13階が無いビルの理由は?日本の4号室と同じ発想です
日本のホテルや病院は、「4」の付く部屋番号を避けます。アメリカでは、高層ビルやホテルのエレベーターから「13」のボタンが消えていることがよくあります。避ける数字は違っても、やっていることはそっくりです。
In Japan
日本のホテルや病院では、「4号室」「4階」を避けている建物がよくあります。4は「死」と同じ「し」という音読みを持つため、避けられてきました。9(苦)を避ける建物もあります。
In English
アメリカでは、日本の「4」と同じように「13」が避けられます。高層ビルやホテルでは、12階の次のボタンがいきなり14階になっていることが珍しくありません。金曜日と13日が重なる Friday the 13th(13日の金曜日)は、それだけで縁起の悪い日として扱われます。
Otis社が高層ビルに付けたエレベーターの8〜9割は、13階を飛ばす
エレベーター大手のOtis社によると、自社が高層ビルや大型ホテルに設置したエレベーターの80〜90%には、13階のボタンがありません(WSRB|The Mystery of the Missing 13th Floor)。
もちろん、13番目の階が本当に無いわけではありません。表示だけを14階に飛ばして、13という数字を客の目から隠しているのです。この「13を怖がる気持ち」には triskaidekaphobia(トリスカイデカフォビア)という専門用語まであります。
「13%の人が気にする」というアンケート結果
2007年2月、アメリカのUSA Today紙とGallup社が、成人1,006人に電話で聞きました。ホテルの部屋が13階だと「気になる」と答えた人は、ちょうど13%でした。
気になると答えた人のうち74%(アメリカ人全体では9%)は、「別の階の部屋に替えてほしい」と答えています(Gallup|Thirteen Percent of Americans Bothered to Stay on Hotels' 13th Floor)。避けられている数字が「13」で、気にする人もちょうど13%。できすぎた一致です。
この話で手に入る英語
It's probably just superstition, but better safe than sorry.
和訳 ただの迷信だとは思うけど、念のためにね。
「信じてはいないけど、念のため」と断るときの決まり文句です。13階を避けるビルの話にも、日本の大安・仏滅の話にも使えます。
This hotel doesn't have a 13th floor — the button skips from 12 to 14.
Some people avoid scheduling flights on Friday the 13th.
I don't have triskaidekaphobia, but I still notice when a floor is missing.
- ① このホテルには13階がない。ボタンが12階から14階に飛んでいる。
- ② 13日の金曜日に飛行機の予定を入れるのを避ける人もいる。
- ③ 13恐怖症ってわけじゃないけど、階が抜けているとやっぱり気づいてしまう。
出典: WSRB|The Mystery of the Missing 13th Floor / Gallup|Thirteen Percent of Americans Bothered to Stay on Hotels' 13th Floor
1問だけ
アメリカの高層ビルやホテルで、13階の代わりによく見られるのはどれ?
よくある質問
アメリカのビルに13階が無いのはなぜですか?
13という数字を不吉とみなす迷信(triskaidekaphobia)を避けるためです。Otis社によると、自社が高層ビルや大型ホテルに設置したエレベーターの80〜90%には13階のボタンがありません。12階の次が14階と表示されます。
triskaidekaphobiaとは何ですか?
13という数字に対する恐怖・忌避感を表す専門用語です。2007年のUSA Today紙とGallup社の調査では、ホテルの部屋が13階だと気になると答えたアメリカ人が13%いました。