根拠うすい🌍 世界の学習法
Ilya Frank reading methodイリヤ・フランク式リーディング
原文に訳注を挿入した本を読む
うたい文句「辞書なし多読」
同じ文章を“注釈あり”“注釈なし”で続けて読む。
- 別名・統合
- Ilya Frank method
- 発祥
- ロシア
- 対象言語
- 汎用
- カテゴリ
- 多読・多聴・インプット
- ありえへん度
- ★★☆☆☆
⚖️判定の根拠 研究の結論
根拠うすい =この方法そのものを直接確かめた研究が見当たらない、という意味です(効かない、という意味ではありません)。
原文の短いかたまりごとに訳や語の説明を挿入した文章を読み、すぐ後に同じ原文を注釈なしで読み直す方法です。考案者が公式サイトで手順を説明していますが、この方法そのものを確かめた研究は見当たりません(=効かないという意味ではありません)。本人も会話力は保証しないとしており、読む力の練習と考えるのが妥当です。
🎓原田先生のガチ講義
👀 目から鱗ポイント
- 文章をやさしく書き換えず、原作のまま読むのが特徴。足場をつけた版と外した版を交互に置きます。
- 注釈版で意味をつかんだ直後に素の原文を読むので、“わかった状態で読み直す”体験を段落ごとに繰り返せます。
- 考案者自身が“これだけで話せるようにはならない”と説明しています。できることとできないことを正直に分けた方法です。
🙅 よくある誤解
「辞書なしで原書が読めれば、それで英語は完成」は誤解。読む力は伸ばせても、話す・書く力には別の練習が必要です。
💡 代わりにこうする(効く版)
- 英語でまねるなら、短い文章に自分で語注をつけ、注釈版と素の版を作る
- 素の原文を読むときは、注釈を思い出しながら意味を取れるか確かめる
- 読み終えた文章は音読し、読む力を話す練習にもつなげる
今日やること短い英文に自分で語注を書き込み、読んだ後に注釈なしの英文をもう一度読んでみましょう。
📝 イリヤ・フランク式のやり方
- 一文ずつ訳や語注が挿入された原文を読む
- その段落を読み終えたら、注釈なしの原文を読む
- 単語を無理に覚えようとせず、読み進めることを優先する
- 同じ形式で、本1冊を最後まで読み通す
🔬 イリヤ・フランク式、研究ではどうなの?
この形式を検証した研究は見当たりません。読みながら意味の手がかり(語注)を添えると語彙が身につきやすいことは、研究で示されています。ただ、“注釈あり→注釈なし”の二段読みが、ふつうの語注つきの読み方より有利かどうかは、別に調べる必要があります。
🤔 なぜ信じられてきた?
辞書を引く手間なく原作を読める手軽さがあり、ロシア語圏を中心に多くの言語の対訳本が出版されたからです。
英語学習あるある同じ文を2回読んだのに、2回目も初見の気分。
原田先生のひとこと 先生の感想
辞書を引く手間を省いて、とにかく先へ読み進める。多読派の人とは相性がよさそうです。
📎出典
🤔次の判定、どっちだと思う?
予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。
最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典
