難関大学で出た難英単語徹底暗記!

【zeitgeist】意味や使い方は?(早稲田大・法・2025) 大学入試に出た!難単語~音声つき~

zeitgeist

/ˈzaɪtɡaɪst/【名】時代精神、その時代を象徴する思想や雰囲気、時代の潮流


✅ 超絶暗記法

zeitgeist はドイツ語の「zeit(時代)」+「geist(精神)」の組み合わせ! →『時代(zeit)の精神(geist)=時代精神』 →『その時代を特徴づける空気感や思想』をイメージ!

【例文&日本語訳】

・His novels perfectly capture the zeitgeist of the 1960s.

「彼の小説は1960年代の時代精神を見事にとらえている。」

・Social media influencers often shape the zeitgeist by popularizing trends and ideas.

「SNSのインフルエンサーたちは、流行やアイデアを広めることでしばしば時代の雰囲気を形作る。」

【解説】

語源はドイツ語の「zeit(時代)」と「geist(精神)」の合成語。時代ごとの思想や文化的特徴、社会のムードなど、その時代特有の精神的な雰囲気を指します。特に哲学や歴史学、文芸評論などで頻繁に使われ、時代を象徴する出来事や文化現象を表現する際に役立つ言葉です。

【関連用語】

・ethos /ˈiːθɑːs/ 「精神、気風、価値観」

▸ zeitgeistよりも特定の集団や文化の道徳的・精神的特性を表現する。

・spirit of the age 「時代精神」

▸ zeitgeistの英語的表現。

・milieu /mɪˈljɜː/ 「環境、社会的・文化的背景」

▸ 個人や作品を取り巻く社会的・文化的環境を指す。

【原ちゃんPOINT】

  • 社会学や哲学、文芸評論でよく登場する語彙。
  • その時代特有のムードや文化を表現する際に最適。
  • 特に入試の評論文・エッセイで出題されやすい!

【知っ得豆知識】

「zeitgeist」はドイツ語由来で、「zeit(時代)」+「geist(精神)」を組み合わせた言葉。もともとは18~19世紀にドイツの哲学者ヘーゲルが広めたと言われ、彼は歴史を動かす精神的な力として「zeitgeist」を使いました。

現代では哲学や歴史学、文学評論だけでなく、マーケティングや社会学など幅広い分野で注目されているキーワード。特に、社会のトレンドを分析する際や消費者心理を読み解くマーケティング分野でよく登場します。

また、Googleが毎年発表する『Year in Search』は、その年の最も検索されたキーワードを紹介するもので、まさに現代版の「zeitgeist」として知られています。これは、その年の人々の関心や価値観、社会的な潮流を象徴的に表す重要な資料となっています。

さらに、英語圏では映画や音楽、ファッションといったポップカルチャーを語る上で「zeitgeist」は頻繁に使われ、「時代を象徴する存在」「時代のアイコン」を説明する際にも好まれます。特に近年では、SNSの普及によってトレンドが瞬時に世界中に広がり、「zeitgeist」を形成するスピードが劇的に速くなっているのも特徴です。

大学入試では慶應・早稲田・上智など難関校の評論文やエッセイで頻出。特に現代社会や文化論に関連する英文に登場する傾向が高いため、評論的な語彙を深めたい受験生は絶対に押さえておきたいキーワードです!

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