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【It really do be like that sometimes.】SNSに超絶出てくる英会話・英語スラングの意味や使い方 ~音声つき~ TikTok,X,Facebookやネットに頻出!

原田英語マン
原田英語マン
ネイティブがよく使う英会話表現や慣用表現、ことわざ、イディオム、英熟語を特集していきます。2019年度の早稲田大学文化構想学部の会話表現問題で7問中6問が的中して話題となった原田高志著「ネイティブがよく使う順:英会話スピード表現520」が出版されてから10年以上が経ち、原田英語.comで”シン・英会話スピード表現”として生まれ変わります!

It really do be like that sometimes.

【意味・使い方】

★ 「時にはそういうこともあるよね」「そういう時もあるさ」という意味のスラング。
★ 人生には良いことも悪いこともあり、思い通りにいかないことがあるのは仕方ないという諦観を表す。
★ 誰かが不運な目に遭ったり、理不尽なことが起きたときに使われることが多い。
★ 2006年にUrban Dictionaryに投稿されたのが初出とされ、2010年代後半からミームとして広まった。

【読み方】

イット・リアリー・ドゥ・ビー・ライク・ザット・サムタイムズ

【ポイント解説】

「It really do be like that sometimes」は、人生の浮き沈みや不条理を嘆きつつも受け入れる心境を表した言葉です。特に、SNSでは自虐ネタとしてよく使われています。例えば失恋や落第など、ツイている内容の最後に「It really do be like that sometimes」とつけることで、「まあ、そんなこともあるよね」と自嘲気味に締めくくるのです。

また、理不尽な出来事に遭遇した際、開き直るように「It really do be like that sometimes」と呟くことで、ユーモアを交えて状況を受け止める姿勢を示すことができます。文法的には「does」が正しいのですが、あえて「do」を使うことで口語的なニュアンスを強調しています。

ミームでは様々な言い回しのバリエーションが派生しており、状況に合わせて使い分けられています。

【例文】

A: I studied so hard for that exam but still got a C. I’m so frustrated!
「あのテスト頑張って勉強したのに、結局Cだったよ。もうやる気なくした!」

B: Don’t worry, it really do be like that sometimes. You win some, you lose some.
「気にすんな。人生そういうこともあるよ。時には勝つこともあれば、負けることもあるさ」