TED-Ed✓ 視聴済5:09📒 表現ノート:1本の動画から10個だけ覚える
知らない語が35個出ても、選ぶのは10個まで。しぼるから続いて、残る
30秒でわかる
- できるようになること
- 動画1本から「自分で使える表現」を10個だけ選び、例文つきで覚えられるようになります。全部調べて3日で挫折する、をやめられます。
- 入試ではここに効く
- 長文読解とリスニングで知っている語が増え、自由英作文で使える表現が手元に残ります。共通テストのリーディング・リスニングにも、二次・私大の英作文にも土台として効きます。
- こんな人に
- 単語帳は進むのに英文で使えない人、動画を観ても表現が残らない人に。
今日やること15分
TED-Ed✓ 視聴済5:09約5分で、話題が「勉強のしかた」なので、自分の生活で使える表現が見つけやすい1本です。
▶ この動画でミッションやってみた例:原田英語の表現ノート(1本分)
下は、書き方をつかむための見本です。表現は一般的なもので、特定の動画のセリフではありません。出典の欄には、あなたが実際に観た動画の題名を書きます。
| 表現 | 意味 | どんな場面で | 自分の例文 | 出典・日付 |
|---|---|---|---|---|
| it turns out that ~ | 実は〜だと分かる | 予想と違う事実を出すとき | It turns out that I like early mornings. | (動画の題名)・10/1 |
| deal with ~ | 〜に対処する | 問題の解決策を話すとき | I deal with stress by walking. | (動画の題名)・10/1 |
| a wide range of ~ | 幅広い〜 | 種類が多いことを言うとき | There is a wide range of English videos online. | (動画の題名)・10/1 |
| That is why ~ | だから〜なのです | 理由から結論に進むとき | That is why I study every night. | (動画の題名)・10/1 |
| in other words | 言い換えると | 難しい説明をやさしくするとき | In other words, small steps matter. | (動画の題名)・10/1 |
これが「使える表現」の5つ。残りの5つは、話題の中心になる単語です。たとえば先延ばしの話なら、procrastinate(先延ばしにする)、deadline(締め切り)、motivation(やる気)のような語を選びます。
- 使える表現5つ+話題の単語5つ
- 意味はその場面の1つだけ
- 例文は自分の生活の短い文
- 翌日2分・3日後2分で復習が終わる
- 1本で知らない語を35個書いた
- 辞書の意味を3つずつ写した
- 例文は字幕の文をそのまま写した
- 3日後、ノートを開く気がしなくなった
意味を写すだけなら、表現はまだ他人のものです。自分のことを1文書いた瞬間に、自分で使える表現に変わり始めます。中学レベルの文で十分です。
- 1日目:観て、選ぶ15分
日本語字幕で観る→英語字幕で流して印→10個まで選んでノートへ。
- 2日目:思い出す2分
意味を手でかくして、表現を見て意味を言う。言えなかった語に印。
- 4日目:日本語から言う2分
日本語だけを見て、英語の表現を声に出す。印の語は例文も読む。
- 8日目:使ってみる5分
表現を見ずに、その表現を使った新しい1文を作る。言えた語は「卒業」。
よくあるつまずき
知らない単語が多すぎて、10個に選べません。
ノートを書くのに時間がかかりすぎます。
覚えたはずなのに、すぐ忘れます。
字幕の英文をそのまま写すのはダメですか?
市販の単語帳とどう使い分けますか?
もっとくわしく
気になる所だけ開けばOK。
なぜ「1本から10個まで」なのか初級
10分の動画には、知らない単語が数十個出てくることもあります。真面目な人ほど全部調べます。1本目は達成感があります。2本目でしんどくなり、3本目には再生する前から気が重くなります。
問題は根性ではなく、計画の立て方です。新しく覚える量は、復習できる量に合わせる。 1本で数十語は、そもそも復習しきれません。しかも1回しか出ない珍しい語まで混ざっています。
動画はたくさん観られる教材です。1本で全部を回収しなくていい。1本10個、ただし次の動画でもまた会える語を選ぶ。これで語彙は自然に育ちます。
| 選ぶもの | 数 | いつ選ぶ | 例 |
|---|---|---|---|
| 使える表現(ひとかたまり) | 最大5つ | 英語字幕で観るとき | deal with ~ / it turns out that ~ |
| 話題の単語 | 5つくらい | 観る前か、観たあと | deadline / motivation |
| 話の流れを示す表現 | 上の5つのうち1〜2個 | 英語字幕で観るとき | in other words / that is why |
10個より多く選びたくなったら、その動画をもう一度観たいか考えます。観たいなら、来週また別の10個を選べばいい。1本の動画は、何度でも新しい10個をくれます。
この練習は、サイトの基本「ミッション(5ステップ)」の③英語字幕で観て、使える表現を3つメモを深くするものです。まずはミッションどおり3つ、慣れたら10個まで、と増やしていきます。ミッションは入試コース30日から毎日できます。
選ぶ基準は3つ・捨てる基準は5つ初級
| 基準 | 自分への質問 | 例(先延ばしの話なら) |
|---|---|---|
| 使える | 明日、自分が言う・書く場面を1つ想像できる? | put off(先延ばしにする) |
| くり返す | 同じ動画で2回以上、または別の動画でも見た? | deadline(締め切り) |
| 話の中心 | この話を日本語で説明するとき、その語がないと困る? | procrastinate(先延ばしにする) |
3つのうち2つ以上に当てはまれば合格。1つなら保留、0なら捨てます。
迷ったときの「捨てる順番」
- 人名・地名などの固有名詞か? → 捨てる(話の理解には使うが、覚えない)
- その分野の専門家しか使わない語か? → 捨てる
- 日本語でもカタカナで通じる語か? → 発音だけ確認して終わり
- 1回しか出ず、話の要点でもない? → 捨てる
- それでも気になる? → ノートの「保留」欄に1行だけ書き、次の動画で再会するのを待つ
保留欄は、あとで見返すと発見があります。別の動画で再会した語だけを本リストに上げれば、あなたのリストは「本当に何度も使われている語」だけになります。捨てた語も、また会えば「くり返す」に昇格します。
ひとかたまりで見つけるコツ
- 止めすぎない。 英語字幕のときは「何分ごろ」だけメモして流し、観終わってから書く。止めすぎると話を見失います。
- 動詞のまわりを見る。 知っている動詞でも、前置詞や名詞と組むと別の意味になります。動詞の前後2〜3語をセットでメモします。
- 話の流れを示す表現を1つは入れる。 「ここから本題」「言い換えると」の合図は、スピーチにも英作文にもそのまま使えます。
| 先にメモする | あと回し |
|---|---|
| 自分の意見・説明・体験に使えそう | その話題でしか使わない専門用語 |
| 動詞+前置詞・名詞のセット(deal with, be aware of) | 1回きりの人名・地名 |
| 話の流れを作る表現(the reason is that, in other words) | もう自分で使える表現 |
| 何度も聞こえて気になった表現 | 文法が特殊で、調べないと使えない表現 |
見つけやすい「話の流れ」の表現(一般的な例)
ノートの書き方:5つの項目と時間の目安初級
サイトのフレーズ帳は、自分で書いた表現を保存でき、CSVやAnki向けの形で書き出せます。サイトが用意した単語帳ではなく、あなたが自分の言葉で作るノートです。紙のノートでも同じ書き方でOKです。
- 項目1 表現(英語)30秒
動詞は原形にして、かたまりだけを書きます(例:deal with ~)。動画の文を丸ごと写さない。
- 項目2 意味(日本語)30秒
その場面で使われていた意味を1つだけ。意味を5個並べると覚えられません。
- 項目3 どんな場面で30秒
「例のあとで言い換えるとき」のように、どんな流れで出たかを短く。動画の中の言葉は写さない。
- 項目4 自分の例文(いちばん大事)2分
自分のこと・身の回りのことで短い英文を1つ。完璧でなくていい。
- 項目5 出典と日付10秒
動画の題名かID、メモした日付。あとで「あの動画で…」と思い出す手がかりになります。
5項目で1個約4分。5個で20分は重いと感じたら、項目1・2・4だけ(約3分)でOK。項目3と5はあとから足せます。
- 自分の生活に寄せた短い例文を1つ
- 動画の題名を1行そえる
- 1つの表現は1行。長くなったら削る
- 辞書の説明を丸ごと写す
- 1語に意味を5個並べる
- 字幕の文をそのままコピーする
例文は自分が本当に言いそうな文がいちばんです。procrastinate を覚えるなら I always procrastinate on my homework. のように、自分の話にします。
観る前に5語:話題の単語を先に仕込む中級
使える表現は観ながら見つけます。話題の単語は観る前に仕込んでおくと楽です。テーマ語彙カードには、環境・AI・医療などテーマごとによく使われる語がまとまっています。特定の動画のセリフではなく、その話題を英語で話すときによく使われる語です。
- 観る動画のテーマ(例:脳・心理、言語、教育)を決める
- そのテーマの語彙カードから、知らない語を5つだけ選ぶ
- 観る前に、その5語が出てきそうか予想する(ミッション①)
- 観たあと、耳に入った語に○、聞こえなかった語に△をつける
受験生は入試テーマ別の語彙も使えます。同じテーマの動画を3本続けて観ると、同じ系統の語に3回出会うので、覚えやすさが大きく変わります。
同じテーマで再会する練習:「先延ばし」の2本
TED-Ed✓ 視聴済5:46やらなきゃ、なのに先延ばし。その正体
TED✓ 視聴済14:04先延ばし魔の頭の中をのぞいてみた
上の2本は、どちらも題名から分かるとおり「先延ばし」がテーマです。約6分の短い1本で語をメモし、約14分の長い1本で再会する。この順なら「くり返す」の基準を自然に満たせます。
この話題で使われやすい表現(一般的な例)
入試で扱われやすいのは「話題」で、特定の語や動画ではありません。テーマ語彙の5つを、環境・AI・医療・脳と心理・教育など入試で扱われやすい話題に寄せると効率的、という意味です。同じテーマで3本観れば、15語がたまります。
復習の間隔:翌日・3日後・1週間後中級
人は覚えたことを時間とともに忘れます。でも、思い出すたびに忘れにくくなります。だから忘れかけたころに軽く思い出すのが効率的です。この考え方を「間隔をあけた復習」と呼びます。一般に、まとめて何度も見るより、間をあけて思い出そうとするほうが残りやすいと言われます。
| いつ | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 当日 | 書いた直後に、声に出して1回読む | 1分 |
| 翌日 | 意味をかくして、表現を見て意味を言う | 2分 |
| 3日後 | 日本語だけを見て、英語の表現を言う | 2分 |
| 1週間後 | 例文をかくして、同じ表現で別の文を作る。言えた語は卒業 | 5分 |
| 2週間後 | 3〜4個をつないで短い3文を作る | 5分 |
| 1か月後 | 卒業した語をざっと見て、確認テスト。落ちた語は最初に戻す | 10分 |
間隔は人や内容で変わります。表は「まずこう始めて、合わなければ直す」ための目安です。思い出せなかった表現は、短い間隔に戻して構いません。翌日だけは必ずやる、と決めるだけでもずいぶん違います。
覚えたかをテストする:4つの段階中級
「見て分かる」と「自分で使える」は別物です。次の4段階で確かめます。下の段ほど、使える語彙に近づきます。
| 段階 | できること | テストの方法 |
|---|---|---|
| 1 見て分かる | 英語を見て意味が分かる | 意味をかくして、表現を見て日本語を言う |
| 2 思い出せる | 日本語から英語が出る | 日本語だけを見て、英語の表現を言う・書く |
| 3 使える | 自分の文で使える | 表現を見ずに、その表現を使う文を作る |
| 4 自然に出る | 話や作文で自然に出る | 3文の要約や自由英作文に、ねらって1つ入れる |
週1回・10分の確認テスト
- 1週間分の表現(20〜30個)から、10個をランダムに選ぶ
- 日本語を見て、英語の表現を声に出して言う(書かなくてよい)
- 言えたら○、迷ったら△、言えなかったら×
- △と×だけ、自分の例文を作り直しながら復習する
- ×が続く表現は、思い切って捨てる(今の自分に合っていなかったと割り切る)
毎日のミッションで3つずつでも、1か月で約90個。週に1〜2本、10個まで選ぶ日を足せば、100個を軽く超えます。全部覚える計画は続きませんが、10個なら続きます。続いた10個のほうが、挫折した100個より、あなたの英語になります。
アプリで復習を自動にする(Ankiなど)中級
復習の予定を自分で管理するのが面倒なら、間隔をあけた復習をしてくれるアプリに任せる方法があります。フレーズ帳には、書いた表現をCSVやAnki向けの形で書き出す機能があります。
- フレーズ帳から書き出す1分
書き出し(CSV/Anki)からファイルを保存します。自分が書いた表現だけが対象です。
- アプリに取り込む3分
Ankiのようなアプリには、CSVなどを取り込む機能が一般にあります。画面の名前や手順はアプリの版で変わるので、アプリ側の案内を見てください。
- カードの形を決める3分
おすすめは「表:日本語の場面+穴うめ文/裏:表現と例文」。英語→日本語だけでなく、日本語→英語のカードも作ると、話す・書く力につながります。
- 新しいカードは1日10枚まで―
新規を増やしすぎると復習が山になります。復習を優先し、新規は余力のある日に。
カードのデザインや設定に凝って、勉強が止まるのは本末転倒です。まず紙かフレーズ帳で2週間続け、必要を感じてからアプリを足しても遅くありません。
紙とアプリ、どちらがいいかは「自分が続けられるほう」です。紙に書くと残りやすいという人も多いので、例文だけ手書きにする手もあります。
上級:メモした表現をもう一段深くする上級
10個に慣れたら、メモした語を深くします。ただし深くするのは復習の日にまとめてやり、新しく選ぶ日には増やさないのがコツです。
- よく組む語: 同じ動詞と組む名詞を辞書で3つ調べ、例文に入れる(make a decision, reach a decision)。
- 品詞を変える: 名詞・動詞・形容詞に変えて、どれかで例文を作る(decide / decision / decisive)。
- 似た語との使い分け: 似た意味の語を1つ選び、どちらを使う場面かを1行で書く。
- 話の流れの表現を分類: 「入り・転換・例・強調・まとめ」のどれかを書き、同じ種類を並べて比べる。
- 音のメモ: つながって聞こえた表現に印をつけ、その部分だけ声に出してまねる。発音のページも参考に。
10個選びの練習に向く、約5分の2本(言語・考える力)
TED-Ed✓ 視聴済5:042つの言葉を話す脳は、なにがすごい?
TED-Ed✓ 視聴済4:30批判的思考力を高める5つのコツ
学び方・言葉・考え方の話題は、入試でも日常でも使える表現が見つけやすい分野です。日本語字幕で通す→英語字幕で最大5つ→全部に自分の例文、の順で試してください。例文がそのまま3文の要約に使えれば、ミッション⑤の「英語で1〜3文書く」まで一気につながります。