エスカレーターの片側空け、東京は左・大阪とロンドンは右です
エスカレーターの片側を空けるマナーは全国共通だと思われがちですが、東京は左に立ち、大阪は右に立ちます。そしてロンドンの地下鉄も、実は大阪と同じ『右に立つ』でした。
In Japan
日本では、エスカレーターの片側を歩く人のために空けるのが、全国どこでも同じマナーだと思っている人が多いです。実際、東京では左側に立ち、右側を空けるのが当たり前になっています。
In English
ところが大阪では逆で、右側に立って左側を空けます。そしてロンドンの地下鉄も、実は大阪と同じ『右に立つ』側です。同じ日本の中でも、そして海を越えたロンドンとも、東京だけがねじれた形になっているのです。
ロンドンが『右に立つ』になった理由
ロンドン地下鉄に最初にエスカレーターが登場したのは1911年、アールズコート駅でした。設計者チャールズ・シーバーガーの機構は、乗り終えた客を斜めの仕切りで左側へ誘導する仕組みになっていました(Wikipedia|Escalator etiquette)。降りる人が左側に流れていくので、歩いて上りたい人とぶつからないよう、立って乗る人は自然と右側に寄るようになった、というのがこの習慣の始まりとされています。
この話の動画
大阪が右、東京が左になったのは、実は『諸説あり』
なぜ大阪だけ日本国内で逆なのかは、はっきりと分かっていません。よく語られる説は2つあります。1967年に阪急梅田駅で動く歩道が設置されたとき、右手で手すりを持つ客が多く混乱を避けるために右側に立つよう案内されたという説と、1970年の大阪万博で海外からの観光客を意識し、当時ヨーロッパで主流だった『右に立つ』が定着したという説です(大和総研|大阪のエスカレーターはなぜ右側に立つのか?)。どちらか一方が正解と決まっているわけではなく、いまも『諸説あり』のままです。
この話で手に入る英語
Stand right, walk left.
和訳 右に立って、左は歩く人のために空けてください。
ロンドンの地下鉄や大阪のエスカレーターでの立ち方を、そのまま英語にした言い方です。東京の駅で同じようにすると、周りと逆になってしまうので注意してください。
In London, people stand on the right side of the escalator.
It's the opposite in Tokyo, where people stand on the left.
Nobody knows for sure why Osaka's rule is different from Tokyo's.
- ① ロンドンでは、人々はエスカレーターの右側に立ちます。
- ② 東京ではそれが逆で、人々は左側に立ちます。
- ③ なぜ大阪のルールが東京と違うのか、はっきりとは分かっていません。
出典: Wikipedia|Escalator etiquette / 大和総研|大阪のエスカレーターはなぜ右側に立つのか?
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よくある質問
なぜ東京と大阪でエスカレーターの立つ位置が逆なのですか?
はっきりとした理由は分かっていません。1967年の阪急梅田駅での案内が広まったという説と、1970年の大阪万博で海外の習慣を意識したという説があり、どちらも確定した事実ではなく諸説ある状態です。
ロンドンはどちらに立つのですか?
ロンドンの地下鉄では右側に立ちます。1911年に登場した最初のエスカレーターの仕組みで、降りる客が左側に流れる作りだったため、立って乗る人が右側に寄るようになったとされています。