CHECK TEST
読み間違える構文30確認問題集
読み間違える構文の確認問題29問。構造の判定・意味の選択・用法の識別・和訳で、誤読のクセを入試形式でつぶす。
Ⅰ 英文の構造について、問いの答えとして最も適切なものを選べ
- 1The students invited to the ceremony were asked to arrive early.(太字の語の働きは?)
答えb students を修飾する過去分詞
訳式典に招待された生徒たちは、早めに来るように言われた。
解説後ろに were asked という述語動詞があるので、invited to the ceremony は students を後ろから修飾する過去分詞(招待された生徒)。述語動詞の過去形と読むと、were asked と動詞が2つになり文が崩れる。分詞構文ならカンマが要る。受け身の助動詞は be 動詞のこと。
【覚える】-ed を見たら、述語か名詞の修飾かを後ろの動詞の有無で決める。 - 2The report the committee published last week contains several errors.(文の述語動詞は?)
答えd contains
訳委員会が先週発表した報告書には、いくつか誤りがある。
解説The report の直後の the committee published は、published の目的語が欠けている→目的格の関係詞の省略。節の中の動詞 published ではなく、後ろの contains が文の動詞。committee は節の主語、week は名詞。
【覚える】名詞+名詞+動詞=関係詞の省略(The report the committee published 〜)。 - 3What she said at the meeting surprised everyone.(太字の語の働きは?)
答えd 関係代名詞で、What 〜 meeting が主語
訳彼女が会議で言ったことは、皆を驚かせた。
解説What 〜 meeting の後に surprised が来るので、節全体が主語の名詞節。said の目的語が欠けているので関係代名詞 what(〜こと)。疑問文の語順でも ? でもないので疑問詞「何を」ではない。接続詞 that なら後ろは完全な文。感嘆文の what は What a 〜! の形。
【覚える】What S V+V=S が V したことは…(関係代名詞 what が主語)。 - 4One of the teachers who work at this school is from Canada.(太字の work の主語 who が指すものは?)
答えb the teachers
訳この学校で働いている先生の1人は、カナダ出身だ。
解説work が複数形の形(三単現の -s がない)なので、who の先行詞は the teachers。文の主語は One で、述語は単数の is。this school・Canada は who の先行詞として意味が通らない。One of the 複数名詞 who 〜 は、動詞の数で構造が見える。
【覚える】One of the 複数名詞 who V(複数)〜 is …(文の動詞は単数)。 - 5The fact that he had lied to us made everything worse.(太字の that の働きは?)
答えb 同格の接続詞
訳彼が私たちにうそをついていたという事実が、事態をさらに悪くした。
解説that の後 he had lied to us は欠けのない完全な文→同格の接続詞「〜という事実」。目的語や主語が欠けていれば関係代名詞。強調構文なら It is 〜 that の形。指示代名詞「あれ」では後ろに文が続かない。fact・news・idea は同格をとる名詞。
【覚える】名詞+that+完全な文=同格(〜という…)。 - 6Seen from a distance, the rock looks like a human face.(太字の Seen の意味上の主語は?)
答えa the rock
訳遠くから見ると、その岩は人の顔のように見える。
解説分詞構文の意味上の主語は、ふつう主節の主語 the rock。岩は「見られる」側なので過去分詞 Seen(=When it is seen)。「岩が見た」と能動で読むのは誤読の典型。話し手・a human face・a distance は主節の主語ではない。
【覚える】Seen from 〜=〜から見ると(主語は見られる側)。 - 7He did what he believed was best for the team.(太字の was の主語は?)
答えd what
訳彼は、チームにとって最善だと信じることをした。
解説he believed は挿入。what が was の主語で「(彼が)チームにとって最善だと信じること」。what を believed の目的語と見ると was の主語が消えてしまう。he は挿入節の主語、best は補語、the team は前置詞の目的語。
【覚える】what S believe/think+V=S が〜だと信じる/思うこと(連鎖関係詞)。 - 8Some students prefer coffee, others tea.(others の後に省略されている語は?)
答えa prefer
訳コーヒーが好きな生徒もいれば、紅茶が好きな生徒もいる。
解説Some 〜, others … の後半では、前半と同じ動詞が省略される(空所化)。others (prefer) tea。drink・like は意味が通りそうでも、省略で補うのは前と同じ語。are では「紅茶である」となり意味をなさない。
【覚える】Some V A, others B.=Some V A, others V B.(同じ動詞の省略)。 - 9Had she left five minutes earlier, she would have caught the train.(太字の Had の働きは?)
答えc if を省略した倒置の had
訳もし彼女があと5分早く出ていたら、その電車に間に合っただろう。
解説文末に ? がなく、カンマの後に would have p.p. が来る→If she had left の if を省いた倒置の had。本動詞「持っていた」では left と合わない。疑問文ではない。過去完了の主節は she would have caught の側。
【覚える】文頭の Had/Were/Should+S, S would 〜=仮定法の倒置。 - 10Living in a big city has both advantages and disadvantages.(太字の Living の働きは?)
答えa 動名詞で、Living 〜 city が主語
訳大都市に住むことには、長所も短所もある。
解説Living in a big city の直後にカンマなしで has が続くので、-ing 〜 全体が主語(大都市に住むこと)=動名詞。分詞構文なら後ろにカンマと別の主語が来る。名詞を修飾する現在分詞なら前後に名詞が要る。進行形なら be 動詞が要る。
【覚える】-ing 〜+V(カンマなし)=動名詞の主語。
Ⅱ 英文の意味として最も適切なものを選べ
- 11She was not so much tired as bored.
答えc 彼女は疲れていたというより退屈していた
解説not so much A as B は「A というよりむしろ B」で、主張は後ろの B(退屈)。as を比較の「〜ほど」と読むと「退屈するほど疲れてはいなかった」という誤答になる。「疲れてもいたし退屈もしていた」「どちらでもなかった」は so much 〜 as の構文を読めていない。
【覚える】not so much A as B=B rather than A=A というより B。 - 12He said he would finish the report by Friday, and so he did.
答えb 彼は実際に金曜までに報告書を仕上げた
解説so+S+V は「実際にそうした(前の発言どおり)」。and so he did=そして実際に仕上げた。so+V+S(so did he)なら「彼もまた」で、「彼も仕上げた」はその誤読。「仕上げなかった」は逆。「だから金曜まで書いた」は so を「だから」と取った誤り。
【覚える】So he did.=実際そうした/So did he.=彼もそうした。 - 13Tom didn't marry Lisa because she was rich, but because he truly loved her.
答えd トムがリサと結婚したのは、金持ちだからではなく本当に愛していたからだ
解説not が because 節まで打ち消す読み。後ろの but because が決め手で、「金持ちだから結婚した、のではなく、愛していたから結婚した」。「金持ちだったので結婚しなかった」と読むと but because とつながらない。「結婚しなかった」「愛していなかった」も誤り。
【覚える】not 〜 because A but because B=A だからではなく B だから〜する。 - 14The more you practice, the less nervous you will feel.
答えb 練習すればするほど、緊張しなくなる
解説The 比較級, the 比較級 で「〜すればするほど…」。後半が the less+形容詞なので「それだけ〜でなくなる」=緊張しなくなる。less を見落とすと「緊張する」と意味が逆になる。「練習しないほうが」「少し練習すれば」は構文を読めていない。
【覚える】the less 形容詞=ますます〜でなくなる。 - 15The price of this laptop is three times that of my old one.
答えc このパソコンの値段は、私の古いパソコンの3倍だ
解説that は the price の代わりで、that of my old one=私の古いパソコンの値段。比べているのは値段と値段。「3倍の性能」は比べる物のずらし。「3回値上がり」は times を回数と誤読。「古いのを買った時の3倍」は時点の比較にすりかえている。
【覚える】X times that of A=A の〜の X 倍(that=前の単数名詞)。 - 16This medicine is more effective than is generally thought.
答えd この薬は一般に考えられているより効き目がある
解説than+is+p.p. の than は主語の働きをする(関係代名詞的な than)。than is generally thought=一般に考えられているより。「効き目があると考えられている」は比較を無視、「一般的な考えと同じ」は more を無視、「効き目がないと考えられている」は than 以下を独立した文として誤読。
【覚える】比較級+than is thought/expected=思われているより〜。 - 17Everyone trusts her. She is the last person to tell a lie.
答えd 彼女はうそをつくような人では決してない
訳誰もが彼女を信頼している。彼女はうそをつくような人では決してない。
解説the last person to V は「最も〜しそうにない人」。「うそをつく人を並べたら最後に来る」→決してうそをつかない。前文 Everyone trusts her と合う。「最後にうそをついた人」「ついにうそをついた」は文字どおりの読みで文脈に合わず、「最後の機会を逃した」は構文の誤解。
【覚える】the last person to V=決して V しない人。 - 18While in college, he worked part-time at a bookstore.
答えb 大学にいる間、彼は書店でアルバイトをしていた
解説While (he was) in college の he was が省略された形。接続詞の直後に前置詞句が来たら S+be の省略を補う。対比の「一方で」と読む根拠はない。「大学の中にある書店」は in college を bookstore にかけた誤読。「大学に入るまで」は while を until と取り違え。
【覚える】While in 〜=While S was in 〜(〜にいる間)。
Ⅲ 太字の語と同じ用法のものを1つ選べ
- 19As she grew older, she became more independent.
答えa As we went up the mountain, the air grew colder.
訳彼女は年を取るにつれて、自立心が強くなった。
解説grow older(変化の動詞+比較級)なので比例の as「〜するにつれて」。As we went up the mountain, the air grew colder も went up と grew colder が同時進行で比例。As it was Sunday は理由、Do as you are told は様態「〜のように」、As a child は前置詞「〜のころ」。
【覚える】As S 比較級/変化の動詞=〜するにつれて。 - 20I wonder if it will snow tomorrow.
答えc Ask him if he can come to the party.
訳明日は雪が降るだろうか。
解説wonder・ask の目的語になる if 節は名詞節「〜かどうか」で、未来なら will も使える。Ask him if he can come が同じ用法。If it snows tomorrow・If I were you・if it rains はいずれも条件・仮定の副詞節「もし〜なら」。
【覚える】wonder/ask/know if 〜=〜かどうか(名詞節)。 - 21The news that our team had won spread quickly.
答えb There is little hope that he will recover.
訳私たちのチームが勝ったという知らせは、すぐに広まった。
解説問題文は同格の that(後ろが完全な文)。There is little hope that he will recover も後ろが完全な文で同格(回復するという望み)。The book that I bought・the house that my grandfather built は目的語が欠ける関係代名詞。It was in Kyoto that は強調構文。
【覚える】hope/news/fact/idea+that+完全な文=同格。 - 22Since you are busy, I'll call back later.
答えd Since the store was closed, we went to another one.
訳お忙しいようですので、後でかけ直します。
解説問題文の since は理由「〜なので」(主節が未来の will)。Since the store was closed, we went to another one も理由。It has been ten years since・has lived here since・haven't seen him since は起点「〜以来」で、主節が完了形や It has been 〜 since の形。主節の時制が識別の手がかり。
【覚える】since+完了形の主節=〜以来/それ以外=〜なので。 - 23While I respect his opinion, I can't agree with it.
答えa While I admit the plan has merits, I still think it is too expensive.
訳彼の意見は尊重するが、賛成はできない。
解説問題文の while は譲歩「〜だけれども」(認める→でも)。While I admit the plan has merits, I still think 〜 も admit と still で同じ流れ。wait here while I get the car・fell asleep while watching TV・Strike while the iron is hot は時「〜する間」。
【覚える】While I admit/respect 〜, I …=〜は認めるが…(譲歩の while)。
Ⅳ 次の英文を自然な日本語に訳せ
- 24The idea that hard work always pays off is not necessarily true.
答え努力は必ず報われるという考えは、必ずしも正しいとは限らない。
解説採点ポイント。①同格の that で「〜という考え」。②主語は The idea 〜 pays off まで、述語は is。③not necessarily は部分否定「必ずしも〜とは限らない」。pay off=報われる。
別解:一生懸命やれば必ず報われるという考えは、いつも正しいわけではない。
【覚える】The idea that S V is not necessarily true.=〜という考えは必ずしも正しくない。 - 25On the shelf above the desk stood a row of old dictionaries.
答え机の上の棚には、古い辞書が一列に並んでいた。
解説採点ポイント。①場所の副詞句+V+S の倒置で、主語は a row of old dictionaries。②the shelf を主語にしない。③stood は「置かれていた・並んでいた」と自然に。a row of=一列の。
別解:机の上の棚に、古い辞書がずらりと並んでいた。
【覚える】On 〜 stood S=〜には S が立っていた/置かれていた。 - 26It is not what you say but how you say it that matters.
答え大切なのは、何を言うかではなく、どう言うかだ。
解説採点ポイント。①It is 〜 that の強調構文を「〜なのは…だ」と訳し、It を「それ」としない。②not A but B=A ではなく B。③what you say=何を言うか、how you say it=どう言うか。matter=重要である。
別解:重要なのは言う内容ではなく、その言い方だ。
【覚える】It is not A but B that matters.=大事なのは A ではなく B だ。 - 27The book, it seems, was written by a high school student.
答えその本は、どうやら高校生によって書かれたらしい。
解説採点ポイント。①, it seems, は挿入で「どうやら〜らしい」と文全体にかける。②主語 The book と述語 was written をつなげて読む。「高校生が書いたらしい」と能動にしても可。
別解:どうやらその本は高校生が書いたものらしい。
【覚える】S, it seems, V=どうやら S は V らしい(=It seems that S V)。 - 28So quietly did she enter the room that nobody noticed her.
答え彼女はとても静かに部屋に入ったので、誰も気づかなかった。
解説採点ポイント。①So+副詞+did S V that 〜 は so 〜 that の倒置で「とても〜なので…」。②So を「だから」と訳さない。③nobody noticed her=誰も彼女に気づかなかった。
別解:彼女があまりにそっと部屋に入ってきたので、誰も気づかなかった。
【覚える】So 副詞 did S V that 〜=S があまりに〜に V したので…。 - 29He works hard so that his children can go to college.
答え彼は子どもたちが大学に行けるように、懸命に働いている。
解説採点ポイント。①カンマのない so that S can は「〜できるように」(目的)。②「懸命に働くので大学に行ける」と結果で訳すと減点(結果の so that はふつうカンマ付き)。③go to college=大学に進学する。
別解:子どもを大学に行かせるために、彼は一生懸命働いている。
【覚える】, so that=その結果/so that(カンマなし)+can=〜できるように。
読み間違える構文30(A4 3枚)