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原田英語の沼 Harada Eigo no Numa

YOUTUBE PICKS

歴史系YouTube英語4選|地図とアニメで流れをつかむ

世界史を英語で扱うチャンネルは、地図やアニメーションで「いつ・どこで・誰が」を画面に出してくれるものが多く、固有名詞と年号が聞き取れなくても話を見失いません。テンポの速いコメディ調から、腰を据えた語りまで、4つのタイプをそろえました。

英語で歴史を扱うチャンネルには、はっきりした強みがあります。地図が動き、人物名が画面に文字で出て、年号もテロップで表示される。耳が追いつかなくても、目でついていけます

もう1つの強みは、話の形が決まっていることです。始まり・対立・結末という流れがはっきりしているので、知らない単語が出てきても「たぶん今は戦いの場面だろう」と予想がつきます。

今日は4つのタイプを選びました。笑えるものから、じっくり聞くものまで、自分の集中力に合わせて選んでください。

No. 1

OverSimplified

笑いながら、テンポの速い英語に慣れたい人

戦争や革命の歴史を、手描きのアニメと早口のツッコミで一気に見せるチャンネルです。真面目な出来事を扱いながら、語り口はコメディに近い。

地図の上で軍隊が動き、人物にはあだ名がつき、画面の動きだけでも話の流れが分かる作りになっています。ナレーションはかなり速いですが、同じ人物名やジョークがくり返し出てくるので、2本目からは耳が慣れてきます。

大きな出来事はパートに分かれているシリーズが多いので、1本ずつ区切って見られるのも続けやすい理由です。

まずこの1本

WW1 - Oversimplified (Part 1) (OverSimplified) 第一次世界大戦の始まりを、テンポよく解説する回です。まずはここから。

使い方:最初は日本語で概要を知っている出来事(第一次世界大戦など)を選んでください。展開を知っているぶん、速い英語でも置いていかれません。

No. 2

Extra History

起承転結のはっきりした話を、少しずつ聞きたい人

1つの出来事を数本のパートに分けて語る、シリーズ形式のチャンネルです。1本が短く、続きが気になる終わり方をするので、次の1本へ自然と進めます

語り口は落ち着いていて、OverSimplifiedほど速くありません。絵は水彩画のような柔らかいタッチで、戦の場面も人物の表情も、じっくり描かれます

世界史だけでなく、日本の戦国時代や中国の歴史も扱っているので、背景を知っている題材から入れるのも利点です。

まずこの1本

Warring States Japan: Sengoku Jidai - Battle of Okehazama - Extra History - Part 1 (Extra History) 日本の戦国時代、桶狭間の戦いを扱う回です。背景を知っている題材なので、英語だけに集中しやすいです。

使い方:1つのシリーズを、1日1本ずつ見る形がおすすめです。前回のあらすじが軽く触れられることが多いので、続けて見なくても追いつけます。

No. 3

Fall of Civilizations

腰を据えて、じっくりした語り口のポッドキャストを聞きたい人

ある文明が、なぜ・どうやって終わったのかを、時間をかけて語るポッドキャスト形式のチャンネルです。下で挙げた第1回「Roman Britain」は1時間3分あります。語りはゆっくりで、詩のように整えられた英語が特徴です。

映像は遺跡の写真や地図が中心で、動きの多いアニメではありません。そのぶん、語られていることばそのものに集中しやすい作りです。

1本が長いので、通して見る必要はありません。区切りのよい場面で止めても、話は成立します。他の3チャンネルより語彙のレベルは高めです。

まずこの1本

1. Roman Britain - The Work of Giants Crumbled (Fall of Civilizations) このチャンネルの第1回。ローマ帝国が去ったあとのブリテン島を描いています。

使い方:最初の10分だけを、寝る前などに聞き流してみてください。全部聞き取れなくて構いません。同じ語り手の声のリズムに慣れることが目的です。

No. 4

Historia Civilis

地図や図解を見ながら、落ち着いた英語で古代史を追いたい人

古代ローマを中心に扱う、図解に特化したチャンネルです。誰がどこにいて、誰と対立しているのかが、簡単な地図やアイコンで常に示されます。

語りは落ち着いた速さで、同じ構成の説明がシリーズを通してくり返されるため、専門用語も自然と身につきます。人物の名前が多く出てきますが、その都度、画面に文字で表示されます。

カエサルの生涯を追う長編シリーズが代表作です。1本ずつ場面が区切られているので、順番に追いかけやすい作りです。

まずこの1本

Caesar Marches on Rome (49 B.C.E.) (Historia Civilis) カエサルの生涯を追うシリーズの1本。地図を使った説明の分かりやすさが体験できます。

使い方:画面に出る地図を一時停止して、誰がどこにいるかを確認しながら見てください。位置関係が分かると、そのあとの英語がぐっと聞き取りやすくなります。

4つ並べましたが、全部を毎日見る必要はありません。まずは、いちばん気楽に感じたものを1つだけ選んでください。

歴史ものの強みは、同じ人物や出来事が、別のチャンネルにも登場することです。1つのチャンネルで覚えた名前が、次のチャンネルで聞き取れるようになる。そうやって、単語が積み上がっていきます。

よくある質問

歴史系のYouTubeは、英語学習に向いていますか?

向いています。地図やアニメーションで人物名・年号・場所を画面に文字で出すチャンネルが多く、耳で取れなくても目で内容を追えます。また出来事の流れ(始まり・対立・結末)がはっきりしているので、知らない単語があっても展開を予想しやすい分野です。

初心者はどのチャンネルから始めればいいですか?

日本語で概要を知っている出来事を扱うOverSimplifiedか、1本が短く続きが気になる作りのExtra Historyから始めてください。Fall of Civilizations は語りこそゆっくりですが、4つの中では語彙のレベルがいちばん高いので、耳が慣れてきてから、最初の10分だけ聞き流す使い方がおすすめです。

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