brown-noserの意味は?|上司にゴマをすりまくる人
会議で、上司の発言のたびに「さすが部長!」と持ち上げる人。そういう人を、英語では a brown-noser と呼びます。ただし、かなり失礼な言い方です。本人の前では言えません。
a brown-noser
ア ブラウンノウザー
気に入られようとして、上司や偉い人にやたらとお世辞を言う人(ゴマすり)
a person who tries too hard to please someone in authority, for example by flattering them
こんなときに使います
職場や学校で、上司や先生にお世辞ばかり言う人を見たときに、陰で使います。同僚に "He's such a brown-noser."(あの人、ほんとにゴマすりだね)と言ったり、"Stop brown-nosing."(ゴマをするのはやめなよ)と言ったりします。言われた本人はいい気持ちがしないので、本人に向けては使いません。
Did you hear him in the meeting? "Great idea, boss!" Every single time.
I know. He's such a brown-noser.
Shh. He's right behind you.
Oh no. I didn't say anything!
- A 会議での彼の話、聞いた?「すばらしい案ですね、部長!」って、毎回だよ。
- B ほんとにね。彼、完全にゴマすりだよ。
- A しっ。すぐうしろにいるよ。
- B うわ。何も言ってないよ!
この言い方の、裏側
brown-nose は、とても失礼な言い方です。だから、使う場面には気をつけてください。
Merriam-Webster という辞書は、この語を「ゴマをする」という意味の動詞として載せています。どこから来た言い方かについては、「相手にへつらう態度は、出世させてほしい相手のおしりに鼻を突っ込んでいるのと同じだ、という考えから」と説明しています(Merriam-Webster|brownnose)。つまり、かなり下品なたとえから生まれた語です。
記録は、20世紀の前半です。Online Etymology Dictionary は、アメリカ英語のくだけた言い方として1939年から使われている、と書いています。軍隊の俗語から広まったと言われています。brown-noser という名詞は1945年までに、brown-nosing は1950年までに記録されています(Online Etymology Dictionary|brown-nose)。Merriam-Webster では、動詞の初出は1938年です。辞書によって年が1年ずれています。
似た意味の語もあります。suck-up は「ごますり」を意味するくだけた名詞で、辞書には1970年から記録されています。"a suck-up to the teacher"(先生にゴマをする人)という例文が載っています(Merriam-Webster|suck-up)。
Nobody likes a brown-noser.
He is always brown-nosing the boss.
Don't be such a brown-noser.
- ① ゴマすりを好きな人はいません。
- ② 彼はいつも、上司にゴマをすっています。
- ③ そんなにゴマすりばかりしないでよ。
ふつうにお世辞を言うだけなら、brown-noser とは言いません。相手に気に入られたくて、やりすぎているときの言い方です。人をほめるときは、compliment(ほめる)や praise(称賛する)を使います。
Also
- a suck-up ゴマすり(くだけた言い方。brown-noser と近い意味)
- teacher's pet 先生のお気に入りの生徒(お世辞を言うとは限らない)
原田先生のひとこと
ゴマをする人を、日本語では食べ物のゴマにたとえます。英語では、体の一部の鼻を使って言います。国は違っても、上の人に近づきすぎる人が陰で笑われるのは同じです。ほめ言葉は、本気で思ったときだけ言えば十分です。
1問だけ
同僚が "Stop brown-nosing the boss." と言いました。どういう意味ですか?
よくある質問
brown-noserとはどういう意味ですか?
気に入られようとして、上司や偉い人にお世辞を言いすぎる人のことです。日本語のゴマすりに近い、くだけた失礼な言い方です。
brown-noseの語源は何ですか?
Merriam-Webster は、へつらう態度は、出世させてほしい相手のおしりに鼻を突っ込んでいるのと同じだという考えから、と説明しています。アメリカ英語で1930年代の終わりから記録があります。