、New York Times、Economist、Washington Post、Forbes、Harvard Business Reviewなども大学入試によく出題される。

7. 英語で高得点を狙うコツは、様々なトピックに興味を持ち、情報を収集しておくこと。具体的には、新聞を読む、様々なジャンルの本を読む、授業に集中する、英字新聞を読むなどが挙げられる。

【原田高志の大学受験&英語学習お役立ちコラム】高校英語教師原田高志が大学受験英語や、英語学習に役立つ情報やコラムを掲載していきます。英検1級や全国通訳案内士の資格に独学&一発合格したノウハウをふんだんに詰め込んで、皆さんに役立つ情報をご提供します。