根拠うすい🌍 世界の学習法
Gold List methodゴールドリスト・メソッド
手書きリストを2週間後に見直し、覚えた30%を捨てる
うたい文句「長期記憶に自然移行」
書いて2週間寝かせる単語術。“永久記憶”は未検証です。
- 発祥
- 英国(David James)
- 対象言語
- 汎用
- カテゴリ
- 暗記・記憶術
- ありえへん度
- ★★★☆☆
⚖️判定の根拠 研究の結論
根拠うすい =この方法そのものを直接確かめた研究が見当たらない、という意味です(効かない、という意味ではありません)。
単語リストを手書きし、少なくとも2週間空けて見直し、覚えていない語だけを次の短いリストに書き移していく方法です。間隔を空けた復習という原理には研究の支持がありますが、この方法そのものを直接確かめた研究は見当たりません(=効かないという意味ではありません)。「2週間後に残れば長期記憶に移った」という説明は、考案者の主張にとどまります。
🎓原田先生のガチ講義
👀 目から鱗ポイント
- 考案者は英国のDavid James。「初日は必死に覚えない」ことを手順にしている点が、ふつうの単語帳と正反対です。
- 見直しを「見てわかるか」で判定すると、覚えたつもりの語が残りがちです。「隠して思い出せるか」で仕分けると精度が上がります。
- 2週間空けるのは同じ量の練習を一度にまとめてやらず、間を空けて何回かに分けるやり方。まとめてやるより長く覚えていられる。の考え方と合っています。ただ研究が示すのは“間を空ける効果”で、“14日”という数字の根拠ではありません。
🙅 よくある誤解
「2週間後に覚えていた語は、もう一生忘れない」は言いすぎ。分散学習の研究でも、時間がたてば忘れる語は出てきます。
💡 代わりにこうする(効く版)
- 見直しは訳を隠し、意味を思い出せるかで仕分ける
- “残った語”も、さらに時間をおいて抜き打ちでテストする
- 書き移す語は例文ごと書き、文脈も一緒に残す
今日やること今日覚えたい単語を10個ノートに手書きし、2週間後の日付をカレンダーに書き込みましょう。
📝 Gold List methodのやり方
- ノートに単語と訳を手書きでリストにする
- 少なくとも14日おいてから見直す
- 覚えていない語だけ、次の短いリストに書き移す
- この“ふるい分け”を何度も繰り返す
🔬 Gold List method、研究ではどうなの?
外国語の分散練習をまとめたKim & Webb(2022)では、時間をおいたテストで長めの間隔が有利でした。Goldlistの“長めに空ける”設計は、これと合っています。ただ、リストのふるい分け全体をほかの方法と比べた研究はなく、効果の大きさはわかっていません。
🤔 なぜ信じられてきた?
「頑張って覚えなくていい、間を空けて見直すだけ」という気楽さが魅力だからです。手書きのノートが増えていく達成感も、続けやすさにつながっています。
英語学習あるあるノートがきれいにできた時点で満足してしまう。
原田先生のひとこと 先生の感想
手書きのノートが増えていくのは達成感がありますよね。ただ“書いた=覚えた”にならないように。
📎出典
🤔次の判定、どっちだと思う?
予想してからタップ。答えを見たら、そのまま次へ。
最終確認日 2026-10-11/判定基準・出典
