ヘルメットに毒ヘビ事件|アメリカの高校生が1時間気づかず練習
アメリカ・アーカンソー州で、高校のフットボール選手がヘルメットをかぶったまま1時間近く練習していました。中に隠れていたのは、州内で2番目に毒性が強いとされるコットンマウス。通報では別のヘビだとされ、駆けつけた職員が正体を突き止めました。
A Snake Inside a Helmet
In August, a high school football player in Arkansas put on his helmet for practice, not knowing a snake was hiding inside.
The snake had crawled under the padding and stayed hidden.
After warming up, he noticed something moving inside the helmet.
He took it to the school's athletic staff to be checked.
Inside, they found a two-foot-long cottonmouth, the second most venomous snake in the state.
The player had been wearing the helmet for almost an hour.
"It really was just shock and disbelief," said athletic director Kirk Horton.
At first, the snake was reported as a copperhead.
After the officers arrived, they determined it was actually a cottonmouth.
Animal services put the snake in a tote bag and released it by a nearby river.
The animal shelter told people to check their gear before putting it on.
(139 words)
今日の語句
全文和訳
8月、アーカンソー州の高校フットボール選手が、ヘビが中に隠れているとは知らずに、練習のためヘルメットをかぶりました。ヘビは詰め物の下にもぐりこんで、隠れたままでした。ウォームアップのあと、彼はヘルメットの中で何かが動いているのに気づきました。彼はそれを、学校の運動部のスタッフのところへ持っていって、調べてもらいました。中から見つかったのは、体長約60センチのコットンマウス。州内で2番目に毒性が強いヘビです。選手は、すでに1時間近く、そのヘルメットをかぶっていました。「本当に、ただただ驚きと、信じられない気持ちでした」と、運動部長のカーク・ホートン氏は言いました。はじめ、そのヘビはアメリカマムシの仲間だと報告されていました。職員が到着して調べたところ、実際にはコットンマウスだと判明しました。動物管理局はヘビを手提げの袋に入れ、近くの川のそばに放しました。動物保護施設は、身につける前に用具を確かめるよう呼びかけました。
「1時間」という数字が、いちばん怖い
この話でぞっとするのは、ヘビが見つかったことではありません。見つかるまで、誰も気づかなかった時間のほうです。
ヘビはヘルメットの詰め物の下にもぐりこんでいたので、かぶるときには見えませんでした。ウォームアップを終えるまで、選手はヘビと一緒に頭を動かし続けていたことになります。気づいたきっかけも「中で何かが動いている」という、ごくわずかな違和感です。
コットンマウスは、記事によればアーカンソー州で2番目に毒性が強いヘビで、暗くて閉じた場所を好むとされています。
運動部長のカーク・ホートン氏は、こう話しています。"I've got a better shot at winning the lottery than seeing this in my 10 years."(この10年でこんなものを見るより、宝くじに当たるほうが見込みがある)。驚きを数字ではなく、たとえで言う。英語らしい言い方です。
copperhead から cottonmouth へ。determine という動詞
この記事でいちばん役に立つ動詞は、たぶん determine です。
最初の通報では、ヘビは copperhead(アメリカマムシの仲間)だと伝えられていました。ところが動物管理局が到着して調べた結果、cottonmouth だと分かった。そこで使われているのが determine です。
decide とどう違うのか。decide は自分で選ぶことです。どちらにするか、意志で決める。determine は違います。調べて、事実のほうから答えが出てくる。選んでいるのは人ではなく、証拠のほうです。
だからニュースや科学の文章では、圧倒的に determine が使われます。The cause has not yet been determined.(原因はまだ突き止められていない)。事故、病気、実験。「調べた結果こうだった」と言いたい場面は、全部これです。
覚えるなら、この1文で。They determined it was actually a cottonmouth.
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アーカンソー州の高校生は、毒ヘビが入ったヘルメットを、どれくらいの時間かぶっていましたか?
よくある質問
アーカンソー州の高校生は、なぜ毒ヘビに気づかなかったのですか?
ヘビがヘルメットの詰め物の下にもぐりこんでいて、かぶるときに見えなかったためです。ウォームアップを終えるまで1時間近く気づかず、その後ヘルメットの中で何かが動くのに気づいて、学校の運動部のスタッフに確認を頼んで発覚しました。
determine と decide は、どう違いますか?
decide は自分の意志でどちらかを選ぶことです。determine は、調べた結果として事実のほうから答えが出てくることを指します。この事件でも、はじめはアメリカマムシの仲間だと報告されていましたが、動物管理局が調べて「実際はコットンマウスだった」と突き止めました。ニュースや科学の文章では determine がよく使われます。