
ナポレオンの身長は約169cmで、当時のフランス人の平均より高かった
「背の低いナポレオン」は、イギリス発のイメージ。
この判定の対象「ナポレオンは、当時のフランス人の平均より背が低かった」
もくじ
1821年5月5日、南大西洋の孤島セントヘレナで、ナポレオン・ボナパルトが亡くなりました。流刑先(罪人として送られた土地)の屋敷には、フランス人の側近と、島を管理する英国の人々がいました。
このセントヘレナで、ナポレオンの体の長さを測った記録が2つ残っています。1つはフランス側の記録、もう1つは英国人の職人の記録です。
英国人の職人が、英国の単位で書いた数字は「5フィート7インチ」。センチに直すと約170cmです。
「ナポレオンはチビだった」というイメージは、世界中で知られています。でも、英国の側に「170cm」という記録が残っているのです。英国は、ナポレオンを風刺画で小さく描き、いちばん小さく見せたかったはずの国でした。
この記事では、まずフランス側の記録の数字を、フランスの単位で計算しなおします。次に、英国人の職人の記録や、当時のフランス人の平均身長と比べます。最後に、「ナポレオンは背が低い」というイメージがどこから来たかを紹介します。
01フランス側の記録の身長を、フランスの単位で計算すると約168.7cm
まずフランス側の記録です。ナポレオンの身の回りの世話をしていた従者マルシャン(Louis Marchand)の回想録(思い出を書いた本)に、こう書かれています。頭のてっぺんからかかとまでが「5ピエ2プス4リーニュ」。測ったのは医師アントンマルキ(Francesco Antommarchi)で、マルシャンが手伝いました。
ピエ・プス・リーニュは、フランスで昔から使われていた長さの単位です。英語にすると「フィート・インチ・ライン」にあたります。名前は似ていますが、長さが違います。
フランスの1プスは約2.71cm。英国の1インチ(2.54cm)より、少し長いのです。1ピエは12プス、1プスは12リーニュです。これで「5ピエ2プス4リーニュ」を計算すると、約168.7cmになります。後で出てくるドゥナンの論文では、少し丸めた数で計算して、168.6cmとしています。
ところが、この「5と2」を英国のフィートとインチだと思って読むと、157cmほどになってしまいます。単位を取り違えるだけで、11cmほど縮むのです。よく聞く「ナポレオンは157cm」「5フィート2インチ」という数字は、フランスの単位を英国の単位と読み違えた数字と、ぴったり一致します。

02英国人の職人の記録では、ナポレオンは約170cmだった
もう1つの記録は、英国人の職人アンドリュー・ダーリング(Andrew Darling)の日誌にあります。ダーリングは布張り職人で、家具や壁に布を張るのが仕事でした。ダーリングは、ナポレオンの体の正確な寸法をとる役目を任されました。手伝ったのは、ナポレオンの側近だったモントロン将軍です。
ダーリングの数字は「5フィート7インチ」。こちらは英国人が英国の単位で書いたものなので、そのまま計算できます。30.48cm×5+2.54cm×7で、約170cmです。
この2つの記録を並べて紹介したのが、フランスの歴史家マルセル・ドゥナン(Marcel Dunan)です。1963年の短い論文でした。論文の中には、ロージェル大佐(Raugel)の指摘が引用されています。「ナポレオンの身長は168.6cmより低くはなかった」というものです。
フランスの医師の記録で約168.7cm、英国人の職人の記録で約170cm。2つの数字の差は1.5cmほどです。国も単位も違う2人の記録が、ほぼ同じ値を指しています。
03当時のフランス人男性の平均は165cm前後で、ナポレオンより低かった
では、169〜170cmという身長は、当時のフランスでは高いほうだったのでしょうか。それとも、低いほうだったのでしょうか。
経済の歴史を研究するジョン・コムロス(John Komlos)らは、フランス軍の古い兵籍簿から、昔の人の身長を調べました。兵籍簿とは、兵士一人一人の記録を集めた名簿です。論文には、ナポレオン時代の徴兵(国が若者を兵士として集めること)の記録が引かれています。18世紀の終わりに生まれ、20〜21歳で兵士として集められた若者の平均身長は、163.6cmでした。大人になってから少し伸びる分を足すと、平均は約164.6cmと見積もられています。
それでも、本人のそばにいた人たちには、小さく見えたかもしれません。ドゥナンは、小さく見えた理由は、ナポレオンの周りにいた将校や兵士にあると考えています。羽根飾りのついた帽子をかぶった元帥(軍のいちばん上の位)ミュラ。熊の毛皮の高い帽子をかぶった擲弾兵(てきだんへい。手で爆弾を投げる兵士)。その中で、ナポレオンは飾りの少ない軍服を着ていました。背の高い人たちと並ぶと、ナポレオンの細い体は小さく見えます。
04「ナポレオンは小さい」というイメージを広めたのは、英国の風刺画
「ナポレオンは小さい」というイメージを決定づけたのは、英国で売られた風刺画です。
1803年6月26日、版画を売る店を開いていたハンナ・ハンフリー(Hannah Humphrey)から、1枚の版画が売り出されました。題は『ブロブディンナグの王とガリバー』。英国王ジョージ3世が、手のひらに乗せた豆粒のようなナポレオンを、望遠鏡でのぞきこんでいます。『ガリバー旅行記』の一場面をなぞったものです。巨人の国の王が、小人のガリバーを観察する場面です。
版画を彫ったのは、風刺画家ジェームズ・ギルレイ(James Gillray)です。シェフィールド大学に残る目録によると、元になった下絵を描いたのは、陸軍中佐トマス・ブラディル(Thomas Braddyll)でした。軍人の描いた「小人のナポレオン」が、風刺画家の手で売り出されたわけです。
英国とフランスは、アミアンの和約という平和の約束を結んでいました。ドゥナンによると、この約束が破れたあと、英国の宣伝や風刺画は、ナポレオンを「小さなボニー」と呼んでからかいました。1814年ごろには、別の画家クルックシャンクが、ナポレオンを小鳥として描いています。ナポレオンと戦ったブリュッヘル元帥の指にとまる、小さな鳥です。
深掘り講義
ここから先は、もう一段深く。しくみ・史料・論争まで踏み込みます。
ナポレオンの身長の2つの記録は、どこまで信じてよいか
ナポレオンの身長を知る手がかりは、どちらもセントヘレナで測られた寸法です。フランス側の数字は、マルシャンの回想録に載ったものです。回想録が出版されたのは1955年でした。英国側のダーリングの日誌が、ある会の会報に載ったのは、1963年です。どちらも、測ってから100年以上たってから、初めて印刷されて世に出ました。
それでも、2つの記録は信頼できると考えられます。別々の人たちが別々に残した2つの記録が、ほぼ同じ値を示すからです。片方はフランス人の医師と従者、もう片方は英国人の職人とフランス人の将軍。立場も単位も違う人たちの数字が、1.5cmほどの差に収まっています。歴史学では、別々の道筋で伝わった証拠どうしが一致すると、その証拠をより信用してよいと考えます。
もちろん限界もあります。ドゥナンの論文には、測ったときの姿勢や状況までは書かれていません。ドゥナンの論文が引く結論は、「168.6cmより低くはない」という、「いちばん低くてもこれくらい」という形になっています。何cmと言い切らずに、いちばん低い値だけを示すのは、慎重な書き方だと読めます。
フランスのピエと英国のフィートは、似ているが長さが違う
フランスの1ピエ(約32.48cm)と英国の1フィート(30.48cm)は、名前も役割もよく似ています。でも、フランスの1ピエのほうが、約6.6%長いのです。小さな差ですが、5ピエ分で約10cmになります。プスとリーニュの分も合わせると、約11cmの差です。
1821年の記録は、ピエとプスで書かれています。この時代のフランスでも、古い単位はまだ使われていたのです。コムロスらの研究も、18世紀の兵籍簿の数字を、ピエ・プス・リーニュから換算して分析しています。数字を読むときに「どの国の、いつの単位か」を確かめることは、歴史研究の基本の1つです。
昔の人の身長から、その時代の暮らしの良し悪しが分かる
コムロスらが取り組んだのは、昔の人の身長の記録から歴史を調べる研究です。人体計測史(アンソロポメトリック・ヒストリー)と呼ばれます。大人の身長は、子どものころの栄養や病気の影響を強く受けます。そこで、兵籍簿に残る大量の身長から、その時代の暮らしの良し悪しを読み取るのです。
彼らの推定では、暮らしの苦しかった17世紀に、フランスの大人の男性の平均身長は約161.7cmまで下がりました。18世紀に入るころに気候がよくなると、平均身長は、わずか12年ほどで約3.8cm伸びています。ナポレオンの身長を「高い・低い」と判断するには、こうした同時代の平均と比べる必要があります。現代の日本人男性の平均と比べても、意味がありません。
「背の低い男性は負けん気が強い」という説は、実験で調べられた
背の低い男性が、負けん気を強く出すこと。これを「ナポレオン・コンプレックス」と呼ぶことがあります。2018年、オランダの研究者たちが、この考えを実験で調べました。
調べたのは、背の低い男性が、自分より背の高い相手と組んだときのことです。使ったのは、ある物を自分と相手でどう分けるかを決める、2つのゲームです。「独裁者ゲーム」では、相手は分け方を断れません。「最後通牒ゲーム」では、相手も分け方を断る力を持っています。背の低い男性は、最後通牒ゲームより独裁者ゲームのほうで、自分の取り分を多く残しました。一方で、相手を直接攻撃する行動は増えませんでした。研究者たちは、こう結論しています。背の低さを意識した男性は、場面に合わせて、自分の取り分を確保するやり方を変える、と。ただ、この呼び名のもとになったナポレオン本人は、平均より背が高かったのです。呼び名と中身が合っていないのは、ちょっとした皮肉です。
05まとめ
ナポレオンの身長は、フランス側の記録で約168.7cm、英国人の職人の記録で約170cm。当時のフランス人男性の平均(約164.6cm)より高いほうでした。
「チビのナポレオン」は、2つのものが組み合わさって生まれたイメージです。長さの違う「1インチ」と、英国の版画店から売り出された小人のナポレオンです。次に「5フィート2インチ」という数字を見かけたら、「それはどこの国のインチ?」と聞いてみてください。
人に話すなら、こう言おう
ナポレオンって背が低いイメージだけど、セントヘレナ島で英国人の職人が測ったら170cmだったんだって。当時のフランス人の平均より高いくらい。「小さい皇帝」は英国の風刺画が広めたイメージらしいよ。
英語で読む
Whose Inches?
英文をタップすると、その文の訳が出ます。
In May 1821, Napoleon Bonaparte died on Saint Helena, a small island in the South Atlantic.1821年5月、ナポレオン・ボナパルトは南大西洋の小さな島、セントヘレナで亡くなりました。 On the island, people measured his height, and two records still exist.島では彼の身長が測られ、その記録が2つ今も残っています。 One record came from the French side.1つはフランス側の記録です。 The other came from an English upholsterer, a worker who covered furniture with cloth.もう1つは、イギリス人の布張り職人(家具に布を張る職人)の記録です。
Many people believe that Napoleon was very short.ナポレオンはとても背が低かったと、多くの人が信じています。 They often say he was only 157 centimeters tall.身長はたった157センチだった、とよく言われます。 But the French record says "5 pieds 2 pouces."しかしフランスの記録には「5ピエ2プス」と書かれています。 These are old French units, like feet and inches.これは、フィートやインチに似たフランスの古い単位です。 The French inch was longer than the English inch.フランスの1インチは、イギリスの1インチより長かったのです。 So the real number is about 169 centimeters.だから本当の数字は約169センチになります。 If you read the French numbers as English units, he becomes about 11 centimeters shorter.フランスの数字をイギリスの単位で読むと、彼は11センチほど低くなってしまうのです。
The English worker, Andrew Darling, used English units.イギリス人の職人アンドリュー・ダーリングは、イギリスの単位を使いました。 He wrote "5 feet 7 inches."彼は「5フィート7インチ」と書きました。 That is about 170 centimeters.これは約170センチです。 The two records are very close.2つの記録はとても近い数字なのです。
Was 170 centimeters short at that time?170センチは、当時としては低かったのでしょうか。 No. Scientists studied old army records.いいえ。研究者たちは古い軍の記録を調べました。 The average French man of that time was about 165 centimeters tall.当時のフランス人男性の平均身長は約165センチでした。 So Napoleon was a little taller than average.つまりナポレオンは、平均より少し背が高かったのです。
Then why do we think he was short?では、なぜ私たちは彼の背が低かったと思うのでしょうか。 Britain and France were enemies.イギリスとフランスは敵どうしでした。 In 1803, a British artist named James Gillray made a cartoon, a funny picture.1803年、ジェームズ・ギルレイというイギリスの画家が、風刺画(おもしろおかしい絵)を作りました。 In it, the British king holds a tiny Napoleon in his hand.その絵では、イギリスの王が小さな小さなナポレオンを手に乗せています。 Pictures like this spread the idea of a "little" emperor.こうした絵が、「小さな」皇帝というイメージを広めました。 Next time someone says Napoleon was short, ask them, "Whose inches?"今度だれかが「ナポレオンは背が低かった」と言ったら、「それはどこの国のインチ?」と聞いてみてください。
4択問題 Reading Quiz
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Q1What is this story mainly about?
この話は主に何についてのものですか。
正解:B Why the idea of a short Napoleon is wrong
第2段落から第5段落まで、ナポレオンの本当の身長と「背が低い」というイメージが生まれた理由を説明しているので正解はB。Cの家具は記録を書いた職人の仕事として出てくるだけで、話の中心ではない。
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Q2How tall was Napoleon in Andrew Darling's record?
アンドリュー・ダーリングの記録では、ナポレオンの身長はどれくらいでしたか。
正解:D About 170 centimeters
第3段落2〜3文目に「5 feet 7 inches」は「about 170 centimeters」とあるので正解はD。Cの169センチはフランス側の記録、Bの165センチは当時の平均身長。
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Q3Why does the number "5 pieds 2 pouces" look small to many people?
「5ピエ2プス」という数字が、多くの人に小さく見えるのはなぜですか。
正解:C Because the French inch was longer than the English inch
第2段落5文目に「The French inch was longer than the English inch」とあり、イギリスの単位で読むと11センチほど低くなると説明しているので正解はC。Bのダーリングはイギリスの単位で正しく記録している。
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Q4In paragraph 4, the word "average" is closest in meaning to
第4段落の「average」という語に最も意味が近いのはどれですか。
正解:A normal or usual
第4段落3文目の「The average French man」は「ふつうのフランス人男性(の平均)」という意味なので正解はA。BやCのように一番高い・低い人を指す言葉ではない。
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Q5Which is true about the story?
この話について正しいものはどれですか。
正解:B Gillray's picture showed a tiny Napoleon
第5段落4文目に、王が「a tiny Napoleon」を手に乗せている絵だとあるので正解はB。Aは第3段落4文目の「very close」と逆で、Cは第1段落の Saint Helena と合わない。
重要語 Key Words(タップで裏返る)
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measure動詞測る
The nurse measured my height at school.
学校で看護師さんが私の身長を測った。
💡 名詞 measurement(寸法、測定)もセットで覚える。
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record名詞記録
The library keeps old records of the town.
図書館は町の古い記録を保管している。
💡 名詞は前、動詞は後ろにアクセント(RE-cord / re-CORD)。
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unit名詞単位
A meter is a unit of length.
メートルは長さの単位だ。
💡 unit of length(長さの単位)、unit of time(時間の単位)。
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average名詞・形容詞平均(の)、ふつうの
My score was above average.
私の点数は平均より上だった。
💡 above average(平均以上)/below average(平均以下)。
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enemy名詞敵
The two countries were enemies for many years.
その2つの国は長年敵どうしだった。
💡 反対語は friend や ally(味方、同盟国)。
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cartoon名詞風刺漫画、漫画
The newspaper has a cartoon on the last page.
その新聞の最後のページには風刺漫画がのっている。
💡 アニメの意味でも使う。新聞の1コマ風刺画は political cartoon。
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emperor名詞皇帝
The emperor lived in a large palace.
皇帝は大きな宮殿に住んでいた。
💡 empire(帝国)と同じ語源。女性形は empress。
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tiny形容詞とても小さい
She found a tiny bird in the garden.
彼女は庭でとても小さな鳥を見つけた。
💡 small より小ささを強調する語。
SOURCES出典・ウラ取り
この記事の事実は、次の資料を実際に開いて確認しています(確認した事実 12件)。
- Dunan, M. (1963) La taille de Napoléon, Revue de l'Institut Napoléon(Fondation Napoléon)napoleon.org
- Komlos, J., Hau, M., Bourguinat, N. (2003) An Anthropometric History of Early-Modern France, Munich Discussion Paper 2003-10(ミュンヘン大学)epub.ub.uni-muenchen.de
- Gillray, J. (1803) The King of Brobdingnag and Gulliver(シェフィールド大学 特別コレクション)archives.sheffield.ac.uk
- A close-up on Napoleon's death(Fondation Napoléon)napoleon.org
- Knapen, J. E. P., Blaker, N. M., Van Vugt, M. (2018) The Napoleon Complex: When Shorter Men Take More, Psychological Science(PubMed)pubmed.ncbi.nlm.nih.gov
公式ページで見てみよう
- ナポレオン財団(Fondation Napoléon)の歴史記事napoleon.org
文章はすべて資料をもとに独自の言葉で書いています。画像はオリジナルのイメージです。誤りにお気づきの方は訂正窓口へ。
NEXT TRIVIAこの雑学にうなった人は、これにもうなる
No.017ウソFALSE「パンがなければお菓子を」は、マリー・アントワネットの言葉ではなかった
いちばん古い記録は、ルソーの自伝にある。
No.018グレーGRAYガリレオがピサの斜塔で球を落とした実験は、本当にあったのか
斜塔の実験は、約60年後の記録にしか出てこない。
No.019ウソFALSEバイキングの兜に、角はついていなかった
角のある兜のイメージは、19世紀の絵から広まった。
No.294人の耳の筋肉は、聞きたい音のほうへ耳を向けようと、今も小さく動いている
人の耳は、聞きたい方向へ今も動こうとしている。
No.028フラミンゴは、自分の脂で羽をピンクに「化粧」している
ピンク色は、食べ物と「化粧」の両方から。
No.064ウソFALSE指をポキポキ鳴らしても、関節炎にはならない
ポキッという音の正体は、まだ決着していない。