Richard TurereのTED英語|ライオンよけの発明の話を、約7分で聞き取る
Richard Turere は、ケニアのマサイの人々の中で暮らす、若い発明家です。ライオンに父親の牛を襲われ、火やかかしを試してもうまくいきませんでした。そこで考えたのが、点滅するライトです。話が起きた順に進むので、初めてのTEDにも向いています。長さは約7分です。
My invention that made peace with lions
ライオンと仲よくなれた、ぼくの発明/Richard Turere(ライオンよけのライトを発明した、ケニアのマサイの若い発明家)・2013年・約7分 字幕つきで見る ↗
なぜ、これほど届いたのか
出だしは This is where I live.(ここがぼくの住んでいるところです)の1文です。住んでいるのは、ケニアのナイロビ国立公園の南です。公園の南側には、柵がほとんどありません。だから、シマウマを追ってライオンが外に出てきて、牛を襲います。
そこからは、起きた順に話が進みます。1つ目の案の火は、かえってライオンが牛小屋を見やすくしただけでした。2つ目の案のかかしは、2日目には見破られます。ここで会場が笑います。
ある晩、懐中電灯を持って牛小屋のまわりを歩いていたら、ライオンが来ませんでした。動く光をこわがるのだと気づき、古い車のバッテリーやオートバイの方向指示器の部品で、点滅するライトを作ります。
トークには、So で始まる文がくり返し出てきます。So が聞こえたら、話が次へ進むところだと思って聞いてください。
名台詞
And I discovered that lions are afraid of a moving light.
The lights flash and trick the lions into thinking I was walking around the cowshed, but I was sleeping in my bed.
I used to hate lions, but now because my invention is saving my father's cows and the lions, we are able to stay with the lions without any conflict.
和訳 そして、ライオンは動く光をこわがるのだと分かったんです。ライトが点滅して、ぼくが牛小屋のまわりを歩いているとライオンに思いこませるんです。でも、ぼくはベッドで寝ていました。ぼくはライオンが大きらいでした。でもいまは、ぼくの発明が父の牛もライオンも救っているので、ライオンともめずに暮らせています。
ここが聞き取れない
- cowshed
- 「牛小屋」です。cow(牛)と shed(小屋)がつながった語で、トークの中で何度も出てきます。cow が聞こえたら、続く shed まで1語として聞いてください。
- indicator box
- オートバイの方向指示器の部品です。Turere 本人が、右や左に曲がるときに使う小さな装置で、点滅する、と説明しています。少しあとで I call it a transformer.(ぼくはトランスフォーマーと呼んでいます)と続きます。
- Ashê olên.
- トーク本編の最後の一言で、英語ではありません。直後に It means in my language, thank you very much.(ぼくの言葉で、どうもありがとう、という意味です)と言い直してくれます。
この1本の使い方
- 字幕なしで、火とかかしの場面まで聞く。fire と scarecrow の2語が聞こえたら合格。
- 英語字幕つきで、ライトを作る場面を見る。battery、indicator box、solar panel の3つが出てくるところに印をつける。
- 上の3本目の名台詞を、I used to hate lions, but now の区切りまで声に出して3回言う。
約7分なので、1回で最後まで聞けます。まず字幕なしで聞いて、So が聞こえるたびに指を1本折ってみてください。そのあと、自分が前と今で変わったことを1つ選び、I used to ~, but now ~. の形で英語の文を1つ書いてみましょう。
よくある質問
Richard Turere の TED トーク「My invention that made peace with lions」はどれくらいの長さですか?
約7分です。TED のページでは、2013年2月の TED2013 のトークとして紹介されています。
Richard Turere はどんな発明をしたのですか?
牛小屋のまわりで点滅するライトです。ソーラーパネルで車のバッテリーに電気をためて、オートバイの方向指示器の部品でライトを点滅させます。人が歩いているとライオンに思わせて、牛を守ります。