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原田英語の沼 Harada Eigo no Numa

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Austronaga minutaの化石に、胃と肝臓と腸が残っていました

中国で見つかった、およそ2億4500万年前の小さな海の爬虫類の化石に、胃・肝臓・腸が残っていました。爬虫類では、消化のしくみが大部分そろった、知られているなかでいちばん古い例です。

A 245-Million-Year-Old Reptile Kept Its Stomach

Scientists in China have found a very old fossil.

It is about 245 million years old.

The animal was a small reptile that lived in the sea.

Its name is Austronaga minuta.

It was only 60 centimeters long.

The scientists saw a dark area between its ribs.

They took photos with ultraviolet light.

They also tested the fossil with a special method.

The tests showed a stomach, a liver, and intestines.

The stomach looked like a large sack.

The liver was red, and it still had traces of hemoglobin.

The intestines were like a long, simple tube.

It is the oldest largely complete digestive system known in a reptile.

After 245 million years, its insides can still be studied.

The fossil is now in Beijing.

(125 words)

出典:ScienceDaily|245-Million-Year-Old Marine Reptile Fossil(2026年9月29日掲載)

今日の語句

fossil 化石 the remains of a plant or animal from long ago, found in rock
reptile 爬虫類 an animal such as a lizard, a snake, or a crocodile
ultraviolet light 紫外線 a kind of light that people cannot see
digestive system 消化のしくみ(消化器) the parts of the body that break down food
intestines 腸 the long tube in the body where food goes after the stomach
hemoglobin ヘモグロビン a substance in blood that carries oxygen

全文和訳

中国の科学者たちが、とても古い化石を見つけました。およそ2億4500万年前のものです。その動物は、海にすんでいた小さな爬虫類でした。名前は Austronaga minuta(オーストロナガ・ミヌータ)です。体長は、わずか60センチメートルでした。科学者たちは、あばら骨のあいだに黒っぽい部分があるのに気づきました。そこで、紫外線をあてて写真を撮りました。さらに、特別な方法で化石を調べました。その結果、胃と肝臓と腸が見つかりました。胃は、大きな袋のような形でした。肝臓は赤く、ヘモグロビンのあとまで残っていました。腸は、長くて単純な管のようでした。爬虫類で知られているなかで、消化のしくみが大部分そろった、いちばん古い例です。2億4500万年たっても、体の中を調べることができるのです。この化石はいま、北京にあります。

見つけた手がかりは、あばら骨のあいだの黒っぽい部分

研究は、科学誌 Science Advances に2026年に発表されました(ScienceDaily)。研究者たちは、化石のあばら骨のあいだに黒っぽい部分があることに気づきました。調べてみると、そこに消化管の名残がありました。紫外線の写真と、質量分析という化学の分析が使われました(Phys.org)。

筆頭著者の Wei Wang さん(北京の脊椎動物古生物学・古人類学研究所)は、「大きな袋のような胃が前にあり、そのうしろに、とても赤い肝臓がある」と話しています。肝臓には、ヘモグロビンのあともまだ検出できるそうです(同じ記事)。

体は海向き、内臓は単純だった

Austronaga minuta は、体長およそ60センチで、首と尾が長い動物です。ワニや恐竜に近い仲間(アーコサウルス類)で、魚竜やモササウルスの仲間ではありません(EurekAlert!)。

共同研究者の Nick Fraser さん(スコットランド国立博物館)は、消化のしくみは「比較的単純」で、胃の部屋は1つだけだったと説明しています(前掲・Phys.org)。ScienceDaily によると、Wei Wang さんは、体の形は水中生活に強く特化しているのに、内臓はあまり変わっていないようだと話しています。2億4500万年前の内臓が、こうして調べられるのです。

1問だけ

この化石から見つかったのは、どれですか?

よくある質問

Austronaga minutaとは何ですか?

中国で化石が見つかった、体長およそ60センチの海の爬虫類です。およそ2億4500万年前に生きていました。

化石から何が見つかったのですか?

胃、肝臓、腸です。爬虫類では、消化のしくみが大部分そろった、知られているなかでいちばん古い例です。

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