It was very cold.とても寒い日でした。 The snow fell and it was almost dark.雪がふって、あたりはもうほとんど暗くなっていました。
It was the last day of the year.その日は、一年のさいごの日でした。
A little match girl was running in the street.小さなマッチ売りの女の子が、通りを走っていました。 Her name was Gretchen.女の子の名前はグレーチェンといいました。 She had no hat on.ぼうしもかぶっていませんでした。
Her feet were bare.足ははだしでした。 When she left home, she had on some big slippers of her mama's.家を出るときは、お母さんの大きなスリッパをはいていました。 But they were so large that she lost them when she ran across the street.でも、あまりに大きかったので、通りを走ってわたるときになくしてしまったのです。
Gretchen had a lot of matches in her old apron.グレーチェンは、古いエプロンにマッチをたくさん入れていました。
She had a little bunch in her hand.手にも、小さなマッチのたばを持っていました。
But she could not sell her matches.でも、マッチは売れませんでした。 No one would buy them.だれも買ってくれなかったのです。
Poor little Gretchen!かわいそうなグレーチェン!
She was cold and hungry.寒くて、おなかがすいていました。
The snow fell on her curly hair.雪が、グレーチェンのくるくるしたかみの毛にふりかかりました。 But she did not think about that.でも、グレーチェンはそんなことは気にしていませんでした。
She saw lights in the houses.家々には明かりが見えました。
She smelled good things cooking.おいしそうなごちそうをつくるにおいがしました。
She said to herself, "This is the last night of the year."グレーチェンはひとりごとを言いました。「今夜は、一年のさいごの夜なのね。」
Gretchen got colder and colder.グレーチェンは、どんどん寒くなっていきました。
She was afraid to go home.家に帰るのがこわかったのです。 She knew her papa would whip her, if she did not take some money to him.お金を持って帰らなければ、お父さんにぶたれるとわかっていました。
It was as cold at home as in the street.家の中も、通りと同じくらい寒いのでした。 They were too poor to have a fire.とてもまずしくて、火をたくこともできなかったのです。 They had to put rags in the windows to keep out the wind.風が入らないように、まどにぼろきれをつめなければなりませんでした。
Gretchen did not even have a bed.グレーチェンには、ベッドさえありませんでした。 She had to sleep on a pile of rags.ぼろきれの山の上でねなければならなかったのです。
She sat down on a door step.グレーチェンは、家の戸口の石だんにすわりました。
5分
朗読 Sarah Jennings、Abby
原文そのまま
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