難関大学で出た難英単語徹底暗記!

【precipice】意味や使い方は?(早稲田大学・法・2025)大学入試に出た!難単語~音声つき~

precipice

/présəpɪs/【名】①(切り立った)崖、絶壁 ②(破滅などの)瀬戸際、危機的状況、崖っぷち


✅ 超絶暗記法

precipice は「pre(前)+ cip(滑り落ちる)+ ice(氷)」のイメージで覚える! →「目の前が氷のように滑り落ちる絶壁!」 → 危険で急な崖や「ギリギリの瀬戸際」をイメージしよう!

【例文&日本語訳】

・The climber stood nervously at the edge of the precipice, carefully planning his next move.

「登山家は不安そうに崖の端に立ち、次の一歩を慎重に計画していた。」

・The company is on the precipice of bankruptcy unless urgent action is taken.

「緊急の対策を講じなければ、その会社は倒産の瀬戸際にある。」

【解説】

語源はラテン語の「praecipitium(急な下り坂)」で、「praeceps(頭から先に落ちる)」が元になっている。文字通りの「絶壁」という意味から比喩的に「破滅や危機の瀬戸際」というニュアンスで広く使われる。ニュース記事や小説など、緊迫した状況を強調する場面で頻繁に登場する。

【関連用語】

・brink /brɪŋk/
「崖っぷち、瀬戸際」

▸ precipice とほぼ同義。比喩的に使われることが多い。

The nation was on the brink of war.「その国は戦争の瀬戸際にあった。」

・abyss /əbís/
「底知れぬ深み、奈落」

▸ precipice は「落ちる直前の崖の上」、abyss は「落ちる先の深い底」。破滅の絶望感が強い。

He stared into the abyss.「彼は奈落の底を覗き込んだ。」

・verge /vəːrdʒ/
「端、境界、寸前」

▸ brink よりやや弱めで、何かの寸前にある状態を指す。

She was on the verge of tears.「彼女は泣き出す寸前だった。」

【原ちゃんPOINT】

  • 実際の崖や絶壁の意味でも比喩的な意味でも使えるが、日常会話より小説や報道でよく見る。
  • 比喩的に用いる際は「破滅の寸前」や「重要な決断を迫られている状況」など、劇的で緊迫感のあるシーンで効果的。
  • よく使われる表現は on the precipice of ~(~の瀬戸際)

【知っ得豆知識】

『precipice』は文学作品や評論記事で好まれる単語で、TOEFL・IELTSなどのアカデミックな英文読解にも頻出する。特に危機的状況や緊迫感のあるシーンを描く際に使われ、読者に強烈な印象を与えることができるため、ライティング表現としても重要な単語だ!

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