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Direct method / Berlitzのイラスト部分的に支持

🌍 世界の学習法

Direct method / Berlitzダイレクト・メソッド/ベルリッツ

母語を一切使わない

うたい文句「母語干渉を排除」

ベルリッツの原点は、英語をほぼ話せない先生でした。

発祥
ドイツ/米国
対象言語
汎用
カテゴリ
教授法・メソッド
ありえへん度
★★☆☆☆

⚖️判定の根拠 研究の結論

部分的に支持 =一部の要素・条件でだけ支持されているか、うたい文句が誇張ぎみです。

授業を最初から目標言語だけで行い、実物や身振り、具体例を手がかりに理解させる教え方です。目標言語をたくさん聞いて使う場を作る点は、やインタラクションの研究と合っています。ただし“母語を一切使わない”こと自体が有利だと示した研究はなく、短い母語の説明を挟んだほうが早く伝わる場面もあります。

🎓原田先生のガチ講義

👀 目から鱗ポイント

  • ベルリッツ社の回顧では、1878年に雇ったフランス人助手が英語をほぼ話せず、フランス語だけで教えたら好評だったのが始まりとされています。
  • 直接法の肝は“母語禁止”より“わかる工夫”。実物や絵、身振りで意味が伝わらなければ、ただの聞き流しになってしまいます。
  • 19世紀の文法訳読への反発から広まった方法で、“英語の授業は英語で”という今の考え方のルーツのひとつです。

🙅 よくある誤解

「母語を使うと英語が身につかない」は言いすぎ。大切なのは英語に触れる量で、短い日本語の説明はむしろ近道になることもあります。

💡 代わりにこうする(効く版)

  1. 英語の説明でわからない時は、日本語で一瞬確認してすぐ英語に戻る
  2. 新しい表現は、絵や動作と一緒に覚えると意味がぶれにくい
  3. 文法は英語でのやり取りの後に短く整理すると、頭に残りやすい

今日やること部屋の物を5つ指さし、英語で名前と一言説明を言ってみましょう(This is my desk.など)。

📝 直接法(ベルリッツ)のやり方
  1. 身の回りの物を指さして英語で名前を言う
  2. 動作をしながら英語で実況する(I'm opening the door.)
  3. わからない語は絵や実物で確かめる
  4. どうしても通じない時だけ日本語で一言確認する
🔬 直接法(ベルリッツ)、研究ではどうなの?

直接法そのものを、ほかの教え方と比べた現代の実験は見当たりません。関連する研究では、口頭での訂正の効果をLyster & Saito(2010)が確かめています。文法のルールをはっきり教える指導の効果も、Spada & Tomita(2010)が確かめています。“英語だけで自然に”以外の要素も、学習を支えているのです。

🤔 なぜ信じられてきた?

“英語を英語のまま理解する”という理想に近く、大手語学学校の看板メソッドとして長く宣伝されてきたからです。

英語学習あるある英語だけの授業で、わからないまま笑顔でうなずく。

原田先生のひとこと 先生の感想

“英語の授業は英語で”は大事。でも日本語で一言説明したほうが早い場面、正直ありますよね。

📎出典

🤔次の判定、どっちだと思う?

予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。

最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典