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TED FOR LEARNERS

Benjamin ZanderのTED英語|Who am I being? の問いを3回聞き分ける

Benjamin Zander は指揮者です。このトークでは、ピアノを弾きながら、クラシック音楽は誰にでも楽しめると話します。「Who am I being ~?」の形の問いが、3回出てきます。そこを手がかりに、話の流れを追えます。

The transformative power of classical music

クラシック音楽が人を変える力/Benjamin Zander(指揮者。『The Art of Possibility』の共著者)・2008年・約20分 字幕つきで見る ↗

なぜ、これほど届いたのか

話しはじめは、靴を売りに行った2人のセールスマンの話です。1人は電報に「They don't wear shoes.(みんな靴をはかない)」と書きます。もう1人は「They don't have any shoes yet.(まだ靴を持っていない)」です。同じ事実を、2通りの英文で言い分けています。この2文の違いが、トーク全体の考え方の入口になります。

次に、7歳から11歳までの子どものピアノを、1年ずつ弾き分けて見せます。言葉で説明する前に、音で違いを聞かせる順番です。

説明では、同じ形の英語を少しずつ変えて並べます。「on every note(1音ごと)」から始まり、「every other note(1音おき)」「every four notes」「every eight notes」と続きます。数のところだけが変わるので、聞き手は数の変化だけを追えば話についていけます。

後半では「Who am I being ~?」という問いが3回出てきます。1回目は演奏者の目、2回目は子どもの目の話です。3回目だけは主語が we に替わり、「who are we being」と会場の全員に問いかけます。最後は「Shining eyes.(輝く目)」の2語を2回くり返して終わります。

名台詞

The conductor of an orchestra doesn't make a sound.

Who am I being that my players' eyes are not shining?

I will never say anything that couldn't stand as the last thing I ever say.

和訳 オーケストラの指揮者は、音を1つも出しません。演奏者たちの目が輝いていないのは、私がどんな自分でいるからだろうか。最後に口にする言葉になっても困らないこと以外は、決して言わない。

ここが聞き取れない

impulse
ピアノの説明で何度も出てくる語です。ここでは、音楽の中で力を入れて区切るところを指しています。「with an impulse on every note」から「one impulse on the whole phrase」まで、impulse の数が減っていきます。
one-buttock playing
話し手が、体ごと音楽に乗って弾く様子につけた名前です。buttock は「お尻の片側」で、「片方のお尻で弾く」という意味です。「the music pushed me over(音楽に押されて体が傾いた)」と言ったすぐあとに出てきます。

この1本の使い方

  1. はじめのほうの、子どものピアノの話を字幕なしで見て、every note や every other note のように impulse の数を言う部分をノートに書く。
  2. 英語字幕をつけて「Who am I being」と「who are we being」が出てくる3か所を探し、それぞれ誰の話をしているかを書く。
  3. 「The conductor of an orchestra doesn't make a sound.」を3回聞いてから、まねして5回言う。

約20分のトークです。まず、後半の「Who am I being」が出てくるあたりだけを字幕なしで聞いてみてください。そのあと「Who am I being that ~?」の形で、自分のことを1文書いてみましょう。

よくある質問

Benjamin Zander の TED トークはどれくらいの長さですか?

約20分です。2008年2月の TED2008 で話されたトークです。ピアノを弾きながら、クラシック音楽は誰にでも楽しめると話します。

「one-buttock playing」とはどういう意味ですか?

Benjamin Zander がこのトークで使った言葉です。buttock は「お尻の片側」です。話し手は「the music pushed me over(音楽に押されて体が傾いた)」と言い、そのように弾くことをこう呼んでいます。

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