bread and butterの意味は?恋人と離れたら唱えます
英語圏には、一緒に歩く2人が柱や人にじゃまされて一瞬左右に分かれてしまったとき、声をそろえて "Bread and butter!" と言わないと喧嘩になる、という言い伝えがあります。同じ単語が、日常会話ではまったく別の意味でも使われています。
In Japan
日本で、連れと一緒に歩いていて信号待ちの人や電柱に進路をふさがれ、一瞬左右に分かれてしまっても、特に何も言わず黙って合流するのが普通です。
避けたことすら、わざわざ口にはしません。
In English
英語圏、とくにアメリカやイギリスでは、一緒に歩く2人が柱や人など何かに進路をふさがれて、やむを得ず左右に分かれてしまったとき、2人そろって "Bread and butter!"(パンとバター!)と声に出す習慣があります。
唱え忘れると、喧嘩になるとまで言い伝えられています。
唱えないと、仲が裂けると言われています
対象になるのは、恋人同士や友人など一緒に歩く2人です。道の途中に柱や人などの障害物があって2人がやむを得ず左右に分かれてしまったとき、両方が声をそろえて "Bread and butter" と言わなければならないとされています(Wikipedia|Bread and butter (superstition)))。
もし唱え忘れると、激しい喧嘩になる、あるいは仲が裂けてしまうと言い伝えられています。日本ではただ黙ってすれ違うだけの場面に、英語圏では「声に出す」というひと手間が挟まっているわけです。
なぜ「パン」と「バター」なのか
由来として説明されているのは、一度パンに塗ったバターは、もう元のパンとバターには戻せないという比喩です。パンとバターのように、本来ずっと一緒にあるはずの2人が離れてしまわないように、という願いを込めて、この2つの単語が選ばれたとされています。
似た働きをする言葉に "salt and pepper"(塩とコショウ)もあります。どちらも『いつも対で登場するもの』の名前を借りて、分断をその場で打ち消そうとする発想です。
この話で手に入る英語
bread and butter
和訳 本業、生活の糧
迷信として唱える "Bread and butter!" と、日常会話の意味はまったくの別物です。日常会話では "Teaching is her bread and butter."(教えることが彼女の本業だ)のように、生活を支えるものを指します。
We got split up by a lamppost, so we both said, "Bread and butter!"
Freelance writing is her bread and butter, but she paints on the weekends.
Teaching English online has become my bread and butter.
- ① 街灯に道をふさがれて離れちゃったから、2人で「ブレッド・アンド・バター!」って言ったんだ。
- ② フリーランスの執筆が彼女の本業だけど、週末は絵を描いている。
- ③ オンライン英語講師が、私の生活の糧になっている。
出典: Wikipedia|Bread and butter (superstition) / Merriam-Webster|bread-and-butter
1問だけ
一緒に歩く2人が柱などで左右に分かれてしまったとき、英語圏の言い伝えで声をそろえて言うとされる言葉は?
よくある質問
"Bread and butter" の迷信とはどういうものですか?
一緒に歩く2人が柱や人など何かに進路をふさがれて左右に分かれてしまったとき、2人がそろって"Bread and butter!"と声に出さないと喧嘩になる、または仲が裂けると言い伝えられている英語圏の迷信です。
"Bread and butter" には迷信以外の意味もありますか?
あります。日常会話では「本業」「生活の糧」という意味の慣用句として使われます。"Teaching is her bread and butter."(教えることが彼女の本業だ)のように使い、迷信としての意味とはまったく別の使われ方です。