knock on woodの意味は?いいことを言ったらとっさに木を叩きます
英語圏には、幸運な話をした直後に、近くの木や机を指の関節でコンコンと叩いて"knock on wood"と言う習慣があります。由来は1つに決まっておらず、諸説が並んで語られています。
In Japan
日本では、いいことが続いているときも、わざわざそれを打ち消すような行動はしません。せいぜい「まだ油断はできないけどね」とひと言添えるくらいで、何かを叩いたり触ったりする決まった仕草はありません。
In English
英語圏、とくにアメリカやイギリスでは、幸運な話をした直後、反射的に近くの木や机を指の関節でコンコンと叩き、"knock on wood"(イギリスでは "touch wood")と言う習慣があります。理由を考える間もなく、体のほうが先に動くほど定着したしぐさです。近くに木がなければ、テーブルや床でも代用します。
由来は1つに決まっていません
この習慣がどこから来たのかは、研究者のあいだでも意見が分かれています。古代ケルト人などが木に精霊が宿ると信じ、木を叩いて守ってもらおうとしたという説。幸運を自慢したとき、悪霊を追い払う、あるいは悪霊に聞かれないようにするために叩いたという説。キリストが架けられた十字架の木に結びつける説。どれもよく語られる説です(History.com|Why Do People Knock on Wood for Luck?)。
ただし、イギリスの民俗学者スティーヴ・ラウドは、精霊の説をはっきり否定しています。ラウドが起源と見ているのは、19世紀の子どもの鬼ごっこ『Tiggy Touchwood』(木に触れているあいだは捕まらない遊び)のほうです。木に触ると守られる、という点が同じだからです。いちばん古い記録も、精霊の話ではなく、1805年の本に出てくるこの遊びでした(Wikipedia|Knocking on wood)。古そうに見える説が、いちばん確からしいとは限りません。
木が近くにないときは、自分の頭を叩く国がある
プラスチックや金属ばかりの室内で、近くに木製のものが1つもないことがあります。そんなとき何を叩くかは、国によって違います。ブルガリアでは、木のものが手の届く範囲に無ければ、自分の額(ひたい)を叩きます。ふざけているのではなく、「神様お守りください」にあたる言葉を添える、まじめな厄除けです。チェコでは、木を叩いたうえで、効き目を強めるために自分の歯を叩くことがあります。イタリアでは木ではなく鉄に触り、tocca ferro(鉄にさわれ)と言います(Wikipedia|Knocking on wood)。同じ「厄除け」でも、何を叩くかは1つに決まっていません。
この話で手に入る英語
knock on wood
和訳 そうならないように(うまくいきますように)
いいことを口にした直後に添える一言です。"I've never broken a bone, knock on wood."(骨折したことないんだ、これからもないといいけど)のように、自慢したことが台無しにならないよう願う気持ちで使います。
I've never been in a car accident, knock on wood.
We should finish the project on time — knock on wood.
Everyone in the family is healthy, touch wood.
- ① 事故に遭ったことないんだ。これからもないといいけど。
- ② このプロジェクト、期限どおりに終わりそう。まあ、油断はできないけど。
- ③ 家族はみんな元気だよ。これからもそうだといいな。
出典: History.com|Why Do People Knock on Wood for Luck? / Wikipedia|Knocking on wood
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"knock on wood" の由来について、記事の説明として正しいものは?
よくある質問
knock on woodとはどういう意味ですか?
いいことを言った直後に、それが台無しにならないよう願って、近くの木を叩きながら言う一言です。イギリスでは"touch wood"とも言います。
knock on woodの由来は何ですか?
ケルトの木の精霊信仰、悪霊除け、キリスト教の十字架、19世紀の子どもの遊びなど複数の説があり、どれが正しいかは研究者の間でも決着していません。