語句整序問題の解き方|かたまりで決まる
与えられた語を日本語の語順どおりに当てはめると、必ずどこかで詰まります。動詞とセットで決まっている前置詞・不定詞の「かたまり」を先に見つけてください。
たぶん、こう解いています
よくある解き方は、日本語の意味の順番どおりに、英単語を当てはめていくというものです。「彼の助言のおかげで」から His advice、「私は〜せずにすんだ」から I didn't ...と、日本語の語順のまま対応する語を探してしまう。
ところが英語と日本語はそもそも語順が違うので、途中で単語が余ったり、逆に足りなくなったりします。実際に安定して得点している人は、日本語を1語ずつ訳していません。動詞が決まった時点で、その動詞の後ろに続く形を先に決めてしまうという解き方をしています。
原田英語式手順
- 選択肢の
中の動詞を 見つけ、 後ろに 続く形を先に決める 英語の動詞には、それぞれ後ろにどんな形が続くか、決まった型があります。たとえば prevent は「prevent+人+from+-ing」という形で使われる動詞です。この動詞とセットになる前置詞が語群の中にあれば、その時点でかたまりが1つ見つかったことになります。
- -ing形は、
置ける 場所が 3つしかない 語群に -ing形を見つけたら、置ける場所は3つだけです。①前置詞の直後(from making)/②動詞の直後(enjoy making)/③be動詞の直後(is making)。
だから語群を見て、be動詞が無ければ③が消え、前置詞が無ければ①が消えます。残った1つが答えの形です。単語の意味を考える前に、語群に何が入っているかを数えてください。
to も同じで、不定詞(to do)か「to+名詞」かは、動詞の型のほうが先に決めます。
- かたまりを
組んでから、 主語とつな ぐ 動詞まわりのかたまりが組み終わったら、残った語で主語を作ります。主語から先に決めようとするから迷うのです。動詞側から固めれば、残りは自動的に決まります。
- 並べ終えたら、
語が余っていないか 確認する 語句整序で語が余るのは、ほぼ必ずどこかのかたまりを1語ずつバラバラに分解してしまったサインです。余りが出たら、まず動詞の型を疑ってください。
やってみる
次の日本文の意味になるように、下の語を並べ替えて英文を完成させなさい。 【語群】 a / from / making / me
His advice prevented ( 1 )( 2 )( 3 )( 4 ) mistake.
( 3 ) に入る語として最も適切なものはどれか。
選んでみてください。押すと、答えと解説が出ます。
正解は ③
英文の意味
彼の助言のおかげで、私はミスをせずにすみました。
この文の動詞 prevent は、prevent A from -ing(Aが〜するのを防ぐ)という形で使われる動詞です。語群を見た時点で、from の直後には -ing形が来ると決まります。-ing形になれるのは making だけなので、(3)には自動的に making が入ります。あとは prevent の直後に目的語(人)が来る型なので (1)は me、(2)は from。残った a は mistake の前に置いて a mistake とします。1語ずつ日本語の順番と照らし合わせなくても、動詞の型を知っているだけで(1)〜(4)の位置がすべて決まる。これが「かたまりで見る」ということです。
語句整序で差がつくのは、単語力ではなく、動詞の型をどれだけ知っているかです。prevent A from -ing、tell A to do、It is ... for A to do のような形を、意味だけでなく「後ろに何が続くか」とセットで覚えておいてください。
明日、語句整序の問題を1問開いたら、まず動詞に丸をつけて、その後ろに続く形を先に決めてみてください。
1問だけ
語句整序で語が余ってしまったとき、まず疑うべきなのは?
よくある質問
語句整序問題で、日本語訳から順に単語を当てはめてはいけないのですか?
禁止ではありませんが、時間がかかるうえに語順のずれで詰まりやすくなります。英語の動詞には、後ろにどんな形が続くかという決まった型があるため、その型からかたまりを先に組み立てるほうが速く正確です。
「動詞の型」とは具体的に何を覚えればいいのですか?
prevent A from -ing、tell A to do、It is ... for A to doのように、動詞(や表現)の直後にどんな形が続くかという組み合わせです。単語の意味だけでなく、後ろに続く形とセットで覚えておくと、語句整序で並べる場所がすぐに決まります。