CHECK TEST
遠回し・丁寧表現の「本音」BEST40確認問題集
遠回し・丁寧表現の本音の確認問題27問。言葉と本音のずれを、直後のセリフから見抜く。表で解いて、裏で答え合わせ。
Ⅰ 会話の空所に入る最も適切なものを選べ
- 1A: Your report has a lot of typos. You want to proofread it before you send it to the client.
答えb might
訳A:君のレポートは誤字がたくさんあるね。お客さんに送る前に見直したほうがいいかもしれないよ。
解説You might want to 〜 は「〜したほうがいいかもね」という控えめな助言・指示で、本音は「直してから送って」。had better(〜しないとまずい)は強い忠告で、目上や仕事相手には角が立つうえ、had better want という形も不自然。would rather(むしろ〜したい)は自分の好み、used to(以前は〜した)は過去の習慣で、助言にならない。
【覚える】You might want to 〜=〜したほうがいいかも(やわらかい指示)。 - 2A: Could you help me move the piano this afternoon?
B: I'm a bit up at the moment. Maybe tomorrow?答えa tied
訳A:今日の午後、ピアノを動かすのを手伝ってもらえる?
B:今ちょっと手が離せなくて。明日でもいい?解説tied up は「しばられて」→「手が離せない・忙しい」で、本音は「今は無理」。後ろの Maybe tomorrow?(明日はどう?)と別の日を提案しているのが根拠。given up(あきらめた)、made up(作り上げた・仲直りした)、brought up(育てられた)は be a bit up の形で忙しさを表さない。
【覚える】I'm tied up.=手が離せない/I'm swamped.=忙殺されている。 - 3A: I'm thinking of quitting school to become a YouTuber.
B: Hmm, I'd think about that.答えc twice
訳A:YouTuberになるために学校をやめようと思っているんだ。
B:うーん、私ならよく考え直すけどな。解説think twice で「よく考え直す」。I'd think twice about that. は「私ならよく考えるけど」→「やめたほうがいい」という遠回しな反対。double・two times・second は think と組んで決まった言い方にならない(have second thoughts なら「考え直す」)。仮定法の I'd が言い方をやわらげている。
【覚える】I'd think twice about it.=やめたほうがいいよ(遠回し)。 - 4A: Would you like another cup of tea?
B: I could with one, actually.答えc do
訳A:お茶をもう1杯いかがですか。
B:実は、もう1杯いただけるとありがたいです。解説could do with 〜 は「〜があるとありがたい」。控えめだが本音は「ほしい」で、actually(実は)もそれを裏づける。take・get・make は could with one の形で決まった意味を作らない。I could use 〜(〜がほしい)も同じ意味の口語表現。
【覚える】I could do with 〜=I could use 〜=〜があるとうれしい。 - 5A: Can I borrow your car this weekend?
B: I need it to visit my parents.答えd I'm afraid that might be a little difficult.
訳A:今週末、車を借りてもいい?
B:あいにく、それはちょっと難しいかもしれない。両親に会いに行くのに使うんだ。解説依頼に対する I'm afraid that might be a little difficult. は遠回しな断り(=無理です)。後ろの I need it to visit my parents.(両親に会いに使う)という理由と合う。I wouldn't say no.(ほしいな)と I could do with one.(あるとありがたい)は勧められたときの返事。Sure, help yourself.(どうぞご自由に)は承諾で後ろと矛盾する。
【覚える】That might be a little difficult.=(遠回しに)無理です。 - 6A: How was the hotel?
B: Well, it be better. The room was small and noisy.答えc could
訳A:ホテルはどうだった?
B:うーん、いまひとつだったね。部屋は狭いしうるさかった。解説It could be better. は仮定法で「もっと良くなる余地がある」→「良くなかった・いまひとつ」。後ろの The room was small and noisy.(狭くてうるさい)と合う。must(〜に違いない)、will(〜だろう)は「良くなかった」の意味にならない。need は be better と組むと「よくなる必要がある」となり不自然。
【覚える】It could be better.=いまひとつ/Couldn't be better.=最高。 - 7A: Do you want to come to the concert on Saturday?
B: Thanks for thinking of me, I already have plans.答えb but
訳A:土曜日のコンサートに来ない?
B:誘ってくれてありがとう。でも、もう予定があるんだ。解説Thanks for thinking of me(声をかけてくれてありがとう)は断りの前置きで、後ろに but+断りの理由が来る。so(だから)・because(なぜなら)では「誘ってくれたから予定がある」となり論理が崩れる。and では断りの転換が示せない。
【覚える】Thanks for asking[thinking of me], but 〜=(やんわり断る型)。 - 8A: I was if you could look over my essay before I hand it in.
B: Sure, I'd be happy to.答えd wondering
訳A:提出する前に、私の作文に目を通していただけないかと思いまして。
B:ええ、喜んで。解説I was wondering if 〜 は「〜していただけないかと思いまして」。過去進行形で距離をとる丁寧な依頼。wonder if(〜かしらと思う)と if が組むので wondering。hoping なら if ではなく I was hoping you could 〜 の形。thinking・wanting は if と組んで依頼の形にならない。
【覚える】I was wondering if you could 〜=〜していただけないでしょうか。
Ⅱ 下線部の発言の本音として最も適切なものを選べ
- 9A: Dad, can you buy me a new game for my birthday?
B: We'll see.答えa 今は約束しない(たぶんだめ)
訳A:お父さん、誕生日に新しいゲームを買ってくれる?
B:考えておくよ。解説We'll see.(そのうちわかる)は即答を避ける言い方で、親が子どもに言うと実質「だめ」のことが多い。see を「見る」と取って「一緒に見に行こう」を選ぶのはひっかけ。「必ず買ってあげる」は言い過ぎ、「ゲームをよく知らない」は無関係。
【覚える】We'll see.=考えておく(たぶん無理)。 - 10A: Let's have our class party on a boat!
B: That's an interesting idea. But how much would it cost?答えc すぐには賛成できず、費用が気になる
訳A:クラスのパーティーは船の上でやろうよ!
B:おもしろい考えだね。でも、費用はいくらかかるの?解説That's an interesting idea. は賛成とは限らない。直後の But と費用への質問(how much would it cost?)から、すぐには乗れない懸念があるとわかる。「大賛成」は But と矛盾、「船に興味がある」は interesting を字面で取った誤答、「自分が費用を払う」は逆。
【覚える】That's an interesting idea, but 〜=(やんわり)懸念がある。 - 11A: Can you get me a ticket for the sold-out concert?
B: I'll see what I can do.答えc 約束はできないがやってみる
訳A:売り切れのコンサートのチケット、取ってもらえる?
B:できるだけやってみるよ。解説I'll see what I can do. は「できることをやってみる」→「約束はできない」。sold-out(売り切れ)という状況も「確約できない」を裏づける。「必ず手に入れる」は言い過ぎ、「コンサートを見に行きたい」は see を「見る」と取った誤答、「きっぱり断る」は逆。
【覚える】I'll see what I can do.=やるだけやってみる(保証はしない)。 - 12(デザイナーがポスター案を見せて)A: What do you think?
B: Hmm, it's not quite what I had in mind.答えc 期待していたものと違う
訳(デザイナーがポスター案を見せて)A:いかがですか。
B:うーん、思い描いていたものとはちょっと違うかな。解説not quite は「完全には〜ない」、what I had in mind は「思い描いていたもの」。ぼかしているが本音は「期待外れ」で、Hmm のためらいも合図。「想像以上の出来」は逆、「依頼したことを忘れていた」は in mind の誤読、「自分でも同じものを作った」は無関係。
【覚える】It's not quite what I had in mind.=イメージと違う(遠回しな不満)。 - 13A: Let's start the meeting at ten.
B: Correct me if I'm wrong, but didn't we agree on nine?答えd 相手の間違いを遠回しに指摘している
訳A:会議は10時に始めましょう。
B:間違っていたら言ってほしいんですが、9時で合意しませんでしたっけ?解説Correct me if I'm wrong, but 〜 は「間違っていたら言ってほしいが」という前置き。実際は自信があるときに、相手の間違いを遠回しに指摘する言い方で、ここでは「9時で合意したはず」と言っている。「自分の間違いを認めている」は逆、「訂正の仕方を教えて」は字面の誤答、「会議に出られない」は無関係。
【覚える】Correct me if I'm wrong, but 〜=(遠回しな指摘)。 - 14(図書館からのメール)Just a friendly reminder that your books are due tomorrow.
答えd 本を忘れずに返してほしい
訳(図書館からのメール)念のためお知らせします。お借りの本の返却期限は明日です。
解説Just a friendly reminder that 〜 は「念のためお知らせですが」。やわらかい言い方だが、本音は「期限を守って(忘れずに返して)」。friendly を「友だち」と結びつけて「友だちになりたい」を選ぶのは誤答。「本をプレゼントしたい」「明日は休館」は due(期限の)の読み違い。
【覚える】Just a friendly reminder=念のため(実は催促)/due=期限の。 - 15A: There's some pizza left. Do you want some?
B: I wouldn't say no.答えc 控えめに「ほしい」と言っている
訳A:ピザが少し残ってるよ。食べる?
B:いただこうかな。解説I wouldn't say no.(いらないとは言わない)は「あればうれしい」という控えめな「ほしい」。no という語につられて「はっきり断っている」と取るのが誤答。「どちらでもいいと迷っている」はやや近いが、本音は「ほしい」。「ピザが嫌い」は逆。
【覚える】I wouldn't say no (to 〜).=(控えめに)いただきます。 - 16(ホテルで、隣の部屋の客が)Would you mind keeping it down? It's past midnight.
答えb 静かにしてほしい
訳(ホテルで、隣の部屋の客が)少し静かにしていただけますか。もう真夜中を過ぎていますよ。
解説keep it down は「声・音を抑える」。Would you mind 〜? の丁寧な依頼の形だが、本音は「うるさい、静かにして」。後ろの It's past midnight.(真夜中過ぎだ)が理由。down を「下ろす」と取って「荷物を下ろして」を選ぶのはひっかけ。「気にしないで」は mind の誤読、「早く寝て」は言い過ぎ。
【覚える】keep it down=静かにする/Would you mind -ing?=〜していただけますか。 - 17A: Is the company going to close the Osaka office?
B: I'm not really in a position to say.答えb 立場上、答えられない
訳A:会社は大阪の事務所を閉鎖するんですか。
B:私の立場では、ちょっと申し上げられません。解説in a position to 〜 は「〜できる立場にある」で、I'm not really in a position to say. は「立場上言えない」→本音は「言えない・言いたくない」。position を「場所」と取って「事務所の場所を知らない」を選ぶのが誤答の作り方。「閉めるべきだ」は意見の表明で逆、「初めて聞いた」も違う。
【覚える】I'm not in a position to say.=立場上お答えできません。 - 18A: Driving to Osaka takes forever.
B: Have you considered taking the train?答えb 電車を使うよう勧めている
訳A:大阪まで車で行くと、ものすごく時間がかかるんだよね。
B:電車で行くことは考えてみた?解説Have you considered -ing?(〜することは考えた?)は疑問の形をとった提案で、決定を相手に任せて押しつけを弱めている。本音は「電車にしたら」。「電車に乗ったことがあるか尋ねている」は字面の誤答、「電車は遅い」は逆、「運転を代わる」は無関係。takes forever=ものすごく時間がかかる。
【覚える】Have you considered -ing?=〜してみたら?(控えめな提案)。 - 19A: What time does the meeting start?
B: As I mentioned before, it starts at nine.答えd 前にも伝えたことだと念を押している
訳A:会議は何時に始まるの?
B:前にも言ったとおり、9時に始まるよ。解説As I mentioned before は「前にも言ったように」と情報をくり返す前置きで、「前に言ったよね」と軽いいらだちがにじむこともある。「初めて時間を伝えている」は before と矛盾、「会議の時間を変更した」は書かれていない、「時間をよく覚えていない」は逆。
【覚える】As I mentioned before=前述のとおり(くり返しの念押し)。
Ⅲ 下線部のうち誤りを含むものを1つ選べ
- 20You might want to(A) checking(B) the spelling before(C) you hand(D) it in.
答えb (B)
訳提出する前に、つづりを確認したほうがいいかもしれないよ。
解説want to の後は動詞の原形なので、checking を check に直す。to は不定詞の to で、前置詞ではない。before(〜する前に)の後は未来のことでも現在形(hand)でよい。hand it in(それを提出する)の語順も正しい。
【覚える】You might want to+原形=〜したほうがいいかも。 - 21I'm afraid(A) of(B) I can't make(C) it to(D) the party.
答えb (B)
訳残念ながら、パーティーには行けそうにありません。
解説I'm afraid+文 は「残念ながら〜」なので、of は不要。of を取り除いて I'm afraid I can't 〜 とする。be afraid of 〜(〜がこわい)と混同させる問題。make it to 〜(〜に行ける・間に合う)は正しい。
【覚える】I'm afraid (that) S V=残念ながら〜/be afraid of+名詞=〜がこわい。 - 22Would you be(A) so kind(B) to(C) close(D) the door?
答えc (C)
訳ドアを閉めていただけませんか。
解説be so kind as to do は「親切にも〜する」で、as が必要。to を as to に直す(Would you be so kind as to close the door?)。非常に丁寧な依頼だが、いらだちを込めた皮肉にもなる。be kind enough to do も同じ意味で、こちらは as が不要。
【覚える】be so kind as to V=be kind enough to V=親切にも〜する。
Ⅳ 日本語に合うように( )内の語句を並べかえよ
- 23私があなたなら謝るね。( I / I'd / if / were / you ), apologize.
答えIf I were you, I'd apologize.
解説模範解答は If I were you, I'd apologize.。仮定法過去で「私なら」と言い、「謝りなさい」という命令を弱めている。主語が I でも were を使う点、if 節を前に置いてコンマで区切る語順が採点ポイント。別解:I'd apologize if I were you.(与えられた語順では文頭に if 節)。
【覚える】If I were you, I'd 〜=私なら〜する(やわらかい助言)。 - 24ここだけの話にしてもらえるとありがたい。I'd ( appreciate / if / it / kept / you ) this between us.
答えI'd appreciate it if you kept this between us.
解説模範解答は I'd appreciate it if you kept this between us.。I'd appreciate it if 〜(〜してもらえるとありがたい)で、it を忘れないことが採点ポイント。kept は仮定法過去で控えめにしている。keep A between us=Aをここだけの話にする。
【覚える】I'd appreciate it if you could 〜=〜していただけるとありがたい。 - 25これを手伝ってもらえないかと思って。I was ( could / help / hoping / me / you ) with this.
答えI was hoping you could help me with this.
解説模範解答は I was hoping you could help me with this.。I was hoping は I hope より控えめで、過去進行形と could の2つで距離をとって丁寧にしている。help+人+with+物(人の〜を手伝う)の語順も採点ポイント。
【覚える】I was hoping you could 〜=〜していただけたらと思って。 - 26少し静かにしていただけますか。Would you ( down / it / keeping / mind )?
答えWould you mind keeping it down?
解説模範解答は Would you mind keeping it down?。mind の後は動名詞(keeping)で、keep it down(声・音を抑える)の it の位置(keeping it down)が採点ポイント。keeping down it は誤り(代名詞は動詞と副詞の間)。
【覚える】keep it down=静かにする(代名詞は間に入れる)。 - 27文句じゃないけど、部屋が少し寒い。( but / complain / not / to ), the room is a bit cold.
答えNot to complain, but the room is a bit cold.
解説模範解答は Not to complain, but the room is a bit cold.。Not to 〜, but は「〜するつもりはないが」という前置きで、前置きとは裏腹に本音は文句。I don't mean to be rude, but と同じ型。Not の位置(不定詞の前)が採点ポイント。
【覚える】Not to complain, but 〜=文句じゃないけど〜(実は文句)。
遠回し・丁寧表現の「本音」BEST40(A4 2枚)