コーンフレークの由来は?元は療養所の患者のための朝ごはんでした
牛乳をかけて食べるコーンフレークは、1890年代のアメリカで、療養所の患者のために作られた食べ物でした。砂糖を加えて一般向けに売り出したのは、弟のウィル・キース・ケロッグです。それが兄弟げんかのもとになりました。
In Japan
日本では、コーンフレークはスーパーのシリアル売り場に並ぶ、手軽な朝ごはんです。牛乳をかけるだけで食べられ、甘い味つけのものもあります。
In English
ところがコーンフレークは、もともとアメリカのバトルクリークという町の療養所で、患者のために作られた食べ物でした。療養所に来る人たちは、ハム・卵・ソーセージ・揚げたじゃがいもの朝ごはんに慣れていました。その療養所で出していたのは、肉を使わない厳しい菜食の食事です。
療養所の院長だった兄と、手伝っていた弟が作りました
1876年、ジョン・ハーヴィー・ケロッグは、ミシガン州のバトルクリーク療養所の院長になりました。弟のウィル・キース・ケロッグ(W. K. ケロッグ)は、療養所の患者のための菜食の食事を良くする研究を手伝っていました(Wikipedia|Kellogg's)。
Wikipedia によると、ジョンがある晩呼び出されて、小麦の生地をそのまま置いておいたのがきっかけだとされています。ウィルが後で同じものを作り直しました。誰が何をしたかには、いくつかの説があります(Wikipedia|Corn flakes)。
最初は小麦のフレークで、消化不良を防ぐための朝ごはんとして考えられました(Wikipedia|Corn flakes)。ウィルはこの作り方をトウモロコシでも試し、自分ではもっとおいしいと考える、さくさくしたものに仕上げました(Lemelson-MIT|Will Kellogg)。
療養所に来る人たちがハムや卵の朝ごはんに慣れていたことと、療養所が菜食だったことは、Wikipedia の Breakfast cereal の項に書かれています(Wikipedia|Breakfast cereal)。
この話の動画
砂糖を入れたのは弟で、それが兄弟げんかになりました
1906年2月19日、ウィルは Battle Creek Toasted Corn Flake Company(バトルクリーク・トーステッド・コーンフレーク社)を立ち上げます。これがいまのケロッグ社のもとです(Wikipedia|Kellogg's)。
ウィルは、多くの人に食べてもらえるように、フレークに砂糖を加えました。これが兄とのあいだに溝を作ったと、Wikipedia は書いています(Wikipedia|Corn flakes)。
第二次世界大戦のあとは、シリアルの会社が子ども向けに力を入れ、子どもが好む味にするために砂糖を加えるようになりました。1953年にケロッグが出した Sugar Smacks は、重さの56%が砂糖だったとされています(Wikipedia|Breakfast cereal)。
この話で手に入る英語
Corn flakes were first made for patients at a sanitarium.
和訳 コーンフレークは、最初は療養所の患者のために作られました。
were first made for ~ で「最初は~のために作られた」。sanitarium は「療養所」です。朝ごはんにシリアルが出てきたら、この1文で話のきっかけが作れます。
I eat corn flakes with milk every morning.
Will Kellogg added sugar to make the flakes taste better.
- ① 私は毎朝、コーンフレークに牛乳をかけて食べます。
- ② ウィル・ケロッグは、フレークをおいしくするために砂糖を加えました。
出典: Wikipedia|Corn flakes / Wikipedia|Kellogg's / Lemelson-MIT|Will Kellogg
1問だけ
コーンフレークに砂糖を加えて、多くの人に売り出したのは誰ですか?
よくある質問
コーンフレークは、いつ、どこで生まれましたか?
1890年代に、アメリカのミシガン州バトルクリークの療養所で、患者のための食べ物として作られました。院長のジョン・ハーヴィー・ケロッグと、弟のウィル・キース・ケロッグが関わっています(Wikipedia|Corn flakes、Lemelson-MIT)。
コーンフレークに砂糖を入れたのは誰ですか?
弟のウィル・キース・ケロッグです。1906年に会社を立ち上げ、多くの人に食べてもらうために砂糖を加えました。これが兄との溝のもとになったとされています(Wikipedia|Corn flakes)。