中高英語教師のための授業アイデア&最新情報ニュースレター

【中高英語教師のための授業アイデア&最新情報】 2026年2月17日(火)~原田先生の英語教育ニュースレター Vol.002 ~

ENGLISH TEACHER’S BRIEFING

📬 原田先生の英語ニュースレター

中高英語教師のための授業アイデア&最新情報

2026年2月17日(火)| Vol.002

⚡ TODAY’S HEADLINE

OECD報告書「AIは教育を変えるが、使い方を間違えれば深い学びを損なう」

OECDが2026年1月に発表した『Digital Education Outlook 2026』が世界中で話題です。報告書は、生成AIが教育に大きな可能性をもたらす一方で、汎用AIツールに頼りすぎると「見せかけの習得」に陥り、本質的な理解力が育たないと警告しています。教育専用に設計されたAIツールを、教師の主導のもとで活用することが鍵だと指摘。英語の授業でも「AIに答えを出させる」のではなく「AIを思考の足場にする」という意識が重要です。

🔗 参考:OECD — Digital Education Outlook 2026

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今日の帯活動アイデア(5分でできる!)

🎤 “Two Truths and a Lie”(2つの真実と1つの嘘)

対象:中学2年〜高校 | 時間:5分 | 準備:不要

▶ やり方:

① 先生がモデルを見せる:3つの文を言う(2つは本当、1つは嘘)

 例:“I have been to 15 countries.” / “I can play the piano.” / “I ate natto this morning.”

② 生徒が “I think the lie is number ___.” で回答し、理由も英語で言う

③ ペアで交代しながら実施。慣れてきたら制限時間を設けてテンポアップ!

💡 ポイント:現在完了形・過去形・can の復習に自然につながります。「嘘を見抜く」という目的があるので、生徒が真剣にリスニングするのがミソ!

⏱ “One-Minute Talk”(1分間スピーチ)

対象:中学3年〜高校 | 時間:5分 | 準備:トピックカード(任意)

▶ やり方:

① トピックを提示(例:”My favorite season” / “If I had ¥1 million”)

② 30秒のメモタイム(キーワードのみOK、文は書かない)

③ ペアで1分間ずつ話す。聞き手は相槌とフォローアップ質問1つ

④ 相手を変えて2ラウンド目。同じトピックでも2回目は流暢さが上がる!

💡 ポイント:Nation(2014)の「4/3/2 Activity」を簡略化した活動。同じ内容を繰り返すことで流暢性が向上する研究結果に基づいています。まず1分から始めてOK!

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AI × 英語指導 最前線

🆕 注目ツール:Eduaide.AI

現役教師が開発した、教師専用のAIワークスペース。2026年2月のVersion 3で大幅アップデート。100種類以上のテンプレートから、レッスンプラン・ワークシート・クイズ・グラフィックオーガナイザーを瞬時に生成できます。

✅ 生徒向け機能なし=プライバシー面で安心
✅ AIチャットアシスタント「Erasmus」で教材を会話形式で改良
✅ 25以上の言語に対応(日本語での生成も可能)
✅ 基本無料/Pro版は月$5.99で無制限生成

🎓 活用例:英語の教科書のUnitテーマを入力→CEFRレベル別のリーディング教材+理解度チェッククイズを5分で作成

🔗 Eduaide.AI 公式サイトはこちら →

📱 Google Classroom × Gemini — ポッドキャスト風音声レッスンが登場

2026年1月、Google ClassroomにGemini搭載の音声レッスン自動生成機能が追加されました。学年・トピック・学習目標を指定するだけで、ポッドキャスト形式の解説音声を作成可能。対話型・インタビュー型など形式も選べます。英語のリスニング教材を、生徒の興味あるトピックでカスタム生成できるのが強力。Education Fundamentals(無料版)でも利用可能です。

🔗 Google Education Blog — Gemini & Classroom Updates →

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英語教育ニュース FLASH

🇯🇵 JAPAN

教職調整額、52年ぶりの引き上げへ — 2026年1月から5%に

公立学校教員の給与に上乗せされる「教職調整額」が、1972年の制度開始以来初めて引き上げられ、従来の4%から段階的に10%(2030年度)まで増額されます。2026年1月から5%に。併せて、中学校の35人学級が2026〜2028年度にかけて段階導入される計画も。教員の長時間労働の是正に向け、月平均残業時間を5年間で約30%削減する目標も示されています。

🔗 参考:The Japan Times — Japan decides on 10% boost to teacher allowances

🇯🇵 JAPAN

教員不足が深刻化 — 小学校の約半数の県で定員割れ

文部科学省のデータによると、2023年度の小学校教員採用試験の全国平均倍率は2.3倍にまで低下し、約半数の都道府県で定員を満たせていない状況です。育児休暇取得者の増加に対し、代替教員の確保も困難に。日教組は「持続可能な学校制度」を求め、抜本的な予算増と働き方改革を要請。TALIS 2024では、日本の教員の職業満足度はOECD平均(89%)を大きく下回る79%という結果も。

🔗 参考:Education International — Japan: Urgent action needed to reduce teachers’ workload

🌍 GLOBAL

Google Workspace for Education、Gemini AI機能を無料プランに拡大

Googleが2026年2月、Workspace for Education Plus・Teaching and Learning add-onユーザー向けに、Gemini in Docs / Slides / Forms / Vidsを追加費用なしで提供開始。レッスンプランの下書き、プレゼン用スライドの自動生成、フォームの回答AI要約など30以上のAIツールが全教育版で利用可能に。日本の学習指導要領との連携パイロットも進行中です。

🔗 参考:Google Workspace Updates — Gemini capabilities now available to Education Plus

🛠

超絶使える!英語学習ツール

📚

Diffit

記事・PDF・YouTube動画を入力するだけで、生徒のレベルに合わせてテキストをリライト。語彙リスト・読解問題も自動生成。

公式サイトを見る →

🎧

NotebookLM

Googleの無料AIノートツール。資料をアップロードすると、ポッドキャスト風の音声要約を自動生成。リスニング教材に最適。

公式サイトを見る →

✍️

Writable

ライティング添削支援ツール。AIがルーブリックに沿ったフィードバックを提案し、教師が確認・編集して返却。添削時間を大幅削減。

公式サイトを見る →

🗣

Quizizz

AIクイズ自動生成に対応したゲーム型学習プラットフォーム。宿題モードもあり、非同期でも使える柔軟さが魅力。

公式サイトを見る →

🌎

世界の英語授業から学ぶ

🇸🇬 シンガポール式:「Show and Tell」で話す力を鍛える

EF英語能力指数で常に世界トップクラスのシンガポールでは、小学校低学年から「Show and Tell」を定期的に実施しています。生徒がお気に入りの物を持参して英語で紹介する活動で、「人前で英語を使う」ことへの心理的ハードルを早い段階で下げるのが狙いです。

🔑 明日から使えるテクニック

毎週月曜日を「Show and Tell Monday」に。生徒が何か1つ持ってきて、30秒〜1分で英語で紹介。例:“This is my lucky charm. I got it when I visited Kyoto last summer. It makes me feel happy.” 聞き手は1つ質問する。「話す→聞く→質問する」の3ステップが自然に回り、スピーキング力の土台が作れます。

TODAY’S QUOTE FOR TEACHERS

“Every child deserves a champion —
an adult who will never give up on them,
who understands the power of connection
and insists that they become the best
that they can possibly be.”

— Rita Pierson

すべての子どもに「チャンピオン」が必要です。
決して見捨てず、つながりの力を信じ、
その子が最高の自分になれると信じ抜く
——そんな大人が。

リタ・ピアソン

💡今日の1分ティップス

生徒の英語スピーキングを伸ばしたいなら、「待ち時間」を意識的に3秒以上取ること。質問後すぐに答えを求めると、得意な生徒ばかりが発言します。3秒待つだけで、発言する生徒の数が倍増するという研究結果(Rowe, 1986)があります。沈黙は「考えている時間」。焦らず待ちましょう!

📬 原田先生のニュースレター Vol.002

haradaeigo.com

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