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The Rose and the Butterfly

バラとチョウ
★★☆☆☆1分189語朗読 Niki Kernow原文そのまま一致率 94.4%

美しいバラとチョウがなかよしになりますが、チョウはなかなかもどってきません。バラがおこってせめると、チョウも言いかえして……。

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A Butterfly once fell in love with a beautiful Rose.あるとき、一ぴきのチョウが、美しいバラの花をすきになりました。 The Rose was not indifferent, for the Butterfly's wings were powdered in a charming pattern of gold and silver.バラもまんざらではありませんでした。チョウのはねには、金と銀のこなで、すてきなもようがついていたからです。 And so, when he fluttered near and told how he loved her, she blushed rosily and said yes.ですから、チョウがひらひらとそばへ来て、すきだとうちあけると、バラはほんのりと顔を赤くして「はい」と答えました。 After much pretty love-making and many whispered vows of constancy, the Butterfly took a tender leave of his sweetheart.チョウはやさしい言葉をたくさんかけ、「ずっときみだけだよ」となんどもささやいてから、名ごりおしそうに、だいすきなバラにさよならをしました。

But alas!ところが、ああ! It was a long time before he came back to her.チョウはなかなかもどってきませんでした。

"Is this your constancy?" she exclaimed tearfully.「これが、ずっとわたしだけ、ということなの?」とバラはなみだながらにさけびました。 "It is ages since you went away, and all the time, you have been carrying on with all sorts of flowers.「あなたが行ってしまってから、ずいぶんたったわ。そのあいだずっと、あなたはいろんな花とふざけまわっていたのね。 I saw you kiss Miss Geranium, and you fluttered around Miss Mignonette until Honey Bee chased you away.ゼラニウムさんにキスするのを見たわよ。それに、ミツバチさんに追いはらわれるまで、モクセイソウさんのまわりをひらひらとんでいたでしょう。 I wish he had stung you!"ミツバチさんに、さされてしまえばよかったのに!」

"Constancy!" laughed the Butterfly.「ずっときみだけ、だって!」とチョウは笑いました。 "I had no sooner left you than I saw Zephyr kissing you.「ぼくがきみとわかれたとたん、そよ風がきみにキスしているのを見たよ。 You carried on scandalously with Mr. Bumble Bee and you made eyes at every single Bug you could see.きみはマルハナバチさんと、みっともないほどなかよくしていたし、目に入る虫という虫に、目くばせしていたじゃないか。 You can't expect any constancy from me!"それなのに、ぼくにだけ、ずっときみだけでいろなんて、むりな話さ!」

Do not expect constancy in others if you have none yourself.自分がそうでないのに、ほかの人にだけ「ずっとかわらないで」と求めてはいけません。

The Rose and the Butterfly の挿絵(Milo Winter)

THE ROSE AND THE BUTTERFLYバラとチョウ

さいごまで よめたね!

「よめた!」をおすと、スタンプがもらえて おはなしの森 に木や動物がふえるよ。

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おうちの方・大人の学習者へ
花や虫を人にたとえた、ちょっとおとなっぽい恋のお話。自分のことは棚に上げて、の教訓です。

出典台帳 — このページの「本物」の証明

英文
原文そのまま(1語も書きかえていません)。Project Gutenberg 電子書籍 #19994(Aesop、1919年の本)
挿絵
Milo Winter(同じ本の初版の挿絵。パブリックドメイン)
朗読
Niki Kernow(LibriVox のボランティア。Aesop for Children「Fables 109-112: The Mischievous Dog; The Rose and the Butterfly; The Cat and the Fox; The Boy and the Nettles」)。録音はパブリックドメインで、元のファイルをそのまま使っています(音質を落とす加工なし)。
照合
朗読を音声認識(Whisper)で文字起こしし、原文と1語ずつ照らし合わせました。一致率 94.4%
文が光るタイミングはこの照合で決めています。
和訳
和訳はAIと人が作成。AIは3重チェック。人の目でも順次確認しています。英文には一切手を入れていません。