メッセージボトルの世界記録は、131年後にオーストラリアで見つかりました
1886年にドイツの帆船から海に投げられたガラス瓶が、2018年にオーストラリアの浜辺で見つかりました。中の手紙は131年と223日ぶりに読まれ、ギネス世界記録に認定されています。海流を調べるための、69年間続いた地味な実験の一部でした。
A Bottle That Waited 131 Years
In January 2018, Tonya Illman was walking along a beach in Western Australia when she picked up an old, sand-covered bottle.
Inside was a note, rolled up tightly and too damp to read.
Her family dried the paper in an oven and found that it was written in German, dated June 12, 1886.
The note had been thrown from a German ship called the Paula, as part of a 69-year science project on ocean currents.
Between 1864 and 1933, German sailors dropped thousands of bottles like this one into the sea.
Most were never found again.
Experts at the Western Australian Museum confirmed that the bottle was genuine.
By the time Illman found it, 131 years and 223 days had passed since the note was thrown into the sea, making it the oldest message in a bottle ever recorded.
(139 words)
今日の語句
全文和訳
2018年1月、トーニャ・イルマンさんは西オーストラリアの浜辺を歩いていて、砂まみれの古いガラス瓶を拾った。中には手紙が入っていたが、きつく丸められ、湿っていて読めなかった。家族がオーブンで紙を乾かすと、それはドイツ語で書かれていて、1886年6月12日の日付があった。手紙はPaulaという名のドイツの船から投げられたもので、海流を調べる69年間の研究の一部だった。1864年から1933年のあいだ、ドイツの船員たちはこのような瓶を何千本も海に落としていた。そのほとんどは、二度と見つからなかった。西オーストラリア博物館の専門家が、この瓶が本物であることを確認した。イルマンさんが見つけた時点で、その手紙は海に投げられてから131年と223日がたっており、記録に残る中で最も古いメッセージボトルになった。
手紙は、届け先をあらかじめ知っていた
この手紙は、たまたま海に流れ着いた個人的なメッセージではありません。ハンブルクにあったドイツ海洋気象台(ゼーヴァルテ)が、海流の流れを調べるために印刷して用意した書式で、日付・座標・船の情報が最初から書き込めるようになっていました。見つけた人へ向けて『いつ、どこで見つけたかを書いて、ハンブルクのドイツ海洋気象台か、最寄りのドイツ領事館へ送り返してください』という依頼文まで添えてあり、誰かに拾われることを前提に作られた手紙だったのです。
69年間で何千本、見つかったのはごくわずか
1864年から1933年までの69年間、ドイツの船員たちは同じような瓶を何千本も海に投げ入れていました。それでもハンブルクへ送り返された紙は、69年間でわずか662枚だったといいます。今回の1本も、投げられてから1年ほどで浜に打ち上げられ、そこから130年以上、湿った砂の中に埋もれていたと考えられています。その紙が読める状態のまま見つかったこと自体が、ほぼ奇跡に近い出来事です。(西オーストラリア博物館|132 year old message in a bottle found on WA beach)
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よくある質問
世界最古のメッセージボトルは、どうやって見つかったのですか?
2018年1月、トーニャ・イルマンさんが西オーストラリアの浜辺で砂まみれの瓶を拾いました。中の手紙は湿っていて読めませんでしたが、家族がオーブンで乾かすと、1886年6月12日の日付が入ったドイツ語の手紙だと分かりました。
この手紙は、もともと何のために海に投げられたのですか?
ドイツの研究機関が海流の流れを調べるために用意した書式で、1864年から1933年までの69年間、船員たちが同じような瓶を何千本も海に投げ入れる研究の一部でした。見つけた人へ、ハンブルクのドイツ海洋気象台か最寄りのドイツ領事館へ送り返すよう依頼する文が添えられていました。