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📒 表現ノート:1本の動画から10個だけ覚える

知らない語が35個出ても、選ぶのは10個まで。しぼるから続いて、残る

やさしい⏱ 全部読むと約18分

30秒でわかる

できるようになること
動画1本から「自分で使える表現」を10個だけ選び、例文つきで覚えられるようになります。全部調べて3日で挫折する、をやめられます。
入試ではここに効く
長文読解とリスニングで知っている語が増え、自由英作文で使える表現が手元に残ります。共通テストのリーディング・リスニングにも、二次・私大の英作文にも土台として効きます。
こんな人に
単語帳は進むのに英文で使えない人、動画を観ても表現が残らない人に。

今日やること15分

練習にはこの1本

約5分で、話題が「勉強のしかた」なので、自分の生活で使える表現が見つけやすい1本です。

▶ この動画でミッション

フレーズ帳を開いて3つ書く →

やってみた例:原田英語の表現ノート(1本分)

下は、書き方をつかむための見本です。表現は一般的なもので、特定の動画のセリフではありません。出典の欄には、あなたが実際に観た動画の題名を書きます。

表現意味どんな場面で自分の例文出典・日付
it turns out that ~実は〜だと分かる予想と違う事実を出すときIt turns out that I like early mornings.(動画の題名)・10/1
deal with ~〜に対処する問題の解決策を話すときI deal with stress by walking.(動画の題名)・10/1
a wide range of ~幅広い〜種類が多いことを言うときThere is a wide range of English videos online.(動画の題名)・10/1
That is why ~だから〜なのです理由から結論に進むときThat is why I study every night.(動画の題名)・10/1
in other words言い換えると難しい説明をやさしくするときIn other words, small steps matter.(動画の題名)・10/1

これが「使える表現」の5つ。残りの5つは、話題の中心になる単語です。たとえば先延ばしの話なら、procrastinate(先延ばしにする)、deadline(締め切り)、motivation(やる気)のような語を選びます。

👍 アフター:10個にしぼったノート
  • 使える表現5つ+話題の単語5つ
  • 意味はその場面の1つだけ
  • 例文は自分の生活の短い文
  • 翌日2分・3日後2分で復習が終わる
👎 ビフォー:全部調べたノート
  • 1本で知らない語を35個書いた
  • 辞書の意味を3つずつ写した
  • 例文は字幕の文をそのまま写した
  • 3日後、ノートを開く気がしなくなった
いちばん大事なのは「自分の例文」

意味を写すだけなら、表現はまだ他人のものです。自分のことを1文書いた瞬間に、自分で使える表現に変わり始めます。中学レベルの文で十分です。

  1. 1日目:観て、選ぶ15分

    日本語字幕で観る→英語字幕で流して印→10個まで選んでノートへ。

  2. 2日目:思い出す2分

    意味を手でかくして、表現を見て意味を言う。言えなかった語に印。

  3. 4日目:日本語から言う2分

    日本語だけを見て、英語の表現を声に出す。印の語は例文も読む。

  4. 8日目:使ってみる5分

    表現を見ずに、その表現を使った新しい1文を作る。言えた語は「卒業」。

よくあるつまずき

知らない単語が多すぎて、10個に選べません。
迷ったら3つの基準で決めます。「明日使えそう」「何度も出てきた」「話の中心」のうち2つ以上に当てはまる語だけ残します。人名・地名・専門用語はたいてい0個なので、今日は捨ててOKです。
ノートを書くのに時間がかかりすぎます。
1個あたり「表現・意味・自分の例文」の3項目だけにします。1個3分なら、3個で10分です。場面と出典はあとで足せます。
覚えたはずなのに、すぐ忘れます。
眺めるだけの復習になっていませんか。意味をかくして思い出そうとするほうが、記憶に残りやすいと言われます。翌日だけは必ず、かくして思い出す復習をします。
字幕の英文をそのまま写すのはダメですか?
おすすめしません。字幕は作った人の著作物で、写すと長くなり、使える形にもなりません。ひとかたまりの表現だけを取り出し、例文は自分で作ります。
市販の単語帳とどう使い分けますか?
単語帳は入試に出やすい語を広く覚える地図、表現ノートは出会った表現を深く覚える日記です。単語帳で見た語に動画で再会したら、ノートで例文を作ると一気に定着します。

もっとくわしく

気になる所だけ開けばOK。

なぜ「1本から10個まで」なのか初級

10分の動画には、知らない単語が数十個出てくることもあります。真面目な人ほど全部調べます。1本目は達成感があります。2本目でしんどくなり、3本目には再生する前から気が重くなります。

問題は根性ではなく、計画の立て方です。新しく覚える量は、復習できる量に合わせる。 1本で数十語は、そもそも復習しきれません。しかも1回しか出ない珍しい語まで混ざっています。

動画はたくさん観られる教材です。1本で全部を回収しなくていい。1本10個、ただし次の動画でもまた会える語を選ぶ。これで語彙は自然に育ちます。

選ぶもの数いつ選ぶ例
使える表現(ひとかたまり)最大5つ英語字幕で観るときdeal with ~ / it turns out that ~
話題の単語5つくらい観る前か、観たあとdeadline / motivation
話の流れを示す表現上の5つのうち1〜2個英語字幕で観るときin other words / that is why
選ばない勇気が、上達を速くする

10個より多く選びたくなったら、その動画をもう一度観たいか考えます。観たいなら、来週また別の10個を選べばいい。1本の動画は、何度でも新しい10個をくれます。

この練習は、サイトの基本「ミッション(5ステップ)」の③英語字幕で観て、使える表現を3つメモを深くするものです。まずはミッションどおり3つ、慣れたら10個まで、と増やしていきます。ミッションは入試コース30日から毎日できます。

選ぶ基準は3つ・捨てる基準は5つ初級
基準自分への質問例(先延ばしの話なら)
使える明日、自分が言う・書く場面を1つ想像できる?put off(先延ばしにする)
くり返す同じ動画で2回以上、または別の動画でも見た?deadline(締め切り)
話の中心この話を日本語で説明するとき、その語がないと困る?procrastinate(先延ばしにする)

3つのうち2つ以上に当てはまれば合格。1つなら保留、0なら捨てます。

迷ったときの「捨てる順番」

  1. 人名・地名などの固有名詞か? → 捨てる(話の理解には使うが、覚えない)
  2. その分野の専門家しか使わない語か? → 捨てる
  3. 日本語でもカタカナで通じる語か? → 発音だけ確認して終わり
  4. 1回しか出ず、話の要点でもない? → 捨てる
  5. それでも気になる? → ノートの「保留」欄に1行だけ書き、次の動画で再会するのを待つ

保留欄は、あとで見返すと発見があります。別の動画で再会した語だけを本リストに上げれば、あなたのリストは「本当に何度も使われている語」だけになります。捨てた語も、また会えば「くり返す」に昇格します。

ひとかたまりで見つけるコツ

  1. 止めすぎない。 英語字幕のときは「何分ごろ」だけメモして流し、観終わってから書く。止めすぎると話を見失います。
  2. 動詞のまわりを見る。 知っている動詞でも、前置詞や名詞と組むと別の意味になります。動詞の前後2〜3語をセットでメモします。
  3. 話の流れを示す表現を1つは入れる。 「ここから本題」「言い換えると」の合図は、スピーチにも英作文にもそのまま使えます。
先にメモするあと回し
自分の意見・説明・体験に使えそうその話題でしか使わない専門用語
動詞+前置詞・名詞のセット(deal with, be aware of)1回きりの人名・地名
話の流れを作る表現(the reason is that, in other words)もう自分で使える表現
何度も聞こえて気になった表現文法が特殊で、調べないと使えない表現

見つけやすい「話の流れ」の表現(一般的な例)

Let me start with a question.
まず質問から始めさせてください(話の入り)
But here is the problem.
でも、ここに問題があります(話の転換)
For example, ...
たとえば〜(例を出す)
In other words, ...
言い換えると〜(言い換え)
That is why it matters.
だからそれが大事なのです(まとめ)
So what can we do?
では、私たちに何ができるでしょう?(行動へ)
ノートの書き方:5つの項目と時間の目安初級

サイトのフレーズ帳は、自分で書いた表現を保存でき、CSVやAnki向けの形で書き出せます。サイトが用意した単語帳ではなく、あなたが自分の言葉で作るノートです。紙のノートでも同じ書き方でOKです。

  1. 項目1 表現(英語)30秒

    動詞は原形にして、かたまりだけを書きます(例:deal with ~)。動画の文を丸ごと写さない。

  2. 項目2 意味(日本語)30秒

    その場面で使われていた意味を1つだけ。意味を5個並べると覚えられません。

  3. 項目3 どんな場面で30秒

    「例のあとで言い換えるとき」のように、どんな流れで出たかを短く。動画の中の言葉は写さない。

  4. 項目4 自分の例文(いちばん大事)2分

    自分のこと・身の回りのことで短い英文を1つ。完璧でなくていい。

  5. 項目5 出典と日付10秒

    動画の題名かID、メモした日付。あとで「あの動画で…」と思い出す手がかりになります。

急ぐときは項目1・2・4だけ

5項目で1個約4分。5個で20分は重いと感じたら、項目1・2・4だけ(約3分)でOK。項目3と5はあとから足せます。

👍 こうする
  • 自分の生活に寄せた短い例文を1つ
  • 動画の題名を1行そえる
  • 1つの表現は1行。長くなったら削る
👎 こうしない
  • 辞書の説明を丸ごと写す
  • 1語に意味を5個並べる
  • 字幕の文をそのままコピーする

例文は自分が本当に言いそうな文がいちばんです。procrastinate を覚えるなら I always procrastinate on my homework. のように、自分の話にします。

観る前に5語:話題の単語を先に仕込む中級

使える表現は観ながら見つけます。話題の単語は観る前に仕込んでおくと楽です。テーマ語彙カードには、環境・AI・医療などテーマごとによく使われる語がまとまっています。特定の動画のセリフではなく、その話題を英語で話すときによく使われる語です。

  1. 観る動画のテーマ(例:脳・心理、言語、教育)を決める
  2. そのテーマの語彙カードから、知らない語を5つだけ選ぶ
  3. 観る前に、その5語が出てきそうか予想する(ミッション①)
  4. 観たあと、耳に入った語に○、聞こえなかった語に△をつける

受験生は入試テーマ別の語彙も使えます。同じテーマの動画を3本続けて観ると、同じ系統の語に3回出会うので、覚えやすさが大きく変わります。

同じテーマで再会する練習:「先延ばし」の2本

上の2本は、どちらも題名から分かるとおり「先延ばし」がテーマです。約6分の短い1本で語をメモし、約14分の長い1本で再会する。この順なら「くり返す」の基準を自然に満たせます。

この話題で使われやすい表現(一般的な例)

put things off
物事を先延ばしにする
meet a deadline
締め切りに間に合わせる
stay motivated
やる気を保つ
get started
取りかかる
「この語が入試に出る」とは言えません

入試で扱われやすいのは「話題」で、特定の語や動画ではありません。テーマ語彙の5つを、環境・AI・医療・脳と心理・教育など入試で扱われやすい話題に寄せると効率的、という意味です。同じテーマで3本観れば、15語がたまります。

復習の間隔:翌日・3日後・1週間後中級

人は覚えたことを時間とともに忘れます。でも、思い出すたびに忘れにくくなります。だから忘れかけたころに軽く思い出すのが効率的です。この考え方を「間隔をあけた復習」と呼びます。一般に、まとめて何度も見るより、間をあけて思い出そうとするほうが残りやすいと言われます。

いつやること時間
当日書いた直後に、声に出して1回読む1分
翌日意味をかくして、表現を見て意味を言う2分
3日後日本語だけを見て、英語の表現を言う2分
1週間後例文をかくして、同じ表現で別の文を作る。言えた語は卒業5分
2週間後3〜4個をつないで短い3文を作る5分
1か月後卒業した語をざっと見て、確認テスト。落ちた語は最初に戻す10分

間隔は人や内容で変わります。表は「まずこう始めて、合わなければ直す」ための目安です。思い出せなかった表現は、短い間隔に戻して構いません。翌日だけは必ずやる、と決めるだけでもずいぶん違います。

Q. 表現ノートの復習で、いちばん効果的なのはどれ?
見て確認するより、かくして思い出そうとするほうが記憶に残りやすいと一般に言われます。思い出せなかったら、その場で確認して、もう一度思い出す練習をします。
覚えたかをテストする:4つの段階中級

「見て分かる」と「自分で使える」は別物です。次の4段階で確かめます。下の段ほど、使える語彙に近づきます。

段階できることテストの方法
1 見て分かる英語を見て意味が分かる意味をかくして、表現を見て日本語を言う
2 思い出せる日本語から英語が出る日本語だけを見て、英語の表現を言う・書く
3 使える自分の文で使える表現を見ずに、その表現を使う文を作る
4 自然に出る話や作文で自然に出る3文の要約や自由英作文に、ねらって1つ入れる

週1回・10分の確認テスト

  1. 1週間分の表現(20〜30個)から、10個をランダムに選ぶ
  2. 日本語を見て、英語の表現を声に出して言う(書かなくてよい)
  3. 言えたら○、迷ったら△、言えなかったら×
  4. △と×だけ、自分の例文を作り直しながら復習する
  5. ×が続く表現は、思い切って捨てる(今の自分に合っていなかったと割り切る)
1本10個でも、ちゃんとたまる

毎日のミッションで3つずつでも、1か月で約90個。週に1〜2本、10個まで選ぶ日を足せば、100個を軽く超えます。全部覚える計画は続きませんが、10個なら続きます。続いた10個のほうが、挫折した100個より、あなたの英語になります。

アプリで復習を自動にする(Ankiなど)中級

復習の予定を自分で管理するのが面倒なら、間隔をあけた復習をしてくれるアプリに任せる方法があります。フレーズ帳には、書いた表現をCSVやAnki向けの形で書き出す機能があります。

  1. フレーズ帳から書き出す1分

    書き出し(CSV/Anki)からファイルを保存します。自分が書いた表現だけが対象です。

  2. アプリに取り込む3分

    Ankiのようなアプリには、CSVなどを取り込む機能が一般にあります。画面の名前や手順はアプリの版で変わるので、アプリ側の案内を見てください。

  3. カードの形を決める3分

    おすすめは「表:日本語の場面+穴うめ文/裏:表現と例文」。英語→日本語だけでなく、日本語→英語のカードも作ると、話す・書く力につながります。

  4. 新しいカードは1日10枚まで―

    新規を増やしすぎると復習が山になります。復習を優先し、新規は余力のある日に。

アプリを整えすぎない

カードのデザインや設定に凝って、勉強が止まるのは本末転倒です。まず紙かフレーズ帳で2週間続け、必要を感じてからアプリを足しても遅くありません。

紙とアプリ、どちらがいいかは「自分が続けられるほう」です。紙に書くと残りやすいという人も多いので、例文だけ手書きにする手もあります。

上級:メモした表現をもう一段深くする上級

10個に慣れたら、メモした語を深くします。ただし深くするのは復習の日にまとめてやり、新しく選ぶ日には増やさないのがコツです。

  • よく組む語: 同じ動詞と組む名詞を辞書で3つ調べ、例文に入れる(make a decision, reach a decision)。
  • 品詞を変える: 名詞・動詞・形容詞に変えて、どれかで例文を作る(decide / decision / decisive)。
  • 似た語との使い分け: 似た意味の語を1つ選び、どちらを使う場面かを1行で書く。
  • 話の流れの表現を分類: 「入り・転換・例・強調・まとめ」のどれかを書き、同じ種類を並べて比べる。
  • 音のメモ: つながって聞こえた表現に印をつけ、その部分だけ声に出してまねる。発音のページも参考に。

10個選びの練習に向く、約5分の2本(言語・考える力)

TED-Ed✓ 視聴済4:30

批判的思考力を高める5つのコツ

5 tips to improve your critical thinking - Samantha Agoos
「なんとなく」を卒業する思考のワザ
▶ 1,195万回🇯🇵 日本語字幕★☆☆ やさしいサクッと万バズ

学び方・言葉・考え方の話題は、入試でも日常でも使える表現が見つけやすい分野です。日本語字幕で通す→英語字幕で最大5つ→全部に自分の例文、の順で試してください。例文がそのまま3文の要約に使えれば、ミッション⑤の「英語で1〜3文書く」まで一気につながります。

今日のノート・チェック

次に読む1本

📝 1枚ノート術:動画1本の中身を紙1枚にまとめる観ている間は書かない。観たあと、紙1枚で話の流れが見える読む →
📚「単語・表現が覚えられない」の記事をぜんぶ見る(2本)
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