cowlickの意味は?|生え方のクセで、一か所だけぴょんと立つ髪
cowlick(カウリック)は、髪の生える向きが周りと違って、一か所だけ立ったり、はねたりする部分のことです。寝ぐせに似ていますが、とかしても戻る生え方のクセです。記録は1598年。最初に書き残したのは、イタリアの絵画の本を英訳したお医者さんでした。
cowlick
カウリック
髪の生える向きが周りと違って、一か所だけ立つ髪
a small part of your hair that grows in a different direction from the rest
こんなときに使います
cowlick は、とかしても、とかしても立ってくる一か所の髪です。朝、鏡を見て「またここだけ立ってる」と思う、あの部分です。
Merriam-Webster の説明では、まわりの髪と違う向きに生えている髪の房のことです。Wikipedia によると、いちばんよくできる場所は頭のてっぺんですが、頭のどこにでもできます。
寝ぐせと違って、寝なくても毎日同じ場所が立ちます。生え方のクセだからです。
Your hair is sticking up in the back.
I know. It's a cowlick. It never stays down.
Did you try some water?
Every morning. It pops right back up.
- A 後ろの髪、立ってるよ。
- B 知ってる。生え方のクセなんだ。絶対におさまらないの。
- A 水でぬらしてみた?
- B 毎朝やってる。すぐにまた立っちゃうの。
この言い方の、裏側
cowlick という語の記録は、1598年までさかのぼります。Merriam-Webster は、この意味で最初に使われた年を1598年としています(Merriam-Webster|cowlick)。
最初に書き残したのは、Richard Haydock(リチャード・ヘイドック)というイギリスのお医者さんです。イタリアの Lomazzo(ロマッツォ)が書いた、絵と彫刻と建築の本を英語に訳しました。1598年にオックスフォードで出た本です。その中に「cow-lickes と呼ばれる髪の房は、上へ向かって曲がる形にする」という意味の一文があります(Wikipedia|Richard Haydock)。
語の形は cow(牛)+ lick(なめる)です。Wiktionary は、牛になめられて、その形に整えられたように見えるからだ、と説明しています(Wiktionary|cowlick)。
「親牛が子牛をなめた跡だから」という説明もあります。でも、言葉の質問に答えるサイト Grammarphobia は、子牛の話までは辞書で確かめられなかったと書いています。オックスフォード英語辞典には calf-lick(子牛のなめ跡)という似た語も載っているそうです(Grammarphobia|2007年3月)。細かいところは、はっきりしていません。
このヘイドックさんには、もう1つ話があります。1653年の歴史書によると、眠ったまま説教をする、と言われていました。その力を王の前で見せるよう宮廷に呼ばれ、うそだったと認めて、許されたそうです(Wikipedia|Richard Haydock)。
I have a cowlick.
My cowlick won't lie flat, no matter what I do.
He has a cowlick right on the top of his head.
- ① 一か所、髪が立つクセがあるんだ。
- ② 何をしても、この立つ髪がおさまらない。
- ③ 彼は、頭のてっぺんに立つクセ毛がある。
寝起きのボサボサ髪は bedhead です。cowlick は寝なくても毎日同じ場所が立つ、生え方のクセを言います。
Also
- bedhead 寝起きのボサボサ髪
- hair whorl つむじ(髪がうずを巻いている所)
- stick up (髪が)ぴんと立つ
原田先生のひとこと
とかしても立つ髪を、英語は「牛のなめ跡」と呼びました。しかも400年以上前の、絵や彫刻の本に出てくる語です。
寝ぐせ(bedhead)とは別ものだと分かると、朝の鏡の見え方が少し変わります。明日、鏡の前で髪が立っていたら、I have a cowlick. と言ってみてください。
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1問だけ
cowlick と bedhead の違いとして、正しいものはどれですか?
よくある質問
cowlick とは、どういう意味ですか?
髪の生える向きが周りと違って、一か所だけ立ったり、はねたりする部分のことです。寝ぐせと違い、寝なくても毎日同じ場所が立ちます。
cowlick の語源は何ですか?
cow(牛)と lick(なめる)を合わせた語です。牛になめられたように見えるから、と説明されます。記録は1598年の、イタリアの絵画の本の英訳にあります。