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EXAM STRATEGY

下線部言い換え問題の解き方|辞書の意味を疑う

下線部と同じ意味の選択肢を選ぶ問題で、いちばん最初に思い浮かぶ意味に飛びついていませんか。多義語のひっかけを避けるコツは、下線部の前後にある形を見ることです。

下線部とセットになっている語(動詞・前置詞・冠詞の有無)を見て、辞書のどの意味で使われているかを先に決める

たぶん、こう解いています

「下線部の意味に近い選択肢を選びましょう」。多くの参考書はこう説明します。間違ってはいませんが、これも確かめ方であって、探し方ではありません

下線部の単語が2つ以上の意味を持つ多義語だったとき、多くの受験生は、いちばん最初に覚えた意味にすぐ飛びついてしまいます。address なら「住所」、book なら「本」というようにです。

しかし入試で問われているのは、その文の中でどの意味として使われているかです。辞書の意味を全部知っていても、文の中での見分け方を知らなければ、ひっかけの選択肢を選んでしまいます。

原田英語式手順

  1. 下線部の前後、動詞や前置詞とのセットを確認する

    下線部の語単独ではなく、直前・直後の1〜2語(動詞の目的語になっているか、前置詞が続くか、冠詞が付いているか)とセットで見てください。"address the problem" のように動詞の目的語になっていれば動詞の意味、"an address" のように冠詞が付いていれば名詞の意味と、形だけである程度絞り込めます

  2. 選択肢のうち、品詞が合わないものを先に消す

    下線部が動詞として使われているのに、選択肢に「〜という場所」のような名詞の説明が混ざっていることがあります。意味を考える前に、品詞がそもそも合っているかを確認して消してください。

  3. 残った選択肢を下線部の位置に当てはめて読む

    品詞で絞った選択肢を、実際に下線部の場所に入れ替えて文を読み直してください。文法的に通り、かつ前後の内容ともつながるものだけが残ります。

  4. いちばん『よく知っている意味』に見える選択肢を、最後にもう一度疑う

    多義語のひっかけは、読者が真っ先に思い浮かべる意味をそのまま選択肢に置いていることが多いです。他の選択肢を消したあとで、最後にもう一度だけ疑ってください。

やってみる

次の英文の下線部 address に最も近い意味を選びましょう。

Local governments often struggle to keep up with rising energy costs.

Some cities have started to address the problem by installing solar panels on public buildings.

The city council estimates that this change could cut energy bills by nearly thirty percent within five years.

下線部 address に最も近い意味はどれか。

選んでみてください。押すと、答えと解説が出ます。

下線部言い換え問題で見るべきは、単語そのものより、単語とセットになっている前後の形です。冠詞が付いているか、動詞の目的語になっているか。そこを見るだけで、意味を深読みする前に選択肢を絞り込めます。

明日、模試や過去問の下線部問題を解くときは、答え合わせの前に『この語、他にどんな意味があったか』を1つ挙げてみてください。多義語だと気づけるようになると、ひっかけに気づく速さが変わります。

1問だけ

下線部言い換え問題で、多義語のひっかけを避けるために最初に見るべきものは?

よくある質問

下線部言い換え問題で、なぜ辞書の意味をそのまま選ぶと失敗するのですか?

多義語の場合、いちばん最初に覚えた意味を選択肢の1つとして置いておき、受験生がそこに飛びつくよう作られたひっかけがよくあるためです。問われているのは、その文の中でどの意味として使われているかなので、辞書の意味を知っているだけでは不十分です。

多義語の意味は、どこを見れば絞り込めますか?

下線部の直前・直後にある動詞の目的語になっているか、前置詞が続くか、冠詞が付いているかを見てください。形だけである程度の意味を絞り込んだうえで、選択肢を文に当てはめて確かめると、ひっかけを避けやすくなります。

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