アメリカ人はなぜ、フォークを持ち替えて食べるんですか?
アメリカのドラマでは、肉を切るたびにナイフを置き、フォークを右手に持ち替える人がいます。この食べ方は「ジグザグ食べ」とも呼ばれます。始まりはイギリス人の入植者が持ち込んだ習慣とされますが、くわしい理由ははっきりしていません。
アメリカのドラマを見ていたら、ステーキを一口切るたびに、ナイフを皿に置いてフォークを右手に持ち替える人がいました。面倒くさくないんですか? どうしてあんな食べ方をするんですか?
高校2年生さんより
イギリス人の入植者が、アメリカに持ち込んだ習慣とされています。ただし、なぜ広まったのかは、はっきり分かっていません。
持ち替える食べ方は、ジグザグ食べと呼ばれます
ナイフを右手、フォークを左手に持ち、一口ぶんだけ切ります。次にナイフを皿に置き、フォークを右手に持ち替えて、口に運びます。これがアメリカ式です(Wikipedia|Fork etiquette)。
別名は「ジグザグ食べ(zig-zag)」と「フォークの持ち替え(fork switching)」です(同じページ)。
ヨーロッパ式は、フォークをずっと左手に持ったままです。切ったあとも、同じ手で口に運びます(Emily Post|Table Manners)。
エミリー・ポストの曾孫のピーター・ポストさんによると、エミリー・ポストはアメリカ式を「ジグザグ食べ」と呼びました(Boston.com|2015年5月7日)。
始まりは、イギリス人の入植者だとされています
Wikipedia には、こう書かれています。この習慣は「イギリス人の入植者がアメリカに持ち込み、アメリカ式になった」(Wikipedia|Fork etiquette)。
ヨーロッパの多くの国は、あとの時代に、フォークを左手に持ったままにする速い食べ方へ変わりました(同じページ)。
ただし、なぜアメリカに残ったのかは、はっきりしません。エチケットを教えるエミリー・ポスト・インスティテュートも「歴史的な理由は、はっきり分かっていない」と書いています(Emily Post|Table Manners)。
持ち替えても、マナー違反ではありません
エミリー・ポスト・インスティテュートは、アメリカではどちらの食べ方でもかまわないと書いています。同じ一品を食べる途中で、食べ方を切り替えてもよいそうです(同じページ)。
ヨーロッパ式は、手間が少なく簡単です。そのため、アメリカでも多くの人が使っています(同じページ)。
作法の専門家ジュディス・マーティンさんの言葉が、Wikipedia に引かれています。「ヨーロッパ式のほうが効率的だと言う人は、正しい。でも、そちらのほうが古い、あるいは洗練されていると言う人は間違っている」(Wikipedia|Fork etiquette)。
同じページには、アメリカ式が減りつつあるという意見も載っています。持ち替える食べ方と、ヨーロッパ式を混ぜた食べ方が増えているそうです。
この話の動画
Do you switch your fork to the other hand?
I keep my fork in my left hand when I eat.
Which way do people eat in your country?
- ① フォークは持ち替える派?
- ② 私は食べるとき、フォークをずっと左手で持っているよ。
- ③ あなたの国では、みんなどっちの食べ方をするの?
持ち替える食べ方は、イギリス人の入植者が持ち込んだ習慣とされています。アメリカでは、どちらの食べ方でもマナー違反ではありません。フォークは fork、ナイフは knife です。明日、英語で話せる相手がいたら、Do you switch your fork to the other hand? と聞いてみてください。
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この記事によると、アメリカ式の食べ方は、どのように始まったとされていますか?
よくある質問
アメリカ人はなぜフォークを持ち替えるのですか?
イギリス人の入植者がアメリカに持ち込んだ習慣とされています。ただし、なぜ広まったのかという歴史的な理由は、はっきり分かっていません。
アメリカで、フォークを持ち替えない食べ方はマナー違反ですか?
違反ではありません。エミリー・ポスト・インスティテュートは、アメリカではどちらの食べ方でもかまわないと書いています。