アメリカで公園飲酒がNGな理由|オープンコンテナ法の意味とは?
アメリカに留学中の友人が公園でビールを飲んで注意されたという話をもとに回答。多くの州にある『オープンコンテナ法』により、公共の場でふたの開いたお酒を持つこと自体が違反になりますが、これは州ごとの法律で、ニューオーリンズなど例外もあります。
アメリカに留学している友達が、SNSで『公園でビールを飲んでたら注意された』と投稿していました。日本だと花見でお酒を飲むのはふつうなのに、アメリカではそんなに厳しいんですか?
留学中の友達を持つ高校生さんより
本当です。アメリカの多くの州には『オープンコンテナ法』という法律があり、公園を含む公共の場所でふたの開いたお酒の容器を持っているだけで違反になります。ただしこれは州ごとの法律で、全米共通のルールではありません。
『オープンコンテナ法』という州ごとの法律があります
アメリカでオープンコンテナ法と呼ばれるのは、歩道や公園、路上といった公共の場所で、ふたの開いた(開栓された)お酒の容器を持つこと自体を禁止する法律です(Wikipedia|Open-container law)。これは連邦法ではなく、州ごとに決められた法律です。多くの州や自治体が公共の場での飲酒を禁止している一方、24の州には、公共の場での飲酒を直接取り締まる州法がありません(前掲Wikipedia)。ただしこれは州レベルの話で、州法が無くても市や郡が独自に禁止していることがあります。
ニューオーリンズやラスベガスには例外があります
例外もあります。ニューオーリンズ市では、プラスチック容器(ガラス容器は不可)に限って、路上でお酒を持つことも飲むことも認められています(前掲Wikipedia)。ラスベガスの繁華街『ザ・ストリップ』でも、駐車場の中と、ふたの閉まった状態で買った店のまわり約300メートル以内を除けば、道を歩きながら飲むことが許されています(前掲Wikipedia)。観光地として、あえて緩い規制を売りにしている場所もあるというわけです。
I heard you can't drink beer in the park in the US. Is that true?
Yeah, it's called an open container law. It depends on the state, though.
So it's not illegal everywhere?
Right. Some cities, like New Orleans, actually allow it in plastic cups.
- A アメリカでは公園でビールを飲めないって聞いたけど、本当?
- B うん、オープンコンテナ法っていうんだ。でも州によって違うよ。
- A じゃあ、どこでも違法ってわけじゃないんだ?
- B そう。ニューオーリンズみたいに、プラスチックのカップなら認めている街もあるんだ。
In many U.S. states, it's illegal to carry an open beer in a public park.
You can drink on the street in the French Quarter, but only from a plastic cup.
- ① アメリカの多くの州では、公園でふたの開いたビールを持っているだけで違法になる。
- ② フレンチクォーターでは道で飲んでもいいが、プラスチックのカップに限られる。
次に花見や公園でお酒を飲むとき、それが世界共通のルールではないことを思い出してみてください。アメリカに行く予定があるなら、訪れる州や都市の決まりを、事前に調べておくと安心です。
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よくある質問
アメリカでは、公園でお酒を飲んではいけないのですか?
多くの州で『オープンコンテナ法』により、公共の場でふたの開いたお酒の容器を持つこと自体が禁止されています。ただしこれは州ごとの法律で、全米共通ではありません。
お酒を持ち歩いてよい場所はありますか?
あります。ニューオーリンズ市はプラスチック容器に限って路上での飲酒を認めており、ラスベガスのストリップにも似た例外があります。