ガイ・フォークス・ナイトの由来は?イギリスは11月5日に花火を上げます
イギリスでは毎年11月5日の夜、たき火をたいて花火を上げます。祝っているのは、1605年に国王と議会をねらった爆破計画が失敗したことです。のちに燃やされるようになった人形の名前が、英語の guy のもとになりました。
In Japan
日本では、花火といえば夏のものです。11月の夜に、たき火を囲んで花火を見る行事は、あまり聞きません。
In English
ところがイギリスでは、毎年11月5日の夜に、たき火をたいて花火を上げます。Guy Fawkes Night(ガイ・フォークス・ナイト)、または Bonfire Night(たき火の夜)と呼ばれる行事です。祝っているのは、400年以上前に、国王と議会をねらった爆破計画が失敗したことです。
1605年、議会の真下に火薬の樽が36個置かれていました
1605年、一部のカトリック教徒が、プロテスタントの国王ジェームズ1世を殺そうと計画しました。議会の貴族院を爆破するという計画です。火薬陰謀事件(Gunpowder Plot)と呼ばれます(Wikipedia|Guy Fawkes Night)。
計画が明るみに出たきっかけは、モンティーグル卿に届いた差出人不明の手紙でした。議会に出ないように、と警告する手紙です。
11月4日の夜、捜索隊は貴族院の真下の部屋で、火薬の樽36個を見張っていたガイ・フォークスを見つけ、捕まえました(Wikipedia|Gunpowder Plot)。
国王が無事だったことを祝って、ロンドンの人々はたき火をたきました(Wikipedia|Guy Fawkes Night)。翌1606年には法律ができ、記念の礼拝が毎年の行事になりました。この法律は1859年まで続きました(Wikipedia|Gunpowder Plot)。
この話の動画
燃やされた人形の名前が、英語の guy になりました
1625年には、ローマ教皇と悪魔の人形を燃やしたという記録があります。人形を燃やす習慣の、いちばん古い記録です。のちには、子どもたちがガイ・フォークスの人形を持って、お金をねだるようになりました。そのときの呼びかけが「penny for the Guy(ガイに1ペニーを)」です。いまでは、あまり見られなくなりました(Wikipedia|Guy Fawkes Night)。
この人形が guy と呼ばれました。言葉はやがて、変わった見た目や服装の人を指すようになりました。さらに、ただ「男の人」の意味になり、複数形の guys は男女を問わず「人たち」を指すようになりました(Merriam-Webster|guy)。
いまでも、議会の開会式の前には、議会の地下室を調べます。1678年から続いている習わしです(Wikipedia|Gunpowder Plot)。
この話で手に入る英語
The word guy comes from Guy Fawkes.
和訳 guy という語は、ガイ・フォークスから来ています。
Hi, guys! の guy は、もとは11月5日に燃やされた人形の名前です。come from ~ で「~から来ている」。言葉の由来を話すときに使えます。
We watched the fireworks on Bonfire Night.
People in Britain light bonfires on the fifth of November.
- ① 私たちは、ボンファイア・ナイトに花火を見ました。
- ② イギリスの人たちは、11月5日にたき火をたきます。
出典: Wikipedia|Guy Fawkes Night / Wikipedia|Gunpowder Plot / Merriam-Webster|guy
1問だけ
ガイ・フォークスが見つかったとき、見張っていた火薬の樽はいくつでしたか?
よくある質問
ガイ・フォークス・ナイトとは何ですか?
イギリスで毎年11月5日の夜に、たき火をたいて花火を上げる行事です。1605年に国王ジェームズ1世と議会をねらった爆破計画(火薬陰謀事件)が失敗したことを記念しています(Wikipedia|Guy Fawkes Night)。
英語の guy は、ガイ・フォークスから来ているのですか?
はい。11月5日に燃やされたガイ・フォークスの人形が guy と呼ばれ、変わった服装の人、さらに「男の人」を指すようになりました。複数形の guys は、男女を問わず「人たち」を指します(Merriam-Webster|guy)。