CHECK TEST
スラッシュリーディングの区切り方20ルール確認問題集
スラッシュリーディングの確認問題20問。意味のかたまりで区切り、主語・動詞を見抜き、前から訳す力を試す。
Ⅰ 意味のかたまり(チャンク)の区切り方として最も適切なものを選べ
- 1The girl standing by the window is my cousin.
答えc The girl / standing by the window / is my cousin.
訳窓のそばに立っている女の子は私のいとこだ。
解説名詞 The girl を後ろから説明する分詞のかたまり standing by the window の前と、長い主語が終わる所(is の前)で切る。「その女の子/窓のそばに立っている/私のいとこだ」と前から読める。ほかの区切り方は The / girl、the / window、my / cousin のように冠詞・所有格と名詞を割っていたり、standing / by the window と分詞句を割っていたりして意味のかたまりが壊れる。
【覚える】後ろから名詞を説明するかたまり(分詞・関係詞・前置詞句)の前で切る。 - 2I don't know why she decided to leave the club.
答えa I don't know / why she decided / to leave the club.
訳彼女がなぜクラブをやめると決めたのか、私は知らない。
解説know の目的語になる疑問詞節 why she decided の前で切り、decided の目的語 to leave the club を1つのかたまりにする。「私は知らない/なぜ彼女が決めたのか/クラブをやめることを」。don't / know のように助動詞と動詞を割る、decided to / leave のように不定詞を割る、the / club のように冠詞と名詞を割る区切りは、どれも意味が壊れる。
【覚える】疑問詞節・that 節・to 不定詞の前で切る。助動詞+動詞、冠詞+名詞は割らない。 - 3It is important to get enough sleep before an exam.
答えc It is important / to get enough sleep / before an exam.
訳試験の前には十分に睡眠をとることが大切だ。
解説形式主語 It の中身(真主語)である to get enough sleep の前で切り、時を表す前置詞句 before an exam の前でも切る。「大事だ/十分眠ることが/試験の前に」と前から読める。important to / get enough、before an / exam のように不定詞や冠詞と名詞を割った区切りは意味がつかめない。
【覚える】It is 形容詞 / to do〜 / 前置詞句、の3つに切ると形式主語構文が前から読める。 - 4Walking along the river, I saw a bird that I had never seen before.
答えc Walking along the river, / I saw a bird / that I had never seen before.
訳川沿いを歩いていると、今まで見たことのない鳥を見かけた。
解説カンマで区切られた分詞構文 Walking along the river, は1つのかたまり。主節 I saw a bird の後、関係代名詞 that の前でも切る。「川沿いを歩いていると/鳥を見た/今まで見たことのない」。a / bird のように冠詞と名詞を割ったり、had never / seen と動詞を割ったり、Walking / along the river と分詞句を割ったりする区切りはNG。
【覚える】カンマは区切りの目印。関係代名詞 that / which / who の前で切る。 - 5The town where I grew up has changed a lot since the new station opened.
答えd The town / where I grew up / has changed a lot / since the new station opened.
訳私が育った町は、新しい駅ができてから大きく変わった。
解説関係副詞 where の前、長い主語(The town where I grew up)が終わる has の前、接続詞 since の前で切る。「その町は/私が育った/大きく変わった/新しい駅ができてから」。grew / up のように句動詞を割る、The / town と冠詞と名詞を割る、new / station と形容詞と名詞を割る区切りは典型的なNG。
【覚える】関係副詞 where / when、接続詞 since / because / when の前で切る。句動詞は割らない。
Ⅱ 文の構造について、問いに答えよ
- 6People who exercise regularly in the morning tend to sleep better at night. この文の述語動詞(文全体の動詞)を選べ。
答えa tend
訳朝に定期的に運動する人は、夜よく眠れる傾向がある。
解説who exercise regularly in the morning は People を説明する関係詞節で、exercise はその節の中の動詞。主語のかたまり People … morning が終わった後の tend が文全体の述語動詞。sleep は tend to sleep の不定詞の一部で、時制を持たない。regularly は副詞で動詞ではない。
【覚える】主語+関係詞節(who〜)の後に来る最初の時制を持つ動詞が述語動詞。 - 7Most of the products sold in this shop are made by local artists. この文の述語動詞を選べ。
答えb are made
訳この店で売られている商品のほとんどは、地元の芸術家によって作られている。
解説sold in this shop は products を後ろから説明する過去分詞のかたまり(この店で売られている)。時制を持つ本物の動詞は are made(作られている)。sold を述語動詞と読むと、「商品が売った」となり are made の居場所がなくなって文が成り立たない。made by は動詞の一部と前置詞で、are を落としている。shop は名詞。
【覚える】名詞+過去分詞(sold / made)+前置詞句は修飾のかたまり。be 動詞などの時制を持つ動詞を探す。 - 8How the universe began is still a mystery. この文の主語を選べ。
答えb How the universe began
訳宇宙がどのようにして始まったのかは、いまだに謎だ。
解説疑問詞節 How the universe began が文の主語。is の前までが1つの名詞のかたまりで「宇宙がどのように始まったかは」と訳す。the universe は節の中の主語にすぎない。How だけでは主語にならない。a mystery は is の後の補語。
【覚える】疑問詞節・whether 節・that 節は文の主語になれる(名詞節)。動詞の前までが主語。 - 9The news that the team had won spread quickly across the town. この文の that の働きを選べ。
答えb 前の名詞 news の内容を説明する(同格)
訳チームが勝ったという知らせは、あっという間に町じゅうに広まった。
解説that の後 the team had won は主語・動詞がそろい欠けのない完全な文なので、関係代名詞ではなく同格の that(〜という)。「チームが勝ったという知らせ」。関係代名詞なら後ろに主語か目的語が欠ける。強調構文なら It is A that〜 の形、形式主語なら It is〜 that の形が必要。述語動詞は spread(過去形)。
【覚える】名詞+that+完全な文=同格(news / fact / idea / belief that〜)。 - 10The new rule, many teachers say, has made the school safer. の意味として最も適切なものを選べ。
答えb 多くの先生によると、新しい規則は学校をより安全にした
訳多くの先生によると、新しい規則は学校をより安全にした。
解説カンマで挟まれた many teachers say は挿入。脇に置くと The new rule has made the school safer(新しい規則は学校をより安全にした)が骨格で、make+O+C の形。「規則によって先生が安全だと言うようになった」は挿入を主節と取り違えた誤り。「先生が規則を作った」「何も言わなかった」も骨格と合わない。
【覚える】, S say / S think, の挿入は「S によると・S が思うに」と訳し、前後をつなげて読む。 - 11It was not until last year that I started learning Korean. の意味として最も適切なものを選べ。
答えb 私は去年になって初めて韓国語を学び始めた
訳私が韓国語を学び始めたのは、去年になってからだった。
解説It was A that〜 の強調構文で、A=not until last year(去年になるまで〜ない)。全体で「去年になって初めて韓国語を学び始めた」。「去年まで学んでいた」は not until の否定を見落とした誤り。「去年やめた」「去年までに学び終えた」も started learning と合わない。that の前で切り、「去年になってからのことだった/私が学び始めたのは」と前から読む。
【覚える】It is not until A that B=A になって初めて B する。
Ⅲ 次の英文を読んで、問いに答えよ
A recent survey of high school students found that those who regularly eat breakfast with their families report feeling less stressed than those who usually eat alone. The researchers who conducted the survey suggest that sharing a meal gives family members a chance to talk about their day. What surprised them most, however, was the finding that the content of the conversation mattered less than simply spending time together.
本文の訳を見る
高校生を対象にした最近の調査で、ふだん家族と一緒に朝食をとる生徒は、たいてい1人で食べる生徒よりもストレスを感じることが少ないと答えていることが分かった。調査を行った研究者たちは、食事をともにすることで家族がその日の出来事について話す機会が生まれるのではないかと述べている。しかし彼らが最も驚いたのは、会話の内容よりも、ただ一緒に時間を過ごすことのほうが大事だという結果だった。
- 12第1文の述語動詞(文全体の動詞)を選べ。
答えc found
解説第1文の主語は A recent survey of high school students(高校生を対象にした最近の調査)という長いかたまりで、述語動詞は found(分かった)。that 以下は found の目的語になる名詞節で、eat・report はその that 節の中の動詞。feeling は report feeling(感じると答える)の動名詞で、時制を持たない。
【覚える】S+found / showed / suggested+that〜=調査・研究の結果を示す型。that 節の中の動詞と区別する。 - 13第1文の those who regularly eat breakfast with their families の those が指すものを選べ。
答えd high school students
解説those who〜 は「〜する人々」。ここでは調査対象の high school students(高校生)のうち、「家族と朝食をとる生徒(those who regularly eat breakfast with their families)」と「たいてい1人で食べる生徒(those who usually eat alone)」を比べている。the researchers(研究者)は第2文で出てくる別の人々。families は those の中の語、meals(食事)は人ではない。
【覚える】those who〜=〜する人々。比較の文では「those と those」で同じ集団の2グループを比べる。 - 14第2文の suggest の後に続く that 節の中の主語を選べ。
答えb sharing a meal
解説that の後は sharing a meal(主語・動名詞「食事をともにすること」)+gives(動詞)+family members(人)+a chance(物)の第4文型。family members は gives の1つ目の目的語、a chance は2つ目の目的語、their day は talk about の目的語で、どれも主語ではない。文全体の主語 The researchers who conducted the survey と、suggest の目的語の that 節を分けて読む。
【覚える】動名詞(〜ing)は主語になれる。gives+人+物=人に物を与える。 - 15第3文の意味として最も適切なものを選べ。
答えc 研究者たちが最も驚いたのは、会話の内容よりも、ただ一緒に時間を過ごすことのほうが重要だという結果だった
解説What surprised them most(彼らを最も驚かせたこと)が主語、was が動詞、the finding that〜(〜という結果)が補語で、that は同格。A mattered less than B は「A は B ほど重要ではなかった」なので、会話の内容より一緒に過ごすことが大事という意味。「会話の内容のほうが重要」は比較の向きを逆にしたダミー。「会話の内容に驚いた」「過ごす時間が短い」も本文と違う。
【覚える】A matter less than B=A は B ほど重要でない(B のほうが大事)。less の比較は向きに注意。
Ⅳ 次の英文を和訳せよ(区切りを意識して構造を見せる)
- 16Ⅲの英文の第1文。
答え高校生を対象にした最近の調査で、家族と定期的に朝食をとる生徒は、ふだん1人で食べる生徒よりもストレスを感じることが少ないと答えていることが分かった。
解説採点ポイントは①主語 A recent survey of high school students と動詞 found を正しくとる(「調査で〜が分かった」と訳すと自然)②those who〜 and those who〜 の比較の対象(家族と朝食をとる生徒/1人で食べる生徒)③report feeling less stressed=ストレスを感じることが少ないと答える。regularly(定期的に)・usually(ふだん)も訳出する。別解:最近の高校生への調査によると、〜と答えた。
【覚える】S found that〜=S によって〜が分かった(無生物主語は「〜で」と訳す)。 - 17The museum where my grandfather used to work has been turned into a library.
答え祖父がかつて働いていた博物館は、図書館に変えられた。
訳祖父がかつて働いていた博物館は、図書館に改装された。
解説区切りは The museum / where my grandfather used to work / has been turned into a library。主語は where 節の終わりまで、述語動詞は has been turned(現在完了の受動態)。採点ポイントは①関係副詞 where 節が museum を説明 ②used to=かつて〜していた ③turn A into B=A を B に変える(受動態で「〜に変えられた」)。「図書館になった」も可。
【覚える】used to do=かつて〜した(今は違う)/be used to 〜ing=〜に慣れている。 - 18Whether we succeed or not depends on how well we prepare.
答え私たちが成功するかどうかは、私たちがどれだけよく準備するかにかかっている。
訳私たちが成功するかどうかは、どれだけしっかり準備するかにかかっている。
解説区切りは Whether we succeed or not / depends on / how well we prepare。Whether〜 or not(〜かどうか)が主語のかたまり、depends on が述語動詞、how well we prepare は前置詞 on の目的語になる疑問詞節。採点ポイントは①whether を「〜かどうか」②depend on=〜次第だ・〜にかかっている ③how well を「どれだけよく」と程度で訳す。
【覚える】Whether〜 (or not) が文頭で動詞が続けば主語(〜かどうかは)。depend on=〜次第だ。 - 19She had only one dream: to open a small bakery in her hometown.
答え彼女の夢はただ1つ、故郷で小さなパン屋を開くことだった。
訳彼女の夢はただ1つ、故郷で小さなパン屋を開くことだった。
解説コロン(:)の後は前の one dream の中身の説明。to open a small bakery は「小さなパン屋を開くこと」という名詞的用法の不定詞。区切りは She had only one dream / to open a small bakery / in her hometown。採点ポイントは①only one dream=夢はただ1つ ②コロンの後を dream の中身として訳す。別解:彼女にはたった1つの夢があった。それは故郷で小さなパン屋を開くことだった。
【覚える】名詞+コロン+to do / 名詞=前の名詞の中身の説明(具体化)。 - 20次の英文に区切り(/)を入れ、前から意味をとって訳せ。The book that I borrowed from the library last week was more interesting than I expected.
答えThe book / that I borrowed from the library last week / was more interesting / than I expected. 訳:その本は/先週図書館から借りた(その本は)/より面白かった/思っていたよりも
訳先週図書館で借りた本は、思っていたよりも面白かった。
解説区切りは関係代名詞 that の前、長い主語の後(was の前)、比較の than の前の3か所。last week は borrowed にかかるので主語のかたまりの中に入る。「その本は/先週図書館から借りた/より面白かった/思っていたよりも」と前から意味をとる。採点ポイントは区切りの位置と前からの訳の両方。最後に自然な訳(先週図書館で借りた本は、思ったより面白かった)にまとめられれば満点。
【覚える】比較の than / as の前は区切りの目印。than I expected=思っていたより。
スラッシュリーディングの区切り方20ルール(A4 2枚)