世界で時間帯が一番多い国は、ロシアではなくフランスです
「時間帯がいちばん多い国は?」と聞かれたら、多くの人はロシアと答えます。正解はフランス。本土はたった1つの時間帯なのに、海外領土を含めると12。南極の領有権主張まで数えると13にもなります。
The Country With the Most Time Zones
Ask people which country has the most time zones, and most will guess Russia.
The real answer is France.
Mainland France uses only one time zone, but its overseas territories add many more.
France still governs islands in the Caribbean, the Indian Ocean, and the South Pacific.
Together, they stretch from Saint Pierre and Miquelon, near Canada, to Wallis and Futuna, near Fiji.
That gives France twelve time zones all year round, according to Guinness World Records.
The count rises to thirteen if you include Adelie Land, the part of Antarctica that France claims.
Russia and the United States each have only eleven.
So the country with the most time zones is not the largest one on the map.
It is the one with pieces of land scattered furthest across the globe.
(132 words)
今日の語句
全文和訳
「時間帯がいちばん多い国は?」と聞くと、たいていの人はロシアと答えます。本当の答えはフランスです。フランス本土の時間帯は1つだけですが、海外領土を含めるとぐっと増えます。フランスはいまも、カリブ海・インド洋・南太平洋の島々を治めています。それらを合わせると、カナダの近くのサンピエール島・ミクロン島から、フィジーの近くのウォリス・フツナまで広がります。ギネス世界記録によると、これによってフランスは年間を通じて12の時間帯を持つことになります。フランスが領有権を主張する南極のアデリーランドを入れて数えると、13になります。ロシアとアメリカは、それぞれ11しかありません。つまり、時間帯がいちばん多い国は、地図でいちばん大きい国ではありません。地球上の一番遠くまで、領土が散らばっている国なのです。
面積はロシアの30分の1ほどなのに
フランス本土の面積は約55万平方キロメートルで、ロシア(約1700万平方キロメートル)の30分の1ほどしかありません。それでも時間帯の数では、フランスがロシアを上回ります。国の大きさと、時間帯の多さは別の話だということが、この2国を比べるとよく分かります。
本土がお昼のとき、地球の反対側はもう夜です
フランスの時間帯は、フランス領ポリネシア(タヒチなど、UTC-10)から、ウォリス・フツナ(UTC+12)まで、22時間ぶんの幅にまたがっています。パリが昼の12時のとき、タヒチは同じ日の夜中の0時、ウォリス・フツナは同じ日の夜10時です(フランスが夏時間の時期)。日付は3か所とも同じで、時計だけが22時間ぶん離れています。
1問だけ
フランスに、世界でいちばん多い時間帯がある理由は?
よくある質問
世界で時間帯が一番多い国はどこですか?
フランスです。本土の時間帯は1つだけですが、カリブ海・インド洋・南太平洋に広がる海外領土を含めると、Guinness World Recordsによれば12の時間帯を持ちます。フランスが領有権を主張する南極のアデリーランドまで数えると13です。
ロシアやアメリカの時間帯はいくつですか?
ロシアとアメリカは、それぞれ11の時間帯を持っています。国土の面積では両国ともフランスよりはるかに広いですが、時間帯の数はフランスのほうが多くなっています。