実証済み🔬 実証済み(論文)
併用辞書(英英+訳)
bilingualised辞書の使用
英英か英和かで迷ったら、両方載った辞書という手が。
- カテゴリ
- 日本の定番・多読・多聴・インプット
- ありえへん度
- ★☆☆☆☆
⚖️判定の根拠 研究の結論
実証済み =論文(多くはメタ分析)で効果が確かめられた方法です。
高校生と大学生123人に、あまり使われない15語を示した実験です(Laufer & Hadar, 1997)。辞書は、英英辞典、二言語辞典、英語の定義に母語訳を添えた「併用型(bilingualised)」の3種類。その情報で、意味の理解と自分で文を作る力を比べました。併用型は、ほかの辞書と同じかそれ以上の成績につながりました。
📚 根拠論文・メモ(1本)
- Laufer, Hadar (1997) Assessing the effectiveness of monolingual, bilingual and bilingualised dictionariesModern Language Journaldoi.org/10.1111/j.1540-4781.1997.tb01174.x
🎓原田先生の使いこなし講義
👀 目から鱗ポイント
- 実験では1人が15語を、5語ずつ3種類の辞書情報で学びました。同じ人の中で辞書の種類を比べた設計です。
- 英語の定義で使い方の輪郭をつかみ、母語訳で意味を確定する。役割の違う2つの情報だから、組み合わせると強いのです。
- 著者の結論は「全員にこの辞書」ではありません。辞書を使い慣れているかどうかで、合う辞書は変わりうるとしています。
🙅 よくある誤解
「上級者は英英、英和は甘え」は誤解。英語の定義と日本語訳の両方を見るほうが、理解にも使うことにも有利になりえます。
💡 効かせるコツ
- 英英の定義が難しければ、学習者向けの英英辞典を使う
- 電子辞書やアプリで、英英と英和を続けて引くのも手
- 例文の中で、その語と一緒に使われる語にも注目する
今日やること今日調べた単語を1つ、英英と英和の両方で引き、説明の違いを比べてみましょう。
📝 併用辞書(英英+訳)の取り入れ方
- 英語の定義と日本語訳が両方載った辞書を使う
- まず英語の定義を読み、意味を推測する
- 日本語訳で、推測した意味を確かめる
- 例文を見て、その語を使った文を1つ作る
🔬 併用辞書(英英+訳)、研究ではどうなの?
評価したのは、新しい語の意味がわかるかと、その語を使って自分で文を作れるかの2点です。辞書を引く力によって向く辞書が違いうるとされ、辞書の種類だけで勝ち負けが決まる話ではありません。1本の研究の結果でもあります。
🤔 なぜ見落とされがち?
「上級者は英英辞典」「英和は甘え」といった二択の議論が根強く、両方を組み合わせる発想はあまり知られていません。
英語学習あるある英英辞典の定義に出てくる単語が、またわからない。
原田先生のひとこと 先生の感想
英英の説明+日本語訳のいいとこ取り。“英英派”と“英和派”の論争は、これで手打ちにしませんか。
📎出典
🤔次の判定、どっちだと思う?
予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。
最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典
