CHECK TEST
関係詞の長い構文を読み解くチートシート(前置詞+関係詞・連鎖関係詞)確認問題集
関係詞の長い構文の確認問題32問。空所・正誤・構造判定・並べかえ・和訳で、先行詞・役割・節の終わりを見抜く。
Ⅰ 空所に入る最も適切なものを選べ
- 1The ease which he learned Japanese impressed his teachers.
答えa with
訳彼がいとも簡単に日本語を覚えたことに、先生たちは感心した。
解説前置詞+関係代名詞の前置詞は、節の中に戻して決める。he learned Japanese with ease(簡単に)なので with。by ease・in ease・at ease はどれも「簡単に」の意味にならない(at ease は「くつろいで」)。主節の V は impressed。
【覚える】the ease with which S V=S がいとも簡単に V すること。 - 2I have two brothers, both of work in Tokyo.
答えa whom
訳私には兄弟が2人いて、2人とも東京で働いている。
解説数量詞+of whom で「そのうち〜は」。前置詞 of の目的語なので目的格 whom。them にすると接続詞なしで2つの文をつなぐことになり誤り。who は主格で of の後に置けない。which は人に使わない。
【覚える】both/all/most/some of whom(人)/of which(物)。 - 3She is a person I think deserves the prize.
答えa who
訳彼女は、その賞にふさわしいと私が思う人だ。
解説I think は挿入。外すと who deserves the prize で、関係詞は deserves の主語なので主格 who。直後の I につられて目的格 whom を選ぶのが典型的な誤答。whose は後ろに名詞が要る、which は人に使わない。
【覚える】連鎖関係詞:who (I think) V(I think を外して格を決める)。 - 4This is the city my grandparents first met.
答えc where
訳ここは、祖父母が初めて出会った街だ。
解説後ろの my grandparents first met は名詞の欠けがない完全な文なので、関係副詞 where(=in which)。which にするなら met in と in が必要。what は先行詞をとらない。whose は後ろに名詞が必要。
【覚える】後ろが完全な文→関係副詞(where/when)、不完全→関係代名詞。 - 5The speed which the glaciers are melting worries scientists.
答えc at
訳氷河が溶けていく速さが、科学者たちを心配させている。
解説the glaciers are melting at a 〜 speed(〜の速さで)の at が関係詞の前に出た形。the speed at which 〜=〜する速さ。in・on・by は speed と組んで「〜の速度で」の意味にならない。主節の V は worries で、主語は The speed(単数)。
【覚える】at a speed/at a rate/at a pace=〜の速さで。 - 6We are now in a situation we cannot depend on outside help.
答えa where
訳私たちは今、外部の助けに頼れない状況にある。
解説抽象名詞 situation+where で「〜という状況」。後ろの we cannot depend on outside help は完全な文なので関係代名詞 which は入らない。what は先行詞をとらない。whose は後ろに名詞が必要。in which でも可。
【覚える】situation/case/point+where S V(場所以外の where)。 - 7He bought an old house, the roof which needed repairing.
答えc of
訳彼は古い家を買ったが、その屋根は修理が必要だった。
解説名詞+of which=whose。the roof of which=whose roof(その家の屋根)。in・on・for では「その家の」という所有の意味にならない。need -ing=〜される必要がある(need repairing=need to be repaired)。
【覚える】the 名詞 of which=whose 名詞(物の所有)。 - 8He tried to open the door, was impossible because it was locked.
答えb which
訳彼はドアを開けようとしたが、鍵がかかっていたのでそれは無理だった。
解説非制限用法の , which は前の内容(ドアを開けようとすること)を受けられる。that は非制限用法(カンマの後)に使えない。it は接続詞の働きがないので文をつなげない。what は先行詞を含むので前の文を受けられない。
【覚える】, which=そしてそれは(前の文の内容を受ける)。 - 9The village I spent my childhood has changed a lot.
答えd in which
訳私が子ども時代を過ごした村は、すっかり変わってしまった。
解説I spent my childhood in the village の in が必要なので in which。spend は他動詞で my childhood が目的語になっているため、which・that だけでは場所を表す前置詞が足りない。what は先行詞をとらない。主節の V は has changed。
【覚える】前置詞+which=where(場所)。 - 10The students needed a quiet room in to study.
答えa which
訳生徒たちには、勉強するための静かな部屋が必要だった。
解説前置詞+which+to V で「〜するための(名詞)」。=a quiet room to study in。前置詞の後には that・where は置けない。what は先行詞を含むので不可。
【覚える】a room in which to study=a room to study in。
Ⅱ 下線部のうち誤りを含むものを1つ選べ
- 11The man whom(A) I thought was honest turned(B) out to be a liar, which(C) shocked everyone(D).
答えa (A)
訳私が正直だと思っていた男はうそつきだとわかり、そのことが皆に衝撃を与えた。
解説I thought は挿入で、関係詞は was の主語なので who にする。(A) whom が誤り。turned out to be(〜だとわかった)は正しい。, which は前の内容(うそつきだとわかったこと)を受けていて正しい。everyone は単数扱いで問題ない。
【覚える】whom I thought was … は誤り→who I thought was …。 - 12She has three sisters, all of them(A) are(B) married and live(C) near(D) her.
答えa (A)
訳彼女には姉妹が3人いて、全員結婚していて彼女の近くに住んでいる。
解説カンマの後に文を続けるには接続詞か関係詞が必要。(A) all of them を all of whom にする。all of them のままなら and all of them are 〜 と and でつなぐ。are married(結婚している)・live・near は正しい。
【覚える】, all of whom V=, and all of them V。 - 13This is the house which(A) my father was born shortly(B) after(C) the war ended(D).
答えa (A)
訳ここは、戦争が終わって間もなく父が生まれた家だ。
解説my father was born in the house なので、後ろは前置詞のない完全な文。(A) which を where か in which にする。shortly after 〜(〜の直後に)は正しく、ended も過去形で正しい。
【覚える】be born in 〜→the house where/in which S was born。 - 14The extent to(A) which(B) students use the library depend(C) on how(D) busy they are.
答えc (C)
訳生徒がどの程度図書館を利用するかは、どれだけ忙しいかによって決まる。
解説主語は The extent(単数)。to which students use the library までが修飾なので、主節の V は depends。(C) depend が誤り。節の中の students につられて複数形にしない。to which(the extent to which 〜)と how busy は正しい。
【覚える】the extent to which S V=S がどの程度〜するか。 - 15I'll never forget the day when(A) we visited Kyoto, where(B) we saw many temples what(C) were built centuries(D) ago.
答えc (C)
訳京都を訪れた日のことは決して忘れない。そこで何世紀も前に建てられた寺をたくさん見た。
解説先行詞 temples があるので what は使えない。(C) what を that か which にする。the day when 〜 は正しい。, where は「京都、そこで」と訳し下ろす非制限用法で正しい。centuries ago(何世紀も前)も正しい。
【覚える】what は先行詞を含む(=the thing which)→先行詞があれば使えない。
Ⅲ 文の構造について、最も適切なものを選べ
- 16The book that the professor recommended to the students who attended the lecture was difficult to understand.(主節の動詞は?)
答えb was
訳講義に出席した学生たちに教授が勧めた本は、理解するのが難しかった。
解説that the professor recommended … lecture が The book を修飾し、その中にさらに who attended the lecture が入っている。関係詞節の V(recommended・attended)を外していくと、残った was が主節の V。understand は to 不定詞の中の動詞。
【覚える】長い主語は関係詞節を( )でくくり、残った V を主節の V とする。 - 17A man came into the shop who looked exactly like my uncle.(who の先行詞は?)
答えa A man
訳私のおじにそっくりな男が店に入ってきた。
解説主語が長くなるのを避け、関係詞節だけを文末に回した形(外置)。「そっくりだった」のは人なので先行詞は A man。直前の the shop と読むと「店がおじに似ていた」と意味が通らない。my uncle は節の中の目的語、came は動詞。
【覚える】関係詞の先行詞は直前とは限らない(意味で決める)。 - 18Everything the witness said in court proved to be false.(主節の動詞は?)
答えa proved
訳証人が法廷で述べたことは、すべてうそだとわかった。
解説Everything (that) the witness said in court までが主語(目的格の関係詞の省略)。said は節の中の V、主節の V は proved(prove to be=〜だとわかる)。be は不定詞の中、false は補語。
【覚える】名詞+S V(関係詞の省略)を見抜く:Everything I know/The book he wrote。 - 19She is the only student I know who can speak Arabic.(who の先行詞は?)
答えc the only student
訳彼女は、私が知っている中でアラビア語を話せる唯一の生徒だ。
解説二重限定:the only student を (that) I know と who can speak Arabic の2つの関係詞節が修飾している。「アラビア語を話せる」のは生徒なので先行詞は the only student。I は節の主語、Arabic は目的語、She は文の主語。
【覚える】二重限定=1つの先行詞を2つの関係詞節が修飾(the only 〜 I know who …)。
Ⅳ 日本語に合うように( )内の語句を並べかえよ
- 20彼にはたくさんの友人がいるが、その大半は外国に住んでいる。He has many friends, ( abroad / live / most / of / whom ).
答えHe has many friends, most of whom live abroad.
解説数量詞+of whom の非制限用法。most of whom live abroad で「そのうち大半は外国に住んでいる」。前置詞 of の後なので whom(who は不可)。and most of them live abroad と同じ意味で、前から訳し下ろす。
【覚える】, most of whom=, and most of them。 - 21ここが、私が子どもの頃に住んでいた家だ。This is the house ( a / as / child / I / in / lived ).
答えThis is the house I lived in as a child.
解説目的格の関係詞が省略され、前置詞 in が節の最後に残る形。I lived in the house の in を落とさないこと(live は自動詞なので house と直接つながらない)。as a child=子どものころ。the house where I lived as a child とも書ける。
【覚える】the house (that) I lived in=the house where I lived。 - 22彼女がいとも簡単にその問題を解いたことに、皆が驚いた。Everyone was surprised at ( ease / she / solved / the / which / with ) the problem.
答えEveryone was surprised at the ease with which she solved the problem.
解説the ease with which S V で「S が V するときのたやすさ」→「いとも簡単に V したこと」。she solved the problem with ease に戻して確かめる。be surprised at の後に名詞句 the ease 〜 が来る。
【覚える】with ease=easily(the ease with which 〜 は名詞構文的に訳す)。 - 23正直だと私が信じている人にだけ、この仕事を任せたい。I want to give this job only to someone ( believe / honest / I / is / who ).
答えI want to give this job only to someone who I believe is honest.
解説連鎖関係詞 who (I believe) is honest。I believe を挿入として外すと、who が is の主語だとわかる。someone who I believe is honest の語順。whom にしないこと。
【覚える】who I believe/think/know is 〜(挿入節を外して格を判断)。 - 242020年、つまり私が高校に入学した年に、世界は大きく変わった。In 2020, ( entered / high school / I / when ), the world changed dramatically.
答えIn 2020, when I entered high school, the world changed dramatically.
解説非制限用法の , when で「その年に」。すでに特定されている2020年に「私が高校に入学した年」という補足を加えるので、カンマで挟む。entered は他動詞で enter high school(高校に入学する、into は不要)。
【覚える】特定の年・日+, when S V=そしてそのとき。
Ⅴ 次の英文を自然な日本語に訳せ
- 25The people I met during my stay in Brazil were warm and generous.
答えブラジル滞在中に出会った人たちは、温かくて気前がよかった。
解説採点ポイント。①The people (whom) I met during my stay in Brazil までが主語で、were が主節の V。②warm=温かい(人柄)、generous=気前がよい・寛大な。③during my stay=滞在中に。
別解:ブラジルに滞在中に知り合った人々は、温かく寛大だった。
【覚える】名詞+S V(関係詞の省略)は長い主語の目印。 - 26The degree to which children are praised can affect their motivation.
答え子どもがどの程度ほめられるかが、そのやる気に影響することがある。
解説採点ポイント。①the degree to which S V は「S がどの程度〜するか」と訳す(「〜する程度」も可)。②can は可能性「〜することがある」。③affect=影響する、motivation=やる気・意欲。
別解:子どもがどのくらいほめられるかによって、意欲が左右されることがある。
【覚える】the degree/extent to which S V=どの程度 S が V するか。 - 27She bought two dresses, neither of which fit her.
答え彼女はドレスを2着買ったが、どちらも体に合わなかった。
解説採点ポイント。①neither of which は「そのどちらも〜ない」と全体否定。「片方は合った」と部分否定にすると誤訳。②非制限用法なので前から訳し下ろす。③fit は過去形も fit。
別解:彼女はドレスを2着買ったが、2着とも体に合わなかった。
【覚える】neither of which/whom=そのどちらも〜ない。 - 28He did not reply to my email, which made me worry.
答え彼がメールに返信してこなかったので、私は心配になった。
解説採点ポイント。①, which は前の文全体(返信しなかったこと)を受ける。②物が主語の make O V は「〜ので O は V した」と因果で訳し下ろす。「それが私を心配させた」は直訳で減点されやすい。
別解:彼からメールの返事がなく、私は心配になった。
【覚える】, which made me V=そのせいで私は V した。 - 29We need a system in which everyone can express their opinions freely.
答え私たちには、誰もが自由に意見を言える仕組みが必要だ。
解説採点ポイント。①in which を「その中で」と逐語訳せず、節の中に戻して「誰もが自由に意見を言える仕組み」と system を修飾する。②express one's opinion=意見を言う・表明する。③their は everyone を受ける。
別解:誰もが自由に意見を述べられる制度が、私たちには必要だ。
【覚える】a system in which S V=S が V する仕組み。 - 30Choose a topic that you think will interest your audience.
答え聞き手が興味を持つとあなたが思うテーマを選びなさい。
解説採点ポイント。①that (you think) will interest 〜 の連鎖関係詞を見抜く。②interest は動詞「興味を持たせる」なので、聞き手を主語に「聞き手が興味を持つ」と訳すと自然。③「あなたが」は省略してよい。
別解:聞き手が関心を持ちそうだと思う話題を選びなさい。
【覚える】a 名詞 that you think will V=V するだろうとあなたが思う〜。 - 31My uncle, who had never left Japan, suddenly decided to travel around the world.
答え私のおじは、それまで一度も日本を出たことがなかったのに、突然世界一周の旅に出ることにした。
解説採点ポイント。①非制限の who 節は補足として訳す。主節との対比を「〜のに」で出すと自然。②had never left は過去完了で「それまで一度も日本を出たことがなかった」と時のずれを出す。③travel around the world=世界一周旅行をする。
別解:一度も日本を離れたことのなかったおじが、突然世界一周旅行に行くと決めた。
【覚える】非制限用法は「〜だが・〜なのに」と文脈に合わせて訳す。 - 32This is why some people find it hard to say no.
答えこういうわけで、断るのが苦手な人もいるのだ。
解説採点ポイント。①This is why 〜 は「こういうわけで〜」で、後ろが結果(This is because 〜 は後ろが理由)。②some people は「〜な人もいる」と訳す。③find it hard to V=〜するのが難しいと感じる、say no=断る。
別解:だから、ノーと言うのが苦手な人もいるのだ。
【覚える】This is why(結果)/This is because(理由)。
関係詞の長い構文を読み解くチートシート(前置詞+関係詞・連鎖関係詞)(A4 2枚)