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The Little Match Girl

マッチ売りの少女
★★★☆☆5分604語朗読 Sarah Jennings、Abby原文そのまま一致率 96.1%

大みそかの寒い夜、マッチ売りの女の子グレーチェンは、雪の中ではだしでマッチを売っていました。手をあたためようとマッチをすると、ふしぎなものが見えてきて……。

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It was very cold.とても寒い日でした。 The snow fell and it was almost dark.雪がふって、あたりはもうほとんど暗くなっていました。

It was the last day of the year.その日は、一年のさいごの日でした。

A little match girl was running in the street.小さなマッチ売りの女の子が、通りを走っていました。 Her name was Gretchen.女の子の名前はグレーチェンといいました。 She had no hat on.ぼうしもかぶっていませんでした。

Her feet were bare.足ははだしでした。 When she left home, she had on some big slippers of her mama's.家を出るときは、お母さんの大きなスリッパをはいていました。 But they were so large that she lost them when she ran across the street.でも、あまりに大きかったので、通りを走ってわたるときになくしてしまったのです。

Gretchen had a lot of matches in her old apron.グレーチェンは、古いエプロンにマッチをたくさん入れていました。

She had a little bunch in her hand.手にも、小さなマッチのたばを持っていました。

But she could not sell her matches.でも、マッチは売れませんでした。 No one would buy them.だれも買ってくれなかったのです。

Poor little Gretchen!かわいそうなグレーチェン!

She was cold and hungry.寒くて、おなかがすいていました。

The snow fell on her curly hair.雪が、グレーチェンのくるくるしたかみの毛にふりかかりました。 But she did not think about that.でも、グレーチェンはそんなことは気にしていませんでした。

She saw lights in the houses.家々には明かりが見えました。

She smelled good things cooking.おいしそうなごちそうをつくるにおいがしました。

She said to herself, "This is the last night of the year."グレーチェンはひとりごとを言いました。「今夜は、一年のさいごの夜なのね。」

Gretchen got colder and colder.グレーチェンは、どんどん寒くなっていきました。

She was afraid to go home.家に帰るのがこわかったのです。 She knew her papa would whip her, if she did not take some money to him.お金を持って帰らなければ、お父さんにぶたれるとわかっていました。

It was as cold at home as in the street.家の中も、通りと同じくらい寒いのでした。 They were too poor to have a fire.とてもまずしくて、火をたくこともできなかったのです。 They had to put rags in the windows to keep out the wind.風が入らないように、まどにぼろきれをつめなければなりませんでした。

Gretchen did not even have a bed.グレーチェンには、ベッドさえありませんでした。 She had to sleep on a pile of rags.ぼろきれの山の上でねなければならなかったのです。

She sat down on a door step.グレーチェンは、家の戸口の石だんにすわりました。

The Little Match Girl の挿絵((1904 edition))

Her little hands were almost frozen.小さな手は、もうこおりそうでした。

She took a match and lighted it to warm her hands.手をあたためようと、マッチを一本取り出して火をつけました。 The match looked like a little candle.マッチは、小さなろうそくのように見えました。

Gretchen thought she was sitting by a big stove.グレーチェンは、大きなストーブのそばにすわっているような気がしました。 It was so bright.とても明るかったのです。

She put the match near her feet, to warm them.足をあたためようと、マッチを足のそばに近づけました。 Then the light went out.すると、火が消えてしまいました。 She did not think that she was by the stove any more.ストーブのそばにいるような気持ちは、もうしなくなりました。

Gretchen lighted another match.グレーチェンは、もう一本マッチをすりました。

Now she thought she could look into a room.今度は、ある部屋の中がのぞけるような気がしました。 In this room was a table.その部屋にはテーブルがありました。

A white cloth and pretty dishes were on the table.テーブルには白いテーブルかけがかかり、きれいなお皿がならんでいました。 There was a roast turkey, too.シチメンチョウの丸やきもありました。 It was cooked and ready to eat.すっかりやけていて、すぐに食べられるようになっていました。 The knife and fork were in his back.せなかには、ナイフとフォークがささっていました。 The turkey jumped from the dish and ran to the little girl.シチメンチョウはお皿からとびおりて、女の子のほうへ走ってきました。

The light went out and she was in the cold and dark again.火が消えると、グレーチェンはまた寒くて暗いところにいました。

Christmasクリスマス

Gretchen lighted another match.グレーチェンは、もう一本マッチをすりました。 Then she thought she was sitting by a Christmas tree.すると、クリスマスツリーのそばにすわっているような気がしました。 Very many candles were on the tree.ツリーには、たくさんのろうそくがともっていました。 It was full of pretty things.きれいなものが、いっぱいかざってありました。

Gretchen put up her little hands.グレーチェンは、小さな手をのばしました。 The light went out.火が消えました。

The lights on the Christmas tree went up, up--until she saw they were the stars.クリスマスツリーの明かりは、上へ、上へとのぼっていき――やがて、それが星だとわかりました。

Then she saw a star fall.そのとき、星がひとつ流れ落ちるのが見えました。

"Some one is dying," said little Gretchen.「だれかがなくなるのね。」とグレーチェンは言いました。

Her grandma had been very good to the little girl.おばあちゃんは、この女の子をとてもかわいがってくれました。 But she was dead.でも、もうなくなっていました。

The grandma had said, "When a star falls some one is going to God."おばあちゃんは「星が流れると、だれかが神さまのところへ行くんだよ。」と言っていたのです。

The little girl lighted another match.女の子は、もう一本マッチをすりました。 It made a big light.大きな明かりがともりました。

Gretchen thought she saw her grandma.グレーチェンは、おばあちゃんが見えたような気がしました。 She never looked so pretty before.おばあちゃんは、今までにないほどきれいでした。 She looked so sweet and happy.とてもやさしそうで、幸せそうでした。

"O grandma," said the little girl, "take me.「ああ、おばあちゃん、」と女の子は言いました。「わたしもつれていって。 When the light goes out you will go away.火が消えたら、おばあちゃんも行ってしまうんでしょう。 The stove and the turkey and the Christmas tree all went away."ストーブも、シチメンチョウも、クリスマスツリーも、みんな消えてしまったもの。」

Then Gretchen lighted a bunch of matches.そこでグレーチェンは、マッチのたばにいっぺんに火をつけました。 She wanted to keep her grandma with her.おばあちゃんに、そばにいてほしかったのです。 The matches made it very light.マッチの火で、あたりはとても明るくなりました。

The grandma took the little girl in her arms.おばあちゃんは、女の子をうでにだきあげました。 They went up, up--where they would never be cold or hungry.二人は上へ、上へとのぼっていきました――もう寒くもなく、おなかもすかないところへ。

They were with God.二人は神さまのところにいたのです。

The next day came.次の日になりました。

Some men found a little girl in the street.何人かの男の人が、通りで小さな女の子を見つけました。 She was dead.女の子は、もう息をしていませんでした。

In her hand were the burned matches.その手には、もえつきたマッチがにぎられていました。

They said, "Poor little thing, she froze to death."人々は言いました。「かわいそうに、寒さでこごえてしまったんだね。」

They did not know how happy she was in heaven.女の子が天国でどんなに幸せか、その人たちは知らなかったのです。

さいごまで よめたね!

「よめた!」をおすと、スタンプがもらえて おはなしの森 に木や動物がふえるよ。

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おうちの方・大人の学習者へ
アンデルセンの名作をやさしい英語で語りなおしたお話です。女の子がなくなる悲しい結末なので、読んだあと「どうしたら助けられたかな」と親子で話してみるのもよいでしょう。

出典台帳 — このページの「本物」の証明

英文
原文そのまま(1語も書きかえていません)。Project Gutenberg 電子書籍 #7841(E. Louise Smythe、1904年の本)
挿絵
(1904 edition)(同じ本の初版の挿絵。パブリックドメイン)
朗読
Sarah Jennings、Abby(LibriVox のボランティア。Primary Reader: Old-time Stories, Fairy Tales and Myths Retold by Children「The Little Match Girl」)。録音はパブリックドメインで、元のファイルをそのまま使っています(音質を落とす加工なし)。
照合
朗読を音声認識(Whisper)で文字起こしし、原文と1語ずつ照らし合わせました。一致率 96.1%
文が光るタイミングはこの照合で決めています。
和訳
和訳はAIと人が作成。AIは3重チェック。人の目でも順次確認しています。英文には一切手を入れていません。