頭文字つき空所補充の解き方|頭文字より先に、品詞と反対の語を決める
空所に最初の1文字だけが書いてある問題では、その文字から単語を思い出そうとしがちです。先に、空所に入る品詞と形を決め、前後の文から同じ意味か反対の意味の語を探してください。頭文字は、最後に候補を1つにしぼるために使います。
たぶん、こう解いています
頭文字つきの空所補充で、最初に頭文字を見て、その文字で始まる単語を思い出そうとしていませんか。
この方法の弱点は、思い出した単語が、意味は合っていても形が合わないことです。confident と書くべきところに confidence と書くと、意味が分かっていても点になりません。
もう1つの弱点は、頭文字が同じで意味も近い語が、いくつも浮かぶことです。頭文字だけでは、どれにするか決められません。
頭文字を見るのは、最後で間に合います。先に、空所のまわりから分かることを書き出してください。
原田英語式手順
- 空所の
左右の 1語を 見て、 品詞と 形を空所の 横に書く a や the のあとなら名詞、very のあとなら形容詞か副詞です。became や is のあとなら、主語の様子を表す形容詞か、主語とイコールになる名詞が入ります。
名詞なら単数か複数か、動詞なら過去形か -ing かも、ここで決めて書いておきます。答えを書くときに語尾を付け忘れるのを、ここで防げます。
- 前後の
文から、 同じ意味の 語か反対の 意味の 語に丸をつける 空所の文に however や but があれば、その前の文から、空所と反対の意味の語を探します。in other words やコロン(:)があれば、近くから同じ意味の語を探します。
丸をつけた語をもとに、空所に入る意味を日本語で書きます。たとえば前の文に nervous(緊張した)があり、空所の文に however があれば、空所は「自信がある」の側です。
- 頭文字で
始まる 語を2〜3個 書き出し、 文字数で 1つに しぼる 書いた日本語の意味で、頭文字から始まる英単語を2〜3個書き出します。空所の中に _ が並んでいる問題なら、_ の数+頭文字の1文字が、答えの文字数です。書き出した語の文字を数えて、合うものを選びます。
頭文字と合う語が見つからないときは、辞書に載っている形のまま考えていないかを疑います。go の過去形は went で、頭文字が g から w に変わります。
- ステップ1で
書いた形に そろえて、 答えを 書く 選んだ語を、ステップ1で空所の横に書いた品詞と形に合わせます。複数なら -s、過去の話なら過去形にします。
書き終えたら、空所に入れた文を頭から1回読み、前後の文とつながるかを確かめます。
やってみる
次の問題は、この記事のために作った練習用の問題です。本来は答えを書く問題ですが、ここでは4つの答案から選ぶ形にしています。( )内の最初の文字に続く _ の数は、残りの文字数です。
At first, Ken was nervous about speaking English in class.
He spoke very quietly and avoided looking at anyone.
After a few months, however, he became much more ( c _ _ _ _ _ _ _ _ ) and even volunteered to give a speech.
3文目の( )に入る語として、最も適切な答案はどれですか。
選んでみてください。押すと、答えと解説が出ます。
正解は ①
英文の意味
はじめ、ケンは授業で英語を話すことに緊張していた。彼はとても小さな声で話し、誰の顔も見ないようにしていた。しかし数か月たつと、彼はずっと自信を持つようになり、自分からスピーチをすると申し出さえした。
ステップ1で、3文目の空所の左右を見ます。左は became much more で、右は and です。became のあとなので、主語の様子を表す形容詞か、主語とイコールになる名詞が入ります。名詞の ② confidence(自信)を入れると「彼=自信」になって意味が通らないので、ここで外れます。
ステップ2で、3文目の however に注目します。反対の意味の語は、1文目の nervous(緊張した)です。2文目の「小さな声で話す」「誰の顔も見ない」も同じ側で、3文目の後半には「自分からスピーチを申し出た」とあります。空所は「緊張していない、自信がある」の側です。④ careful(注意深い)は、緊張の反対ではないので外れます。
ステップ3で、文字数を数えます。c のあとに _ が8つなので、答えは9文字です。③ comfortable は11文字なので合いません。① confident は9文字で、意味も形も合います。
ステップ4で、形容詞のまま入れて読み直すと、he became much more confident となり、前後の文ともつながります。
頭文字つきの空所補充は、頭文字から単語を思い出す問題ではありません。空所のまわりから品詞と意味を決めて、頭文字と文字数で最後の1つを選ぶ問題です。
明日、頭文字つきの空所を見たら、頭文字を見る前に、空所の横に品詞と形を書いてください。次に、however や but の前の文から、反対の意味の語に丸をつけます。
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1問だけ
Yesterday my brother ( w _ _ _ ) to the dentist after school. 空所に入る語はどれですか。
よくある質問
最初の1文字だけが書いてある空所補充は、どう解けばよいですか?
先に、空所の左右の語から品詞と形を決めます。次に、前後の文から同じ意味か反対の意味の語を探し、空所に入る意味を決めます。最後に、頭文字と文字数で候補を1つにしぼります。
意味は合っているのに、頭文字が合わないときはどうすればよいですか?
辞書に載っている形のまま考えていないかを疑います。go の過去形 went のように、形が変わると頭文字まで変わる動詞があります。品詞を変えた形(名詞と形容詞など)も試してください。