goody two-shoesの意味は?|「いい子ちゃん」をからかう英語
必要以上に品行方正な人を、ちょっとからかって呼ぶ言葉です。もとは1765年の絵本の主人公の名前でした。
goody two-shoes
グディ・トゥーシューズ
必要以上に品行方正な人を、少しからかって呼ぶ言葉。「いい子ちゃん」
someone who behaves in a way that seems too virtuous or well-behaved, often to an annoying degree
こんなときに使います
必要以上にお行儀がよい人を、友だち同士でからかうときに使う言葉です。先生に褒められてばかりの子、いつも規則を守る子に対して、「Hey, goody two-shoes!(いい子ちゃんだね〜)」と声をかけます。ほめているようで、実は少し皮肉が混ざっています。真顔で言うと意地悪に聞こえるので、軽い調子でからかうときだけに使ってください。
You actually did all the extra credit questions? Every single one?
Yeah, I like getting them right.
Ugh, such a goody two-shoes.
I'll take that as a compliment.
- A 追加問題、全部やったの?1問も残さず?
- B うん、全部合ってるのが好きだから。
- A はぁ、いい子ちゃんだねえ。
- B 褒め言葉として受け取っておくよ。
この言い方の、裏側
この呼び名は、1765年にロンドンの出版者John Newberyが出した絵本 The History of Little Goody Two-Shoes から来ています。孤児のMargery Meanwellは、靴を片方しか持っていませんでした。ある日、裕福な人から新しい靴を1足もらうと、大喜びで「Two shoes! Two shoes!(靴が2つ!)」と会う人みんなに言って回ったので、Goody Two-Shoesと呼ばれるようになりました(Wikipedia|The History of Little Goody Two-Shoes)。goody はもともと、貧しい既婚女性への呼びかけの言葉 goodwife を短くしたものです。驚くことに、この絵本の中では「いい子ちゃん」は少しもからかいの意味ではありませんでした。「からかう言葉」に変わったのは1930年代からで、1870年代にできた goody-goody という言葉がその変化を後押ししたと言われています(World Wide Words|Goody Two Shoes)。
Stop being such a goody two-shoes and just skip one question.
He's a real goody two-shoes — he's never late, not even once.
I used to be a goody two-shoes in high school.
- ① そんないい子ちゃんぶってないで、1問くらい飛ばしなよ。
- ② 彼は本当にいい子ちゃんだよ。遅刻したことが1回もない。
- ③ 高校のとき、私は本当にいい子ちゃんだった。
言われた側が傷つくこともある言葉です。親しい友だち同士の軽口として使い、初対面の人や目上の人には使わないでください。
Also
- teacher's pet 先生のお気に入り(もう少し直接的な言い方)
- goody-goody いい子ぶりっこ(goody two-shoesとほぼ同じ意味)
原田先生のひとこと
日本語にも「優等生ぶってる」「委員長キャラ」のような言い方がありますが、goody two-shoesがおもしろいのは、250年以上前の絵本の主人公の名前がそのまま今も使われているところです。しかも、その絵本の中では褒め言葉でした。言葉の意味は、時代とともにひっくり返ることがあるんですね。海外ドラマで誰かが真面目な友だちにこう言っているのを見つけたら、言った側の顔が笑っているかどうかを見てみてください。
1問だけ
友だちに "goody two-shoes" と言われたら、どんな気持ちで言われている?
よくある質問
goody two-shoesとはどういう意味ですか?
必要以上に品行方正で、真面目すぎる人を軽くからかって呼ぶ言葉です。日本語の「いい子ちゃん」に近いニュアンスで、親しい間柄の軽口として使います。
goody two-shoesの由来は何ですか?
1765年にロンドンの出版者John Newberyが出した絵本The History of Little Goody Two-Shoesが由来です。片方しか靴を持っていなかった孤児の少女が、新しい靴をもらって大喜びしたことから付いた呼び名でした。