大学受験英会話文・口語表現問題集

【大学受験英会話文・口語表現問題集】~第8回~「リアルな英語を手に入れろ!大学入試突破のための英会話・口語表現ガイド」

原田英語マン
原田英語マン
【大学受験英会話文・口語表現問題集】は、早稲田・慶応・上智・東京理科大・明治・青山学院・中央・学習院・立教・法政・駒澤・立命館・関西学院・同志社大学などの難関大学から、日本・東洋・駒澤・専修大学といった中堅私立大学、そして国立大学に頻出の英会話文や口語表現の予想問題や過去問を、1問1答式で大量にインプットしていくコーナーです。”解答・解説”をクリックすると、解答や日本語訳、解説が出てきます!

36.【原田英語オリジナル】

A: Do you know the name of that catchy tune that was playing at the café this morning?
B: Hmm, it doesn’t come to mind right now, but it might (   ) later.

① cross my mind
② take a toll
③ ring a bell
④ take a rain check

解答・解説

解答:③ ring a bell

解説:Aが今朝カフェで流れていた曲の名前を知っているか尋ねています。Bがすぐには思い出せないが後で思い出すかもしれない、という状況を示す選択肢は「③ ring a bell」です。これは、「思い出す」「何かを思い出させる」という意味になります。

① cross my mind は、「思い浮かぶ」という意味ですが、この文脈では直ちに思い出すというニュアンスが含まれていません。
② take a toll は、「重大な影響を及ぼす」という意味で、この文脈では適切ではありません。
④ take a rain check は、「また今度にする」という意味で、この文脈では適切ではありません。

日本語訳:

A:今朝カフェで流れていたあのキャッチーな曲の名前、知ってる?
B:うーん、すぐには思い出せないけど、後で何かを思い出すかもしれないよ。

【ring a bell】
「思い出す」「何かを思い出させる」

⇒何かが聞いたことがある、またはどこかで見たことがあると思い出すときに使われます。直訳すると「ベルを鳴らす」となりますが、比喩的に「思い出させる」という意味で使われます。

<例文>
“The name rings a bell, but I can’t remember where I heard it.”(その名前、何かで聞いたことがあるような気がするけど、どこで聞いたかは思い出せないな。)

 

37.【原田英語オリジナル】

A: There are so many things I want to talk about in today’s meeting.
B: ( ) Let’s focus on the most important issue: the budget.

① On the other hand.
② Cut to the chase.
③ In the long run.
④ So to speak.

解答・解説

解答:② Cut to the chase.

解説:Aが今日の会議で話したいことがたくさんあると言っているのに対し、Bが重要な話題に速やかに移ろうとしている様子を示す選択肢は「② Cut to the chase.」です。これは、「本題に入る」という意味になります。

① On the other hand. は、「一方で」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ In the long run. は、「長期的に見れば」という意味で、Aの問題に対する答えとしては不適切です。
④ So to speak. は、「言わば」という意味で、この文脈では適切ではありません。

日本語訳:

A:今日の会議で話したいことがたくさんあるんだ。
B:本題に入ろう。ひとまず最も重要な問題、予算について集中しよう。

【Cut to the chase.】
「本題に入る」「要点を言う」

⇒ハリウッド映画の古いスラングで、”chase”は映画の追いかけっこのシーンを指し、”cut to the chase”は「追いかけっこのシーンに早く切り替えて、観客を飽きさせないようにしよう」という意味から来ています。これが転じて、”無駄な前置きを省いて本題に入る”という意味で広く使われるようになりました。「cut to the chase」は、長く話し過ぎて要点にたどりついていない場合や、時間がない場合に使う便利なフレーズです。目上の人に言うと失礼なので、使う状況に注意しましょう。

<例文>
“Cut to the chase, what do you really want from me?”(本題に入って、私から何を本当に欲しいの?)

 

38.【原田英語オリジナル】

A: Why is our company not making any profit recently?
B: Well, the expenses are too high. We’re (   ).

① walking on air.
② barking up the wrong tree.
③ in the red.
④ out of the blue.

解答

解答:③ in the red.

解説:Aが最近会社が利益を上げられない理由を尋ねているのに対し、Bが高い経費を挙げている中で、適切な選択肢は「③ in the red.」です。これは、「赤字である」という意味になります。

① walking on air. は、「非常にハッピーである」という意味で、この文脈では適切ではありません。
② barking up the wrong tree. は、「誤った方向に努力している」という意味で、この文脈では適切ではありません。
④ out of the blue. は、「突然に」という意味で、この文脈では適切ではありません。

日本語訳:

A:なぜ最近、我々の会社は利益を上げられないんだ?
B:まあ、経費が高すぎるんだ。我々は赤字だよ。

【in the red.】
「赤字で」

⇒財務状況が不良で、収入よりも支出が多い状態を指すフレーズです。”red”は「赤」を意味し、赤字の状態を表します。このフレーズはビジネスの文脈でよく使われます。

<例文>
“The company has been in the red for several years.”(その会社は数年間赤字が続いている。)

 

39.【原田英語オリジナル】

A: I’m worried about our new puppy. He seems to be always hungry.
B: Don’t worry. Puppies often (   ). They need lots of food to grow.

① bark up the wrong tree
② feel under the weather
③ eat like a horse
④ pull someone’s leg

解答・解説

解答:③ eat like a horse.

解説:Aが新しい子犬の食欲について心配しているのに対し、Bが子犬はよくたくさん食べると応える適切な選択肢は「③ eat like a horse.」です。これは、「馬のようにたくさん食べる」という意味になります。

① bark up the wrong tree は、「誤った方向に努力する」または「誤った人物を非難する」を意味し、この文脈では不適切です。
② feel under the weather は、「体調が悪い」を意味し、この文脈では不適切です。
④ pull someone’s leg は、「誰かをからかう」を意味し、この文脈では不適切です。

日本語訳:

A:新しい子犬のことが心配だよ。いつもお腹が空いているみたいだから。
B:心配しないで。子犬はよく馬のようにたくさん食べるから。成長するためにたくさんの食事が必要なんだよ。

【eat like a horse】
「馬のようにたくさん食べる」

⇒非常に大量に食事をすることを表すフレーズです。特に、食事の量が普通よりも多いときに使います。”eat like a horse” は日常生活レベルの会話でもよく耳にします。

<例文>
“He must be growing. He’s been eating like a horse recently.”(彼は成長期なのかな。最近、馬のようにたくさん食べているよ。)

 

40.【原田英語オリジナル】

A: Do you want some fruit? We have apples, oranges, and bananas.
B: No, thank you. I (   ) and would rather have some cake or cookies.

① have a green thumb
② have a sweet tooth
③ have a soft spot
④ have an iron hand

解答・解説

解答:② have a sweet tooth

解説:Aが果物を提供しているのに対し、Bがそれを断り、ケーキやクッキーを好む様子を示す選択肢は「② have a sweet tooth」です。これは、「甘いものが好きだ」という意味になります。

① have a green thumb は、「植物を育てるのが上手だ」という意味で、この文脈では適切ではありません。
③ have a soft spot は、「弱点がある」または「特定の人や物に対して特別な愛着を持っている」という意味で、この文脈では適切ではありません。
④ have an iron hand は、「厳しい管理を行う」という意味で、この文脈では適切ではありません。

日本語訳:

A:果物はいかがですか?リンゴ、オレンジ、バナナがありますよ。
B:いえ、結構です。私は甘いものが好きで、ケーキやクッキーがいいです。

【have a sweet tooth】
「甘いものが好きだ」

⇒甘いものが好きな人を表す表現です。”tooth”は「歯」を意味しますが、”sweet tooth”は直訳すると「甘い歯」となり、比喩的に甘いものを好む傾向を指します。

<例文>
“I have a sweet tooth, so I always have dessert after dinner.”(私は甘いものが好きなので、いつもディナーの後にデザートを食べます。)

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