perfunctory
/pərfʌ́ŋktəri/【形】①(行動・態度が)おざなりの、いい加減な、形式的な ②やる気のない、熱意のない、うわべだけの
✅ 超絶暗記法
perfunctory は「perfect(完璧な)+factory(工場)」のイメージで覚える!
→『完璧に工場(factory)の機械みたいに、心を込めずに淡々と作業をこなす』
→「機械的・形式的に行動する=perfunctory(おざなりの)」と鮮明にイメージしよう!
【例文&日本語訳】
・The celebrity gave a perfunctory wave to the crowd before disappearing into the car, clearly uninterested in engaging with fans.
「そのセレブはファンと交流する気など全くない様子で、群衆に向かって形式的に手を振ると、さっさと車に消えてしまった。」
・His apology was perfunctory, lacking any genuine sense of remorse.
「彼の謝罪は形式的で、全く反省の気持ちが感じられなかった。」
【解説】
語源はラテン語の「perfunctorius(おざなりに行われる)」から。「per-(完全に)」+「fungi(遂行する)」が組み合わさり、「完全に形式だけこなす」といったニュアンス。主に動作や態度について「表面的・形式的・熱意のない」状態を指します。ビジネス文書や小説などで、人の態度や行動を描写する際によく用いられる単語です。
【関連用語】
・cursory /kə́ːrsəri/
「ざっとした、大ざっぱな」
▸ perfunctoryとほぼ同義だが、cursoryのほうが「時間をかけずざっと見る・調べる」というニュアンス。
He gave the document a cursory glance.「彼は書類にざっと目を通した。」
・superficial /sùːpərfíʃəl/
「表面的な、浅薄な」
▸ より「深みや内容がない」意味。
His analysis was superficial.「彼の分析は表面的だった。」
・half-hearted /hǽf hɑ́ːrtid/
「気乗りしない、やる気のない」
▸ 心がこもっていない態度を強調。
She made a half-hearted attempt to study.「彼女はやる気のない感じで勉強を始めた。」
・apathetic /æ̀pəθétik/
「無関心な、冷淡な」
▸ 熱意が完全に欠けている意味。
His apathetic attitude disappointed everyone.「彼の無関心な態度が皆を失望させた。」
・indifferent /indífərənt/
「無関心な、どちらでもいい」
▸ 興味や関心がないニュアンス。
He was indifferent to the election results.「彼は選挙の結果に関心がなかった。」
【原ちゃんPOINT】
- 日常会話よりも小説や記事で頻出の単語。人の行動や態度の描写に使う。
- 「perfunctory smile(作り笑い、愛想笑い)」は表現として定番。
- 否定的なニュアンスが強く、「心が伴わない」ことを強調する場面で使用する。
【知っ得豆知識】
「perfunctory」はTOEFLやIELTSなど海外の大学受験に頻出の単語。小説や評論文では人間関係の微妙なニュアンスを表現する際に好まれる単語であり、特にイギリス英語の文芸評論では頻繁に登場する。「形式的」「うわべだけ」のイメージを持ち、心が伴わない行動を巧みに表現したい時に大活躍する!