groundedの意味は?|門限を破ると言われる罰の英語
親が子どもに、門限やルール違反の罰として、一定期間ぜんぶの活動を禁止すること。実はもともと1930年ごろ、規則を破ったパイロットに対する罰の言葉でした。
grounded
グラウンディッド
親が子どもに対して、一定期間、外出やゲームなど普段の活動をまとめて禁止する罰
a punishment in which a parent takes away a child's usual freedoms, like going out or playing games, for a period of time
こんなときに使います
「grounded」は、親が子どもに言い渡す罰として使われます。門限を破ったり、宿題をせずにゲームばかりしていたりすると、親から "You're grounded!" と宣告されます。そう言われた瞬間、友達と遊ぶこと・ゲーム・スマホ・外出が、まとめて一定期間できなくなります。映画やドラマでは、ティーンエイジャーが不満そうに自分の部屋にこもる場面とセットで描かれることが多い表現です。
You didn't do your homework again? That's it, you're grounded!
What? For how long?
One week. No phone, no games, no friends.
That's so unfair...
- 母 また宿題やってないの?もういい、外出禁止!
- 子 ええっ?いつまで?
- 母 1週間。スマホもゲームも友達と遊ぶのも無し。
- 子 そんなのひどいよ…
この言い方の、裏側
groundedという罰の言葉は、もともと子どものためのものではありませんでした。英語の語源辞典Etymonlineによると、「特権を取り上げる」という意味でのgroundedは1940年代に広まった言い方で、もとは規則を破ったパイロットに対する罰でした。その意味自体は1930年ごろから記録が残っています。規則を破ったパイロットは飛行機に乗ることを禁じられ、文字どおり地上(ground)に留め置かれました(Etymonline|grounded)。その後1940年代のうちに、この言い方が家庭にも広まり、親が子どもに使う罰の言葉になりました。門限を破ったティーンエイジャーは、いわば空を飛べなくなったパイロットと同じ立場に置かれているということになります。
I'm grounded for two weeks because I missed curfew.
My parents grounded me and took away my phone.
She was grounded, so she couldn't go to the party.
- ① 門限を破ったから、2週間外出禁止なんだ。
- ② 親に外出禁止にされて、スマホも取り上げられた。
- ③ 彼女は外出禁止だったから、パーティーに行けなかった。
groundedの長さも中身も、家庭によってさまざまです。1週間のこともあれば1か月のこともあり、スマホだけ、ゲームだけ、と一部だけ制限する家庭もあります。
Also
- on a timeout (幼い子ども向け)短時間、活動やその場から外されること
- lose privileges 特権・自由を取り上げられる(groundedより広く使われる言い方)
原田先生のひとこと
「外出禁止」にあたる罰の言葉が、もともとパイロット用語だったというのは、調べてみるまで知りませんでした。空を飛べなくなったパイロットも、門限を破った高校生も、同じ1語で表されるというのは、なんだかおもしろい話です。海外ドラマで "I'm grounded." と落ち込んでいる場面を見たら、その子は今日、地上に留め置かれたパイロットと同じ立場にいると思って見てみてください。
動画で見る
1問だけ
「grounded(外出禁止)」という罰の言い方は、もともと誰に対して使われていたでしょう?
よくある質問
groundedとはどういう意味ですか?
親が子どもに対して、門限やルールを破ったときに言い渡す罰のことです。一定期間、外出やゲーム、スマホなど普段の活動がまとめて禁止されます。
groundedという言葉は、もともと何に対する罰でしたか?
Etymonlineによれば、1930年ごろから、規則を破ったパイロットが飛行機に乗ることを禁じられる罰として使われていました。1940年代のうちに、親が子どもに使う言い方としても広まりました。