「~を英語で言うと?」独特なニュアンスや最新の日本語を英語に直そう!

【コスパ・タイパを英語で言うと?】 “Bang for your buck” & “Time well spent”! “cost-effective”って言ってない? 実はネイティブにはちょっと堅すぎるんです。

▼ ENGLISH EXPRESSION GUIDE ▼

「コスパ・タイパ」を
英語で言うと?💰⏱️

“Bang for your buck” & “Time well spent”

“cost-effective”って言ってない?
実はネイティブにはちょっと堅すぎるんです。

「このランチ、コスパ最高!」「この動画、タイパ悪い…」

日本語では毎日のように使う「コスパ」と「タイパ」。英語で言おうとして “cost-effective” と訳していませんか?

実はこの訳、ビジネスレポートのような響きで、日常会話ではかなり不自然。ネイティブは全く違う表現を使っています。

この記事では、ネイティブが本当に使う「コスパ・タイパ」の英語表現から、英作文・入試で差がつくフォーマル表現まで、一挙に徹底解説します!

⚠️ まず知っておこう|”cost-effective” がダメな理由

cost-effective は「費用対効果が高い」というビジネス・学術用語。日本語で言えば「費用対効果に優れている」くらい堅い表現です。

友達とランチの話をしていて「この定食は費用対効果に優れている」とは言わないですよね?
英語でも同じ。日常の「コスパ良い!」に cost-effective を使うと、急にプレゼンモードに聞こえてしまいます。


①「コスパが良い」のネイティブ鉄板表現4選

How Natives Really Say “Good Value for Money”

まずは日常会話でもSNSでも入試でも使える万能表現からご紹介します。

bang for your buck

= 払ったお金に対する満足度 / コスパ

ネイティブが「コスパ」と言いたいとき真っ先に浮かぶのがこの表現bang(衝撃・インパクト)をbuck(お金=1ドル)で得る、というイメージです。「コスパ」の英語としてはこれが最強

💬 EXAMPLE

This restaurant gives you the best bang for your buck.

(このレストランはコスパ最高だよ。)

(great) value for money

= 値段の割にお得 / コスパが良い

特にイギリス英語で大人気の表現。レストランや商品のレビューで頻出します。”good value” だけでも使えて、日常からビジネスまで守備範囲が広いのが魅力です。

💬 EXAMPLE

This hotel is great value for money — clean rooms and free breakfast!

(このホテルはコスパ最高——部屋はきれいだし朝食は無料!)

worth every penny

= 1円の無駄もない / 払う価値がある

penny(1セント硬貨)の一枚一枚まで払う価値がある、という意味。安いからコスパが良い、というよりも「高くても満足!」というニュアンス。旅行や体験の感想にぴったりです。

💬 EXAMPLE

The concert was expensive, but it was worth every penny.

(コンサートは高かったけど、1円の無駄もなかった。)

a (real) bargain / a steal

= 超お買い得 / 信じられないくらい安い

bargain は「お買い得品」、steal は「盗みたくなるほど安い」。価格の安さに重点を置いたコスパ表現です。セールやフリマでの興奮を伝えるのに最適!

💬 EXAMPLE

I got this jacket for $20 — what a steal!

(このジャケット20ドルで買ったんだ——超お買い得!)

📝 入試ワンポイント|worth の使い方

be worth + 名詞(〜の価値がある)
be worth + ~ing(〜する価値がある)

例)This book is worth reading.(この本は読む価値がある)
例)The trip was worth the cost.(その旅行は費用に見合う価値があった)

⚠️ worth の後ろの動名詞は能動態の形で受動の意味になる点が入試で超頻出です!



②「タイパが良い/悪い」の英語表現4選

How to Express “Time Performance” in English

実は英語には「タイパ」にピッタリ一致する単語は存在しません。

でも大丈夫。ネイティブはさまざまな角度から「時間の使い方の良し悪し」を表現しています。

a good use of (my) time

= 時間を有効に使えた / タイパが良い

「タイパ」を最もストレートに伝えられる表現。反対は “a waste of time”(時間の無駄=タイパ最悪)。このペアだけ覚えれば、タイパの良い・悪いを両方カバーできます

💬 EXAMPLE

Watching that 3-hour movie wasn’t a good use of my time.

(あの3時間の映画、タイパ悪かったな。)

time well spent

= 有意義な時間だった / タイパ◎

well spent(上手に使われた)で「充実した時間だった」という満足感を表現。SNSのキャプションにも、エッセイの結びにも使える万能フレーズです。

💬 EXAMPLE

The workshop was only 30 minutes, but it was time well spent.

(そのワークショップはたった30分だったけど、有意義な時間だった。)

worth your time

= 時間を割く価値がある

映画・本・動画などを「見る価値ある?」と聞くときにぴったり。“Is it worth your time?”(タイパ良い?)は、まさにZ世代ネイティブの日常表現です。

💬 EXAMPLE

Is this online course really worth your time?

(このオンライン講座、本当にタイパ良い?)

a waste of time

= 時間の無駄 / タイパ最悪

ド定番の「タイパ悪い」表現。超シンプルだけど破壊力抜群。”a complete waste of time”(完全な時間の無駄)にするとさらに強調されます。入試の長文読解でも超頻出

💬 EXAMPLE

That meeting was a complete waste of time — nothing was decided.

(あの会議は完全に時間の無駄だった——何も決まらなかった。)

💡 豆知識|「タイパ」は和製概念?

「コスパ」は英語の cost performance から来ていますが、「タイパ」(タイムパフォーマンス)は完全な和製語です。英語で “time performance” と言ってもネイティブには通じません。

英語圏では代わりに “time efficiency”(時間効率)“productive use of time”(時間の生産的な使い方)のように表現します。



③ 英作文で差がつく!フォーマル・知的な表現3選

Formal & Academic Expressions

入試の自由英作文やビジネスメールで使うなら、こちらのフォーマル表現がおすすめです。

cost-effective

= 費用対効果が高い(ビジネス・学術向け)

冒頭で「日常では不自然」と言いましたが、ビジネスレポートや入試小論文ではむしろ最適です。「日常ではbang for your buck、論文ではcost-effective」と使い分けるのがベスト!

💬 EXAMPLE

Online advertising is more cost-effective than traditional media.

(ネット広告は従来メディアよりコスパが良い。)

time-efficient

= 時間効率が良い(フォーマルなタイパ表現)

「タイパ」をフォーマルに言いたいときの決定版。cost-effective と対になる表現なので、セットで覚えると英作文で使いやすいです。

💬 EXAMPLE

We need a more time-efficient approach to this project.

(このプロジェクトにはもっとタイパの良いアプローチが必要だ。)

maximize the return on ~

= ~に対するリターンを最大化する

return on investment(ROI=投資対効果)から派生した表現。お金にも時間にも使えます。ビジネスエッセイや小論文で「コスパ・タイパを意識した判断」を論じるときに重宝します。

💬 EXAMPLE

Students today try to maximize the return on their study time.

(今の学生は勉強時間のタイパを最大化しようとしている。)



④ まだまだある!コスパ・タイパ関連表現一覧

More Useful Expressions at a Glance

ここまで紹介した表現に加えて、知っておくと差がつく関連フレーズを一覧でまとめました。

英語表現 意味・ニュアンス
budget-friendly お財布に優しい・予算内で収まる 💳
get your money’s worth お金に見合った価値を得る 💰
a rip-off ぼったくり / コスパ最悪 😤
not worth the hassle 手間に見合わない / タイパ的にナシ 🙅
penny-wise, pound-foolish 安物買いの銭失い(ことわざ)🪙
cut corners 手を抜く・コスト削減のために質を落とす ✂️
time-saving 時短の / タイパ向上に役立つ ⏱️
the best of both worlds いいとこ取り(コスパもタイパも◎のとき)✨

🌿 豆知識|penny-wise, pound-foolish って?

イギリス発祥のことわざで、「小銭(penny)には賢いのに、大金(pound)では愚か」という意味。日本語の「安物買いの銭失い」にそっくりです。目先のコスパに飛びついて、結局損をする人を表すときに使います。英検準1級〜1級レベルの表現!

⑤ シーン別・使い分けガイド

Which Expression Should You Use?

💬

日常会話・SNS

bang for your buck
a steal / a bargain
a waste of time

📝

英作文・エッセイ

worth every penny
time well spent
value for money

🏫

入試・英検対策

cost-effective
be worth + ~ing
not worth the hassle

💼

ビジネス・プレゼン

maximize the return on ~
time-efficient
cost-effective

📝 この記事のまとめ

💰 日常の「コスパ」は “bang for your buck” が最強。”cost-effective” は堅すぎる!

⏱️ 「タイパ」は英語に直訳できないが、“worth your time” / “a waste of time” で表現可能

✨ 高くても満足なら “worth every penny”、有意義な時間なら “time well spent”

📖 入試では worth + ~ing の構文を押さえよう(能動態の形で受動の意味!)

🎯 場面に応じた使い分けで、カジュアルもフォーマルも自在にこなそう!

いかがでしたか?

日本語の「コスパ・タイパ」は、英語では場面に応じて全然違う表現になるんですね。

まずは一番使いやすい “bang for your buck”“worth your time” から、今日の会話で使ってみてはいかがでしょうか?💰⏱️

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