CHECK TEST
国公立二次 英語の共通点と対策確認問題集
国公立二次型の確認問題20問。設問に合う文末、要素の拾い方、和訳・要約・英訳・整序・自由英作文の答案の型を固める。
Ⅰ 次の英文を読み、設問に答えよ
Why do people continue to believe false information even after it has been corrected? One reason is that (1)corrections rarely travel as far as the original stories. A surprising claim spreads quickly because it is exciting to share, while a correction is usually less interesting and reaches fewer people. Another reason is that our memories do not simply erase old information. When we hear a correction, the false story often remains in our minds, (2)like a stain that fades but never fully disappears. Over time, we may remember the story itself but forget that (3)it was shown to be false. (4)What makes a correction effective, then, is not merely stating that a claim is wrong, but offering a clear alternative explanation that can take its place.
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誤った情報が訂正された後でさえ、人々がそれを信じ続けるのはなぜだろうか。理由の一つは、(1)訂正が元の話ほど遠くまで広まることはめったにないということだ。驚くような主張は、共有するのが楽しいので速く広まる。一方、訂正はたいてい面白みに欠け、届く人も少ない。もう一つの理由は、私たちの記憶が古い情報を単純に消し去るわけではないということだ。訂正を聞いても、誤った話はしばしば心に残る。(2)薄れはするが決して完全には消えない染みのように。時がたつと、私たちは話そのものは覚えていても、(3)それが誤りだと示されたことは忘れてしまうかもしれない。(4)したがって、訂正を効果的なものにするのは、単にある主張が誤りだと述べることではなく、その主張に取って代われるような明確な別の説明を示すことなのである。
- 1下線部(1)について、「なぜ訂正は元の話ほど広まらないのか」という設問への答案として最も適切なものを選べ。
答えa 驚くような話は共有するのが面白いので速く広まるが、訂正はたいてい面白みに欠け、届く人も少ないから。
解説根拠は直後の文「驚くような主張は共有するのが楽しいので速く広まるが、訂正は面白みに欠け、届く人も少ない」。「なぜか」と理由を問われているので、文末は「~から。」で結ぶ。中身が同じでも「~ということ。」は理由の問いに対応しない文末で減点される。「誤りだと証明されるまで発表されない」は本文にない。「記憶は古い情報を消さない」は誤情報が残る「もう一つの理由」で、(1)の理由ではない。
【覚える】設問の聞き方で文末を決める:なぜ→「~から」、どういうことか→「~ということ」。 - 2下線部(2)はどういうことか。最も適切なものを選べ。
答えd 訂正を聞いても、誤った話は時間とともに薄れはするが、記憶から完全には消えないということ。
解説「どういうことか」と問われているので、比喩の「染み」を中身に言い換えて「~ということ。」で結ぶ。正解は「誤った話は時間とともに薄れはするが、記憶から完全には消えない」。同じ内容でも「~から。」で結ぶものは文末が設問に合わない。「洗えば落ちる」は染みの比喩のままで説明になっておらず、内容も逆。「すぐに完全に消える」は never fully disappears と逆。
【覚える】比喩の説明問題は、たとえ(染み)を使わずに中身(記憶に残る)で書く。 - 3下線部(3) it が指すものとして最も適切なものを選べ。
答えa 誤った話そのもの
解説it は直前の the story itself(話そのもの)を受ける。代入すると「話そのものは覚えていても、その話が誤りだと示されたことは忘れる」となり意味が通る。「訂正」は話を誤りだと示す側なので、was shown to be false の主語にならない。「私たちの記憶」「時間の経過」も代入すると意味が通らない。指示語の答えは名詞で終える。
【覚える】指示語は直前の名詞から候補を探し、代入して確かめる。 - 4本文の内容と一致するものを1つ選べ。
答えa 誤情報を正すには、誤りだと言うだけでなく、代わりになる説明を示す必要がある。
解説下線部(4)の not merely A but B(単にAではなくB)を言い換えた「誤りだと言うだけでなく、代わりになる説明を示す必要がある」が正解。「訂正は元の話より面白い」は less interesting と逆。「訂正を聞けば誤った話を思い出せなくなる」は remains in our minds と逆。「話そのものを忘れて訂正だけを覚えている」は、覚えているのは話そのもののほうなので逆。
【覚える】not merely A but B の B が筆者の主張。内容一致の正解になりやすい。
Ⅰ(続き)
- 5下線部(4)を和訳せよ。
答えしたがって、訂正を効果的なものにするのは、単にある主張が誤りだと述べることではなく、その主張に取って代われるような明確な別の説明を示すことなのである。
解説採点ポイントは①What makes O C is ~(OをCにするのは~だ)の構造をとる②not merely A but B(単にAではなくB)③alternative explanation は「別の説明・代わりの説明」④that can take its place の its は「誤った主張の」で、「その主張に取って代われる」と訳す⑤then は「したがって・それならば」。merely を落として「Aではなく」とだけ訳すと減点。
【覚える】What makes A B is ~=AをBにするのは~だ(無生物主語の構文)。 - 6本文の内容を70字以内の日本語で要約せよ。
答え人が訂正後も誤情報を信じ続けるのは、訂正が元の話ほど広まらず、誤った話が記憶から消えないからであり、訂正には代わりとなる明確な説明が必要だ。
解説採点ポイントは①問い(なぜ訂正後も誤情報を信じ続けるか)②理由1:訂正は元の話ほど広まらない③理由2:誤った話は記憶から消えない④結論:訂正には代わりとなる明確な説明が必要、の4要素を70字以内に入れること。染みの比喩や「驚く話は共有が楽しい」などの細部は入れない。書く前に要素の数を数えると抜けが防げる。
【覚える】要約は「問い→理由→結論」の骨組みで書く。比喩・具体例は省く。
Ⅱ 英文の和訳として最も適切なものを選べ
- 7The government has failed to address the growing gap between the rich and the poor.
答えb 政府は、拡大する貧富の差に取り組めていない
解説address は「住所」「演説する」の意味もあるが、目的語が problem・issue・gap(問題・格差)のときは「(問題に)取り組む・対処する」。fail to do は「~しない・できない」。よって「拡大する貧富の差に取り組めていない」が正解。「演説するのに失敗した」は address の別の意味の誤用。「場所を突き止められなかった」は住所からの連想。「生み出さなかった」は fail を「~しなかった」とだけとった誤訳。
【覚える】address+problem/issue=取り組む(=deal with/tackle)。 - 8I like him better than she does.
答えa 彼女が彼を好きである以上に、私は彼が好きだ
解説than she does の does は likes him の代わり(than she likes him)。省略を補うと、比べているのは「私」と「彼女」で、「彼女が彼を好きである以上に、私は彼が好きだ」が正解。「私は彼女よりも彼のほうが好きだ」は than her(=than I like her)の場合の意味。ほかの2つは主語が入れかわっている。
【覚える】比較の than の後の代動詞(does/did)は、省略を補ってから比べるものを決める。 - 9A bat is no more a bird than a mouse is.
答えb コウモリが鳥でないのは、ネズミが鳥でないのと同じだ
解説A is no more B than C is(AがBでないのはCがBでないのと同じ)は「クジラの公式」と呼ばれる構文。no more は強い否定で、コウモリもネズミも鳥ではない、という意味になる。「ネズミ以上に鳥に近い」は no more を比較の意味にとった誤り。「大きさ」は無関係。「鳥の一種だ」は否定の意味を落としている。
【覚える】A is no more B than C is = A is not B any more than C is.(両方否定) - 10Some people think that starting a foreign language early is the key. That may be true, but it is not the whole story.
答えa それですべてが説明できるわけではない
解説the whole story は「物語の全部」ではなく「事の全体・すべての事情」。not the whole story で「それですべてが説明できるわけではない」という部分否定になる。直前の That may be true, but(それは本当かもしれないが)という譲歩の後なので、「まったくの作り話」のような全否定にはしない。「物語の全部ではない」は直訳で文脈に合わない。
【覚える】That's not the whole story.=それがすべてではない(ほかにも事情がある)。 - 11The heavy snow prevented the train from arriving on time.
答えb 大雪のため、電車は時間どおりに到着できなかった
解説無生物主語+prevent O from doing(OがVするのを妨げる)は、「~のためにOは…できなかった」と原因を表すように訳すのが自然。よって「大雪のため、電車は時間どおりに到着できなかった」が正解。「予想した」は prevent を predict と取り違えた誤り。「大雪を避けられた」「大雪にもかかわらず時間どおりに到着した」は論理が逆。
【覚える】無生物主語の構文は「~のために/~によって」と副詞的に訳す。 - 12Not every student in the class was happy with the result.
答えb クラスの生徒が全員その結果に満足していたわけではない
解説Not every ~ は部分否定で「すべてが~とは限らない」。満足していなかった生徒が少なくとも一部いた、というだけの意味なので「全員がその結果に満足していたわけではない」が正解。「誰も満足していなかった」と「全員不満だった」は全体否定(No student was happy.)の意味。「大半が満足していた」は本文から言えない。
【覚える】部分否定:not every/not all/not always/not necessarily。全体否定:no/none/never。
Ⅲ 次の日本語を英語に訳せ(和文和訳してから書く)
- 13その知らせを聞いて、私は胸をなで下ろした。
答えI was relieved to hear the news.
解説「胸をなで下ろす」は直訳せず「ほっとする」と和文和訳して be relieved で表す。感情の原因は to 不定詞(to hear the news)で示すのが採点ポイント。別解:When I heard the news, I felt relieved./The news took a weight off my mind.
【覚える】感情+to do(~して…):be relieved/glad/surprised/sorry to hear ~。 - 14頭ではわかっていても、なかなか行動に移せないものだ。
答えEven if we understand something in our heads, it is often hard to put it into practice.
解説一般論なので、日本語にない主語 we/you を補うのが採点ポイント。「~ものだ」は often を使って一般論の響きを出す。「頭ではわかっていても」は Even if we understand something in our heads、「行動に移す」は put ~ into practice/act on ~。別解:Knowing something is different from actually doing it.
【覚える】日本語の一般論は主語 we/you を補い、現在形で書く。 - 15インターネットのおかげで、世界中の人と簡単に連絡が取れるようになった。
答えThanks to the internet, we can now easily keep in touch with people all over the world.
解説「~のおかげで」は thanks to、「~できるようになった」は can now で十分に表せる(have become able to も可)。「連絡を取る」は keep in touch with/contact。「世界中の人」は people all over the world。別解:The internet allows us to easily contact people around the world.(無生物主語)
【覚える】The internet allows/enables us to ~=インターネットのおかげで~できる。
Ⅳ 日本語に合うように( )内の語を並べかえよ
- 16この本を読めば、その時代がよくわかるだろう。 This book ( a / give / good / idea / of / will / you ) the period.
答えThis book will give you a good idea of the period.
解説give+人+a good idea of ~(人に~をよくわからせる)の形で、This book will give you a good idea of the period. とする。無生物主語の英文は「~すれば…」と訳す、の逆向きの練習。助動詞 will を give の前に置き、a good idea of をひとかたまりにする。
【覚える】This book will give you an idea of ~=この本を読めば~がわかる。 - 17彼女は一言も言わずに部屋を出て行った。 She left the room ( a / saying / without / word ).
答えShe left the room without saying a word.
解説前置詞 without の後は動名詞なので without saying a word とする。not say a word(一言も言わない)を without ~ing の形にしたもの。a word を saying の目的語として後ろに置く。
【覚える】without ~ing=~しないで。without saying a word/without a word=一言も言わずに。 - 18どんなに速く走っても、終電には間に合わないだろう。 ( fast / how / matter / no / run / you ), you won't catch the last train.
答えNo matter how fast you run, you won't catch the last train.
解説No matter how+形容詞・副詞+S+V(どんなに~しても)の形で、No matter how fast you run, とする。how の直後に fast を置くのがポイントで、No matter how you run fast は誤り。However fast you run も同じ意味。
【覚える】No matter how+形容詞・副詞+S+V = However+形容詞・副詞+S+V。 - 19大切なのは、何を言うかではなく、どう言うかだ。 What matters ( is / not / say / what / you ) but how you say it.
答えWhat matters is not what you say but how you say it.
解説What matters is ~(大切なのは~だ)で主節をつくり、not A but B の A と B に what 節と how 節をそろえる。What matters is not what you say but how you say it. 動詞が matters・is・say の3つあるので、主節の動詞 is を先に決めると迷わない。
【覚える】What matters is not A but B.=大切なのはAではなくBだ。
Ⅴ 次の問いに80語程度の英語で答えよ。具体例を1つ含めること
- 20What does freedom mean to you?
答えTo me, freedom does not mean being able to do anything I want; it means being able to choose my own path and take responsibility for it. For example, when I chose which high school to attend, my parents let me make the final decision. I researched several schools, visited them, and chose one with a strong science program. Because the choice was mine, I have worked hard to make it a success. That is what freedom means to me.(80語)
訳問:あなたにとって自由とは何を意味しますか。
解答例訳:私にとって自由とは、何でも好きなことができることではない。自分の道を自分で選び、その責任を負えることだ。例えば、どの高校に進むかを選んだとき、両親は最終的な決定を私に任せてくれた。私はいくつかの学校を調べ、見学し、理科の教育に力を入れている学校を選んだ。自分で選んだ道だからこそ、それを成功させようと努力してきた。それが私にとっての自由の意味だ。解説採点ポイントは①問いへの答え(自由の定義)を1文目で示す②常識の裏返し(何でもできることではない)で印象的に始める③身近な具体例を1場面に絞る(高校選び)④例と主張のつながり(自分で選んだから責任を持って努力した)⑤80語程度の語数。抽象的なテーマほど、具体例で支えることが説得力の鍵になる。
【覚える】To me, A does not mean B; it means C. For example, ~. That is what A means to me.
国公立二次 英語の共通点と対策(A4 2枚)